Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer管理者ガイド 11gリリース1 (11.1.1) E51906-01 |
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作成する階層のタイプを選択するには、このダイアログを使用します。たとえば、Discovererエンド・ユーザーが時間単位データにドリルできるようにする場合は、日付階層を選択します。
詳細は、次の項目を参照してください。
作成する階層を選択してください。
アイテム階層
このオプションを使用して、アイテム階層タイプを選択します。
日付階層
このオプションを使用して、日付階層タイプを選択します。
注意
作成する階層の関係は、データベースではなく、ビジネスエリアで定義されます。
アイテム階層は、ユーザーが異なるレベルの詳細情報にドリルアップおよびドリルダウンできるように、指定した順序で複数のアイテムを結合するために使用されます。たとえば、「国」、「地域」、「地区」、「店舗」という列を結合して、所在地に基づく販売階層を作成できます。高位のアイテム(たとえば、国は地域より高位)は、下位アイテムのスーパーセットになります。この販売階層が作成されると、ユーザーは国別の販売状況を表示するワークシートを作成でき、また個々の国についての地域的な詳細や店舗レベルまでドリルダウンできます。
日付階層を使用すると、ユーザーはどの時間単位からでもデータ・アイテムにドリルアップまたはドリルダウンできます。たとえば、ユーザーは年単位で販売データを表示でき、四半期単位に、さらに月単位にドリルダウンできます。日付階層は、アイテム階層と異なり、年、四半期、月、週、日、時間、分、秒の継承構造を持ちます。したがって、Discoverer Administratorはあらかじめ作成されている日付テンプレートを使用して、日付階層の一般的なフォーマットを数多く定義します。さらに、カスタマイズされた日付階層も作成できます。