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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligenceインストレーション・ガイド
11g リリース1 (11.1.1)
B63027-05
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Oracle BIインストールの新機能

この序章では、Oracle Business Intelligence Enterprise Edition 11g リリース1 (11.1.1)におけるインストール機能の変更点について説明します。

以前のリリースからOracle BI EEにアップグレードする場合は、機能、ツールおよび手順が大幅に異なる場合があるので、次の情報をよくお読みください。Oracle BI EE 11gへのアップグレードの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionアップグレード・ガイドを参照してください。

ここでは、次のトピックについて説明します。

Oracle Business Intelligence 11gリリース1(11.1.1.9)の新機能

この項では、Oracle BI EE 11g リリース1 (11.1.1.9.0)の新機能を説明します。含まれる内容は、次のとおりです。

Oracle BI Mobileアプリケーション・デザイナのインストール

Oracle BI Mobileアプリケーション・デザイナは、使いやすく能力の高いデザイン・スタジオで、これを使用すると、目的に特化したあらゆるモバイル・デバイスで実行可能なアプリケーションを作成できます。新たに11.1.1.9 BIをインストールすると、Oracle BI Mobileアプリケーション・デザイナがOracle BI EEコンポーネントとともに自動的にインストールされます。Oracle BI Mobileアプリケーション・デザイナの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Mobileアプリケーション・デザイナ・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

データ・ソースとしてのHyperion Planningへのアクセス

Oracle BI EEは、Hyperion Planningをデータ・ソースとしてサポートしています。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionメタデータ・リポジトリ作成者ガイド』のHyperion Planningのデータ・ソースからのメタデータのインポートに関する項目を参照してください。

Oracle Business Intelligence 11g リリース1(11.1.1.7)の新機能

この項では、Oracle BI EE 11g リリース 1 (11.1.1.7)の新機能を説明します。含まれる内容は、次のとおりです。

Oracle Business Intelligenceインストール時のOracle Essbase Suiteの構成

Oracle Essbaseデータベースの多次元分析機能を使用すると、カスタム分析アプリケーションや企業パフォーマンス管理アプリケーションを短時間で開発できます。このリリースでは、Oracle Business Intelligenceのインストール時に、Oracle Essbaseデータベースとそれに関連するツールを構成するように選択できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド』の「第27章 Oracle Business IntelligenceでのOracle Essbaseおよび関連コンポーネントの使用について」を参照してください。

BIコンポーザのインストール

11.1.1.7 BIを新規にインストールする場合は、BIコンポーザのインストールおよび構成が自動的に行われます。詳細は、第5.3項「Oracle BI EEのBIコンポーザのインストールと構成」を参照してください。


注意:

以前の11gリリースからOracle Business Intelligence 11.1.1.7にアップグレードする場合は、『Oracle Fusion Middlewareパッチ適用ガイド』のOracle Business Intelligenceのコンポーザ機能の有効化に関する項を参照してください。

Oracle Business Intelligence 11g リリース1(11.1.1.6)の新機能

この項では、Oracle BI EE 11g リリース 1 (11.1.1.6)の新機能を説明します。内容は次のとおりです。

11.1.1.6.2の新機能

Oracle BI EE 11g リリース1 (11.1.1.6.2)の新しいインストール機能は次のとおりです。

スクリプトを使用したBIコンポーザのインストール

11.1.1.6.2パッチの適用後、スクリプトを使用してBIコンポーザをインストールします。この手順は、以前は手動で実行していた一連の手順にかわるものです。詳細は、第5.3項「Oracle BI EEのBIコンポーザのインストールと構成」を参照してください。


注意:

以前にBIコンポーザをインストールおよび構成し、その後11.1.1.6.2パッチを適用している場合は、同じスクリプトを実行してBIコンポーザを再構成する必要があります。

11.1.1.6.0の新機能

Oracle BI EE 11g リリース1 (11.1.1.6.0)の新しいインストール機能は次のとおりです。

スタンドアロンのインストーラにカタログ・マネージャ・クライアント・ツールが含まれる

Oracle Business Intelligenceクライアント・ツール(以前はOracle Business Intelligence管理ツールおよびジョブ・マネージャのみが含まれていた)用の独立したスタンドアロンのインストーラにより、Oracle Business Intelligenceカタログ・マネージャ(オンライン・モードのみ)もインストールされるようになりました。Oracle Business Intelligenceクライアント・ツールのインストーラは、UNIXオペレーティング・システムを実行するコンピュータあるいは32ビットまたは64ビットのWindowsオペレーティング・システムを実行するコンピュータにOracle Business Intelligenceをインストールし、さらに別のコンピュータでこのクライアント・ツールを使用する組織向けに提供されています。このインストーラを使用することで、Oracle Business Intelligenceクライアント・ツールのインストール、アンインストールおよび構成を大幅に簡素化できます。これは、32ビットまたは64ビットのWindowsオペレーティング・システムを実行するコンピュータでのみサポートされています。

BIコンポーザの手動インストール

Oracle WebLogic ServerドメインをBIコンポーザのランタイム実装共有ライブラリを含むように拡張し、Oracle BIプレゼンテーション・サービス構成ファイルを構成することにより、BIコンポーザをインストールする機能。詳細は、第5.3項「Oracle BI EEのBIコンポーザのインストールと構成」を参照してください。

Oracle Business Intelligence 11g リリース1(11.1.1.5)の新機能

この項では、Oracle BI EE 11g リリース 1 (11.1.1.5)の新機能を説明します。内容は次のとおりです。

11.1.1.5.0の新機能

Oracle BI EE 11g リリース1 (11.1.1.5.0)の新しいインストール機能は次のとおりです。

ソフトウェア更新のインストール

Oracle Business Intelligenceをインストールする過程で、Oracle Business Intelligence 11g インストーラのソフトウェア更新をインストールする機能。ここでは、My Oracle Supportアカウントがある場合にそこから更新をダウンロードしてインストールするオプション、事前にローカル・ディレクトリにダウンロードした更新をインストールするオプションまたはソフトウェアの更新をまとめてスキップするオプションを選択できます。

簡易インストール・タイプの主な最適化

簡易インストール・タイプでは、ノード・マネージャと管理対象サーバーを除くすべてのアーキテクチャ・コンポーネントがインストールされます。さらに、普通は管理対象サーバーでホストして実行するコンポーネントを、かわりに管理サーバーでホストして実行します。これらの最適化は、メモリーのフットプリントとOracle Business Intelligenceの複雑さを低減するものであり、特にデモンストレーション、評価および概念実証のユース・ケースを対象としています。

Oracle Business Intelligenceクライアント・ツール(管理ツールおよびジョブ・マネージャ)用の独立したスタンドアロンのインストーラ

Oracle Business Intelligenceクライアント・ツールのインストーラは、UNIXオペレーティング・システムを実行するコンピュータあるいは32ビットまたは64ビットのWindowsオペレーティング・システムを実行するコンピュータにOracle Business Intelligenceをインストールし、さらに別のコンピュータでこのクライアント・ツールを使用する組織向けに提供されています。このインストーラを使用することで、Oracle Business Intelligenceクライアント・ツールのインストール、アンインストールおよび構成を大幅に簡素化できます。クライアント・ツールは、32ビットまたは64ビットのWindowsオペレーティング・システムで動作し、すべてのプラットフォーム上のインストールから使用できます。

既存のMetadata Services (MDS)スキーマのサポート

MDSスキーマは、Oracle Fusion Middleware製品向けおよびOracle Business Intelligenceなどのコンポーネント向けに統合メタデータ・ストアを提供します。既存のMDSスキーマ(つまり、すでに作成済のもの)のインスタンスにOracle Business Intelligenceのインストールを統合できます。これには、Oracle Business Intelligenceのインストール環境を、Business Intelligence Platform (BIPLATFORM)スキーマのインスタンスから物理的および論理的に独立したMDSスキーマ・インスタンスに統合することも含まれます。このMDSスキーマは、Oracle Business Intelligenceで必要となるもう一方のスキーマです。

Oracle Business Intelligence 11g リリース1(11.1.1.3)の新機能

この項では、Oracle BI EE 11g リリース 1 (11.1.1.3)の新機能を説明します。内容は次のとおりです。

11.1.1.3.0の新機能

Oracle BI EE 11g リリース1 (11.1.1.3.0)の新しいインストール機能は次のとおりです。

インストールのタスクでOracle Business Intelligence 11g インストーラを使用

Oracle Business Intelligence 11g インストーラは、これまでのバージョンのOracle Business Intelligenceで使用されていたインストーラにかわるものです。第1章「インストールの概要」を参照してください。Oracle Business Intelligence 11g インストーラには、インストール画面ごとにオンライン・ヘルプが用意されています。

Oracle Business Intelligence 11g インストーラを使用してすべてのOracle Business Intelligence製品をシームレスにインストールおよび構成

Oracle Business Intelligence 11g インストーラを使用して、Oracle BI EE、Oracle Real-Time Decisions、Oracle BI PublisherなどのすべてのOracle Business Intelligence製品をシームレスにインストールして構成できます。

Oracle Business Intelligence 11g インストーラは柔軟性を提供

Oracle Business Intelligence 11g インストーラには、ソフトウェアのインストールと構成の手順を1つのプロセスで実行できるほか、それぞれの手順を個別のプロセスで実行することもできる柔軟性があります。

Oracle WebLogic ServerはOracle Application ServerおよびOracle Containers for Java (OC4J)にかわるもの

Oracle WebLogic Serverは、以前のリリースのOracle Business Intelligenceで使用されていたOracle Application ServerとOracle Containers for Java (OC4J)にかわるものです。WebLogic ServerもJavaコンポーネントを扱い、以前のリリースのOracle Business Intelligenceがこれまで提供していた管理サービスの多くを提供します。

Oracle Business Intelligenceでは新しいコマンドライン・ユーティリティを使用

以前のリリースから引き続き用意されているOracle Business Intelligenceコマンドライン・ユーティリティのほか、このリリースでは次のコマンドライン・ユーティリティを使用できます。

  • Oracle WebLogic Serverドメインを管理するためのOracle WebLogic Serverスクリプト・ツール(WLST)。

  • Oracle Process Manager and Notification Server用のOPMNコマンドとopmnctlコマンド。

    これらのコマンドライン・ツールの詳細は、Oracle Fusion Middleware管理者ガイドのコマンドライン・ツールを使用するためのスタート・ガイドに関する項を参照してください。

Oracle Business Intelligenceの新概念

Oracle Business Intelligence 11g リリース1には、新しい概念が多数あるほか、10g リリースから意味付けが変更された概念もあります。これらの概念の詳細は、Oracle Fusion Middleware管理者ガイドのOracle Fusion Middlewareの概念の理解に関する項を参照してください。また、Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイドなどの他のOracle Business Intelligenceガイドにある用語に関する項も参考になります。

他のガイド内の関連トピック

このほかにも、Oracle Business Intelligenceのインストールとアップグレードを実行するユーザーにとって関心のあるトピックがあります。これらのトピックは他のガイドで扱っているものなので、詳細の参照先のトピックとタイトル別に次に示します。

  • Oracle Business Intelligenceの管理

    • Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド

  • データ・ウェアハウスまたは他のデータ・センターの設定

    • Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionメタデータ・リポジトリ作成者ガイド

    • 『Oracle Fusion Middleware Repository Creation Utilityユーザーズ・ガイド』

  • ネットワーク全体またはエンタープライズ全体にわたるデプロイメント

    • Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligenceエンタープライズ・デプロイメント・ガイド

  • Oracle Business Intelligence 11gへのアップグレード

    • Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionアップグレード・ガイド

  • アプリケーションのデプロイメント

    • Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Edition開発者ガイド