Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer管理者ガイド 11gリリース1 (11.1.1) E51906-01 |
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ビジネスエリア内で新規条件を作成、または条件を編集するには、このダイアログを使用します。
このダイアログは、次のように表示されることもあります。
詳細は、次の項目を参照してください。
単純な条件には、通常1つのフィルタ基準が含まれています。たとえば、次のような場合です。
Discovererエンド・ユーザーが2001年のデータにのみアクセスできるように制限する場合は、Year = 2001という必須条件を作成します。Discovererエンド・ユーザーがワークブックにアクセスした場合、2001年のデータが常に表示されます。
Discovererエンド・ユーザーが異なる四半期のデータも容易に表示できるようにするには、次のようにオプション条件を作成します。
Quarter = Q1
Quarter = Q2
Quarter = Q3
Quarter = Q4
Discovererエンド・ユーザーはワークブックにアクセスしたときに、これらの条件を適用して、特定の四半期のデータを入手できます。
名前
このフィールドを使用して、新規条件の名前を入力します。
名前の自動生成
このチェック・ボックスを選択して、Discovererで名前を生成します。
この条件の名前を入力するには、このチェック・ボックスを選択解除します。
説明
このフィールドを使用して、条件の追加情報を入力します。この説明は、ワークエリアおよびDiscoverer Plusでこの条件を選択したときに表示されます。条件の作成者とユーザーの両方に対して役立つ説明を入力します。
保存場所
このフィールドには、条件を格納するフォルダの名前が表示されます。これは「挿入」→「条件」を選択した際に選択した場所です。
タイプ
このドロップダウン・リストを使用して、条件タイプを選択します。
必須: 必須条件は、条件を含むフォルダからのアイテムを1つ以上含むワークシートに常に適用されます。Discoverer Plusユーザーは、必須条件について通知されません。また、必須条件はオフにできません。
オプション: オプション条件は、Discoverer Plusユーザーにより必要に応じてオンまたはオフにできます。
計算式
このフィールドを使用して、使用するフィルタ基準を指定します。
アイテム
このドロップダウン・リストを使用して、データのフィルタ処理に使用するアイテムを選択します。たとえば、特定の年のデータを表示するには、「年」を選択します。
条件
このドロップダウン・リストを使用して、アイテムとデータの照合方法を選択します。たとえば、特定の数値よりも大きいアイテム値という条件でデータをフィルタ処理するには、より大きい記号(>)を選択します。
値
このフィールドを使用して、照合対象のデータを定義します。たとえば、2001年度のデータのみを表示するには、ここに「2001」と入力します。
アイテムの値リストを作成している場合は、これらのアイテムがドロップダウン・リストに表示されます。
また、ドロップダウン・リストをクリックして、次のようにも照合できます。
「値の選択」をクリックして「値」ダイアログを表示します。
条件で使用する、1つ以上の値を選択します。
「計算の作成」をクリックして「新規アイテム」ダイアログを表示します。
条件で使用する、計算定義アイテムを作成します。
「アイテムの選択」オプションを使用して「アイテム」ダイアログを表示します。
条件で使用するアイテムを選択します。
注意: このフィールドには、最大254個の値を入力できます。条件に254個を超える値を入力する必要がある場合は、「詳細」をクリックし、「OR」オプションを使用して、超過した値の新規条件文の行を追加します。
大文字小文字の区別
このチェック・ボックスを使用して、大文字と小文字のテキスト・データを厳密に照合します。このチェック・ボックスを選択した場合、「New York」という照合値からは「new york」というデータは戻されません。
詳細
複数のフィルタ基準を作成するときは、このボタンを使用します。これにより、詳細条件を作成する追加のフィールドおよびボタンが表示されます(「「新規条件」ダイアログ(詳細設定)」を参照)。