Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer Plusユーザーズ・ガイド 11gリリース1 (11.1.1) E51907-01 |
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この付録の項目は次のとおりです。
Oracle E-Business Suiteは、オラクル社の統合エンタープライズ・リソース・プランニング(ERP)およびカスタマ・リレーションシップ・マネジメント(CRM)ソリューションです。Oracle E-Business Suiteを使用すると、企業は世界規模の経営を一元的に実行できます。詳細は、http://www.oracle.co.jp/apps/index.html
を参照してください。
注意: Oracle ApplicationsモードのEnd User Layersの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer管理者ガイドを参照してください。
Discovererでは、Oracle E-Business Suiteユーザーを対象として次の機能がサポートされています。
Oracle E-Business Suiteのユーザー名、パスワードおよび職責を使用した、Oracle E-Business Suiteデータベースへのアクセス
プライベート接続用に認証済のOracleAS Single Sign-Onユーザーを使用した、OracleAS Single Sign-On対応Oracle Applicationsデータベースへのアクセス
Oracle ApplicationsモードのEULへのアクセス
Oracle E-Business Suiteの複数組織および複数レポート通貨の実装のサポート
注意:
DiscovererをOracle E-Business Suiteの複数組織サポートとともに使用すると、複数組織からのデータを操作できます。Discovererエンド・ユーザーは、アクセス権が付与されている一連の組織からのデータをクエリーして分析できます。接続するEUL内のフォルダは、Oracle Business Viewsに準拠する必要があります(Oracle E-Business Suite 11iで使用可能)。
DiscovererをOracle E-Business Suiteの複数レポート通貨機能とともに使用すると、割り当てられたOracle E-Business SuiteユーザーIDおよび職責に基づいて、データを適切な通貨で操作できます。
DiscovererをOracle E-Business Suiteデータベースとともに使用する方法の詳細は、Discovererマネージャに問い合せてください。
DiscovererをOracle E-Business Suiteユーザーで起動するための前提条件は、次のとおりです。
次のいずれかのバージョンのOracle E-Business Suiteをインストールする必要があります。
リリース10.7 (SmartClientおよびキャラクタ・モード)
リリース11
リリース11i
Oracle ApplicationsモードのEULを作成します(Oracle ApplicationsモードのEULの詳細は、Discovererマネージャに問い合せてください)。
Discovererでは、<索引および値>ドロップダウン・リストを使用して、関連する索引付きアイテムの番号付き(たとえば、(1) January、(2) February)、または番号なし(たとえば、January、February)のいずれかでパラメータ値を表示し、選択できます。索引付きアイテムは、Discovererマネージャが設定し、特定のEULアイテムのクエリー・パフォーマンスを向上させるためにパラメータとして使用されます。
<索引および値>ドロップダウン・リストでは、パラメータ値を索引番号で入力するか、値で入力するかを選択できます。たとえば、パラメータMonthに値Januaryを入力する場合は、次のいずれかの操作を実行できます。
<索引および値>ドロップダウン・リストから「索引」を選択し、Januaryを表す索引番号(たとえば、1)を入力します。
<索引および値>ドロップダウン・リストから「値」を選択し、Januaryを表すテキスト値(たとえば、January)を入力します。
前述のどちらの値を入力しても、ワークシートの結果は同じになります。
DiscovererをOracle E-Business Suiteユーザーとして起動する前に、特定の条件を満たす必要があります(詳細は、「DiscovererをOracle E-Business Suiteで実行するための前提条件」を参照)。
既存の接続を使用してDiscovererをOracle Applicationsモードで起動する手順は、次のとおりです。
Discoverer Plusの接続ページを表示します(詳細は、「Discoverer Plusの接続ページの表示方法」を参照)。
「接続」列の接続名を選択してDiscovererを開始します。
ヒント: 正しいログインを使用していることを確認するには、「詳細」列の「表示」をクリックしてログインに関する詳細情報を表示します。詳細情報を非表示にするには、「非表示」をクリックします。
Discovererが開始され、「ワークブック・ウィザード」: 「ワークブックを作成/開く」ダイアログが表示されます。
注意: 使用しているOracle E-Business Suiteユーザー名に職責が1つのみ割り当てられている場合は、Discovererが開始され、「ワークブック・ウィザード」: 「ワークブックを作成/開く」ダイアログが表示されます。その場合は、手順3をスキップして手順4に進みます。
使用するOracle E-Business Suiteユーザー名に複数の職責が割り当てられている場合は、Discovererの「職責の選択」ダイアログが表示されます。
「次の職責で接続することができます。1つ選択します。」リストから職責を選択し、「OK」をクリックします。
Discovererが開始され、「ワークブック・ウィザード」: 「ワークブックを作成/開く」ダイアログが表示されます。
ワークブック・ウィザードの手順に従って、ワークブックを開くか、新規ワークブックを作成します。
これで、Discovererの強力な分析ツールを使用してデータの分析を開始できます。
注意:
「接続」ページにOracle E-Business Suiteデータベースへの既存の接続が表示されない場合は、接続を作成する必要があります(詳細は、「ログイン情報を作成し、Discoverer接続に保存する方法」を参照)。