Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer管理者ガイド 11gリリース1 (11.1.1) E51906-01 |
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指定されたユーザーまたはロールのスケジュール・ワークブックの設定を指定するには、このタブを使用します(Oracle Applicationsユーザーではロールは職責で置き換えられています)。たとえば、ユーザーがスケジュールできるワークブックの数の制限や、スケジュール・ワークブックの有効期限を定義します。
詳細は、次の項目を参照してください。
スケジュール制限を表示
このフィールドの隣にある「選択」ボタンを使用して、スケジュール制限を変更する対象となるユーザーまたはロールを検索および選択できる「ユーザー/ロールの選択」ダイアログを表示します。たとえば、jchanを選択し、jchanのスケジュール・ワークブックの設定を表示します。
注意: スケジュール・ワークブック権限を持たないユーザーまたはロールを選択した場合、構成の詳細は使用できません。ユーザーまたはロールにこの権限を与える場合は、「特定の作業を実行するユーザーまたはロール(職責)の指定方法」を参照してください。
すべてのワークブックの結果を格納するテーブルを所有するユーザーを選択します。
このドロップダウン・リストを使用して、スケジュール・ワークブックのテーブルを所有するデータベース・ユーザーのユーザー名を選択します。
<ユーザーはワークブックをスケジュールする必要があるか?>
これらのオプションを使用して、ユーザーにワークブックをスケジュールするように求めるかどうかを指定します。
ユーザーは常にワークブックをスケジュール
Discovererエンド・ユーザーが、必ずスケジュール・ワークブック機能を使用してクエリーを実行するようにする場合は、このオプションを使用します。
ユーザーはワークブックのスケジュールは行わない
エンド・ユーザーがクエリーを実行する場合は、このオプションを使用して、スケジュール・ワークブック機能の使用を自由に選択できるようにします。
設定時間を超えると予測される場合のみスケジュール(HH:MM:SS)
クエリーの実行時間が「時間」フィールドで指定された値を超えると予測される場合は、このオプションを使用して、ユーザーがワークブックをスケジュールできるようにします。入力可能な最大値は23:59:59です。
スケジュール・ワークブック数の上限を設定
このチェック・ボックスを使用して、ユーザーがスケジュールできるワークブックの最大数を指定します。
注意: このオプションを使用すると、DBMS_JOBキューの他のジョブが実行できないほど多くのスケジュール・ワークブックをユーザーが発行しないようにできます。
結果の失効
このチェック・ボックスを使用して、スケジュール・ワークブックの結果の存続時間(日数)を制限します。削除対象の結果は、ユーザーがEULから切断されたときに削除されます。
コミット単位サイズ
このチェック・ボックスを使用して、Discovererによるスケジュール・ワークブックの処理時に、結果テーブルに一度にコミットされる行数を指定します。たとえば、書き込まれる行数が1000行で「コミット単位サイズ」が100の場合は、10回の書込みが行われます。大規模な結果セットでは、「コミット単位サイズ」をデフォルト以上に設定するとサーバー・パフォーマンスが向上します(ただし、「コミット単位サイズ」を1001以上に設定するとほとんど向上しません)。
ワークブックをスケジュールする時間帯を制限
このチェック・ボックスを使用して、ユーザーがワークブックをスケジュールできる時間帯を指定します。これにより、利用者の多い時間帯にワークブックがスケジュールされることを防止できます。