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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer EUL Java Command Lineユーザーズ・ガイド
11g リリース1(11.1.1)
E51910-01
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2 Discoverer EUL Command Line for Javaリファレンス

この章では、Discoverer EUL Command Line for Javaのリファレンス情報について詳細に説明します。説明する項目は次のとおりです。

2.1 このマニュアルで使用するコマンド構文表記規則

このマニュアルでは、次のコマンド構文表記規則を使用します。

図2-1 このマニュアルで使用されるコマンド表記規則

周囲のテキストは、図2-1の説明です。

図の要点:


a. Discoverer EUL Command Line for Java実行可能ファイル。
b. コマンド
c. スラッシュ文字(/)で区切られたユーザー名およびパスワードを指定する可変コマンド引数(必須)。
d. データベース名を指定するオプションのコマンド引数。
e. オプションのコマンド修飾子。

2.2 コマンドの構文

Discoverer EUL Command Line for Javaコマンドでは、次の構文を使用します。

java -jar eulbuilder.jar -connect <username>/<password>[@database]
<-command> [-argument(s)] [-modifiers] [-argument(s)]

注意

2.3 Oracle Discoverer EUL Command Line for Javaの使用におけるルール

Discoverer EUL Command Line for Javaを使用する場合、次のルールが適用されます。

2.4 Oracle BI Discoverer EUL Command Line for Javaコマンドで使用するOracle BI Discovererレジストリ変数の設定

Oracle BI Discoverer EUL Command Line for Javaに用意されている一部のコマンドを使用する際には、必要に応じて、次に示す特定のDiscovererレジストリ変数を明示的に設定してください。

コマンド Discovererレジストリ変数
-export
  • ArchiveCacheFlushInterval
  • FormatXMLExportJoinFromMaster

refresh_object
  • DefaultPreserveDisplayPropertyForRefresh
  • EnableTriggers

-import
  • FormatXML
-connect -apps_user
  • AppsFNDNAM
  • AppsGWYUID

-load
  • SetNULLItemHeadingOnBulkLoad
  • MaxNumberJoinPredicates

すべてのコマンド
  • SqlTrace

Windowsプラットフォームでは、Discovererレジストリ変数はWindowsレジストリに格納されます。Linux、SolarisおよびHP-UXプラットフォームでは、Discovererレジストリ変数は.reg_key.dcファイルに保存されます。

これらのDiscovererレジストリ変数を設定するには、次のようにします。

Discovererレジストリ変数(説明、デフォルト値、許容値を含む)の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer管理者ガイド』を参照してください。

2.5 Discoverer EUL Command Line for Javaコマンド・リファレンス

この項では、Discoverer EUL Command Line for Javaの各コマンドのリファレンス情報について詳細に説明します。次の点に注意してください。

この項では、次のコマンドについて説明しています。

2.5.1 -asm

このコマンドは、Discovererの自動サマリー管理機能(ASM)を管理するときに使用します。

情報 詳細
構文
-asm -asm_space <bytes> [modifiers]| 
-asm_space <bytes> 
-asm_tablespace <tablespace name> [modifiers]
修飾子 -asm_space、-asm_tablespace

-log <log file name> [-log_only]

注意: -asm_space、-asm_tablespace修飾子が指定されていない場合、ASMポリシー表領域および領域が使用されます。
java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database 
-asm -asm_space 2182 -asm_tablespace user_data

注意: Discovererの自動サマリー管理機能の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer管理者ガイド』を参照してください。

2.5.2 -cmdfile

このコマンドは、テキスト・ファイルに保存されたDiscoverer EUL Command Line for Javaコマンドを自動的に実行するときに使用します。

情報 詳細
構文
-cmdfile <command file> [modifiers]
修飾子 -character_set_encoding <character set>
注意: コマンド・ファイルを作成するには、標準のテキスト・エディタを使用して、1つ以上のDiscoverer EUL Command Line for Javaコマンドを含むテキスト・ファイルを作成します。テキスト・ファイル内のコマンドを実行するには、コマンド・プロンプトで次のコマンドを入力します。
java -jar eulbuilder.jar -cmdfile <command file>

<command file>を指定するときにディレクトリ・パスの入力を省略すると、デフォルトのDiscoverer EUL Command Line for Javaディレクトリが適用されます。

詳細は、「コマンド・ファイル」を参照してください。

例1: テキスト・ファイルrefresh.txtに保存されているコマンドを実行するには、コマンド・プロンプトで次のコマンドを入力します。
java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database
-cmdfile c:\scripts\refresh.txt

2.5.3 -connect

このコマンドを使用すると、データベース・ユーザー名およびパスワードを指定して、EULに接続できます。

情報 詳細
構文
-connect <username>/<password>[@database][modifiers]
修飾子 -apps_fndnam <foundation name>

-apps_fndnam_password <foundation name password>

-apps_gwyuid <gateway user ID>

-apps_responsibility <responsibility>

-apps_security_group <security group>

-apps_user

-auto_upgrade

-eul <EUL>

-log <log file name> [-log_only]

注意: <database>を使用して指定するデータベースは、次のいずれかである必要があります。
  • システム上のtnsnames.oraファイルに記述されている。

  • <database>文字列内に完全なデータベース詳細(たとえば、アドレス、プロトコル、ポート、SID)が記述されている。

    たとえば、(DESCRIPTION = (ADDRESS_LIST = (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = hostname.organization.com)(PORT = 1523))) (CONNECT_DATA = (SID = VIS)))など。

データベースを指定しなかった場合は、指定したユーザー名のデフォルト・データベースが使用されます。

例1: Oracle Applicationsユーザー名とパスワードを指定する、一般的なOracle Applications接続
java -jar eulbuilder.jar –connect sysapps/sysapps@apps_db
–apps_user apps –apps_responsibility “sysresp1 UK”
-eul AppsEUL

例2: Oracle Applicationsユーザー名とFNDNAMパスワードを指定する、新規のOracle Applications接続

java -jar eulbuilder.jar -connect sysapps/sysapps@apps_db
-apps_user -apps_responsibility sysresp1
-fndnam_password APPS -eul AppsEUL

例3: Oracle Applications以外の接続

java -jar eulbuilder.jar –connect jchan/12345@my_database
-eul eultest

2.5.4 -create_eul

このコマンドは、Discoverer EULを作成するときに使用します。

注意: Oracle ApplicationsモードEULを作成するには、-apps_mode修飾子を使用します。

情報 詳細
構文
-create_eul [modifiers]
修飾子 -apps_grant_details <fnd user/password>

-apps_mode [-apps_grant_details]

-default_tablespace <default tablespace name>

-eul_language <EUL language>

-log <log file name> [-log_only]

-overwrite

-password <password>

-private

-temporary_tablespace <tablespace name>

-user <username>

注意: 新しいEULを所有するユーザー名を指定するには、-userコマンド修飾子を使用します。ユーザー名を指定しないと、現行の接続ユーザー名が新しいEULの所有者になります。

新しいEULの所有者となるユーザーが所有している既存のEULを上書きするには、-overwriteコマンド修飾子を使用します。

新しいEULをプライベートと指定するには、-privateコマンド修飾子を使用します。新しいEULに対するデフォルトの設定はpublicです。

例1: welcomeというパスワードを持つユーザーBobに対してプライベートEULを作成し、既存のEULを上書きして、create.logという名前のファイル内にすべてのログ・エントリを記録するには、次のコマンドを入力します。
java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database
-create_eul -overwrite -user bob -password welcome -private
-log create.log

例2: Oracle ApplicationsモードEULを作成するには、次のコマンドを入力します。

java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database
-create_eul -apps_mode -apps_grant_details apps/apps

例3: EULを作成し、EULテーブルを格納する表領域の詳細を指定するには、次のコマンドを入力します。

java -jar eulbuilder.jar –connect jchan/12345@my_database
-create_eul –user bob –password 3728372 –default_tablespace usr
–temporary_tablespace temp

2.5.5 -delete

このコマンドは、EULからEULオブジェクトを削除するときに使用します。

注意: EUL全体を削除するには、-delete_eulコマンドを使用します。

情報 詳細
構文
-delete <modifiers>
修飾子 -asm_policy <ASM policy>

-business_area <business area>

-business_area_and_contents <business area>

-ba_link <business area>.<folder>

-condition <folder>.<condition>

-folder <folder>

-function <PL/SQL function>

-hierarchy < hierarchy>

-hier_node <hierarchy>.<hierarchy node>

-identifier

-item <folder>.<item>

-item_class <item class>

-join <join name>

-log <log file name> [-log_only]

-summary <summary>

-wildcard

-workbook <workbook>

注意: EULオブジェクトは一度に1つ以上削除できます(次の例を参照してください)。
例1: eul51という名前のEULから「Test BA」および「Final BA」というビジネスエリアを削除し、delba.logログ・ファイルにログを記録するには、次のコマンドを入力します。
java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database
-delete -business_area "Test BA" -business_area "Final BA"
-eul eul51 -log delba.log

例2: eul51という名前のEULから「Sales」フォルダと「Sum1」サマリーを削除し、del.logログ・ファイルに記録するには、次のコマンドを入力します。

java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database
-delete -folder Sales -summary Sum1 -eul eul51 -log del.log

例3: EULから3つのアイテムを削除します。削除するアイテムの識別子をdelete.txtテキスト・ファイルに保存します。-identifierコマンド修飾子を指定すると、EULアイテムはアイテム名ではなく識別子によって指定されます。ログ情報はdelete08082003.logに保存されます。

注意: delete.txtファイルには、次のテキストが保存されています。

-item FII_ACCOUNTS.ACCOUNT_NO

-item FII_ACCOUNTS.BANK

-item FII_ACCOUNTS.LOCATION

次のコマンドを入力します。

java -jar eulbuilder.jar -delete -identifier
-connect jchan/12345@my_database -cmdfile delete.txt
-log delete08082003.log 

2.5.6 -delete_eul

このコマンドは、現行のDiscoverer EULを削除するときに使用します。

注意: EULオブジェクトを個々に選択して削除するには、-deleteコマンドを使用します。

情報 詳細
構文
-delete_eul
修飾子 -log <log file name> [-log_only]
注意: 自分が所有者として登録されているEULのみを削除できます(この場合の所有者とは、-connectコマンドによって指定されたユーザー名を指します)。
例1: EULを削除し、処理詳細をログ・ファイルに記述します。
java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database
-delete_eul -log "c:\my log dir\delete_eul.log"

2.5.7 -export

このコマンドは、EULオブジェクトをDiscovererエクスポート・ファイル(.EEX拡張子を持つファイル)にエクスポートするときに使用します。個々のEULオブジェクト(たとえば、フォルダ、ビジネスエリア、ファンクション)を選択的にエクスポートすることも、(-all修飾子を使用して)EUL全体をエクスポートすることもできます。

情報 詳細
構文
-export <export file> <modifiers>
修飾子 -all

-asm_policy <ASM policy>

-audit_info <audit details>

-business_area <business area>

-business_area_and_contents <business area>

-external_element <name of external XML file>

-folder <folder>

-function <function>

-hierarchy <hierarchy>

-identifier

-item_class <item_class>

-log <log file name> [-log_only]

-summary <summary>

-wildcard

-workbook <workbook> [-xml_workbooks]

注意: <export file>引数には、EULオブジェクトのエクスポート先となるターゲットEEXファイル名を指定します。ディレクトリ・パスを指定しないと、ターゲット・ファイルはデフォルトのDiscovererフォルダに作成されます。ファイルのディレクトリ・パス(たとえば、c:\data\sales.eex)を指定すると、その指定がデフォルトのターゲット・ディレクトリ設定より優先されます。

注意: ディレクトリ・パスは、相対パスではなく、絶対パスで指定する必要があります。

ビジネスエリアとその内容全体をエクスポートするには、-business_area_and_contents修飾子を使用します。ビジネスエリアの定義のみをエクスポートするには、-business_area修飾子を使用します。

-business_area修飾子を使用してビジネスエリアをエクスポートすると、ビジネスエリアの定義と、ビジネスエリア内のフォルダへのリンクのみがエクスポートされます。フォルダとワークブックは、名前で指定した場合にのみエクスポートされます。

EULオブジェクトを指定する場合は、表示名と識別子のいずれを使用してもかまいません。

データ間のリレーションシップを維持するには、リンクされている(または結合された)オブジェクトもエクスポートする必要があります。

exportコマンドで生成されるEULエクスポート・ファイルは、XMLフォーマットです。

例1: eul51という名前のEULから、「Test BA」および「Final BA」という2つのビジネスエリアをexport.eexファイルにエクスポートし、export.logという名前のログ・ファイルにログを記録するには、次のコマンドを入力します。
java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database
-export export.eex -business_area "Test BA"
-business_area "Final BA" -eul eul51 -log export.log

例2: もう1つの例として、4つのアイテムをエクスポートします。export.txtテキスト・ファイルにエクスポートするアイテムの名前を保存します。-identifierコマンド修飾子を指定すると、EULアイテムはアイテム名ではなく識別子によって指定されます。ログ情報はexport07222001.logに保存します。更新情報を保存する場合は、-audit_infoコマンド修飾子も使用します。

注意: コマンド・ファイルexport.txtには、次のテキストが保存されています。

-folder FII_ACCOUNTS

-hierarchy FII_BANK

-hierarchy FII_ACCOUNT_LOCATION

-item_class FII_LOCATION_NAME

次のコマンドを入力します。

java -jar eulbuilder.jar -identifier -export test.eex
-connect jchan/12345@my_database -audit_info
-created_by ORACLE_APPS -set_updated_by ORACLE_APPS
-cmdfile export.txt -log export07222001.log 

2.5.8 -grant_privilege

このコマンドは、指定したアクション(たとえば、ドリルの使用、ワークブックの保存など)に関するDiscoverer権限をデータベース・ユーザーおよびロールに付与するときに使用します。

情報 詳細
構文
-grant_privilege <modifiers>
修飾子 -user <username>

-role <role>

-business_area_access <business area>

-business_area_admin_access <business area>

-workbook_access <workbook>

-privilege <privilege>

-apps_responsibility <responsibility>

-identifier

-log <log file name> [-log_only]

-wildcard

注意: 権限にはadministration、user_edition、format_business_area、create_edit_business_areaなどがあります。使用できる権限の詳細は、「-privilege」を参照してください。

関連項目: -revoke_privilege

例1: ユーザーJOEにcreate_edit_business_area権限を付与する場合は、次のように指定します。
java -jar eulbuilder.jar –connect jchan/12345@my_database
-eul eultest –grant_privilege
–user JOE –privilege create_edit_business_area

例2: ロールUSER_ROLEにワークブックへのアクセス権を付与する場合は、次のように指定します。

java -jar eulbuilder.jar –connect jchan/12345@my_database
-grant_privilege –role USER_ROLE 
–workbook_access jchan.“Workbook one”

注意: EULオブジェクトを指定する場合は、表示名ではなく識別子を使用することをお薦めします。EULオブジェクトの指定に識別子ではなく表示名を使用する場合は、オブジェクトの所有者を指定します。たとえば、jchanで所有されているワークブックを指定するには、“Workbook one”ではなく、jchan.“Workbook one”を使用します。識別子の詳細は、「-identifier」を参照してください。

例3: ユーザーJOEおよびJCHANにすべての管理権限を付与する場合は、次のように指定します。

java -jar eulbuilder.jar –connect jchan/12345@my_database
-grant_privilege –user JOE -user JCHAN
–privilege all_admin_privs

2.5.9 -help

このコマンドを使用すると、Discovererコマンドとその構文および引数のリストが表示されます。

情報 詳細
構文
-help [command name(s)] [-all]
修飾子 <command name(s)>

-all

コマンドの簡潔なリストを表示する場合
java -jar eulbuilder.jar -help

特定のコマンドについての詳細なヘルプを表示する場合

java -jar eulbuilder.jar -help <command name(s)>

注意: 複数のコマンドについてヘルプを表示するには、各コマンドをカンマで区切ります。

すべてのコマンドについて詳細なヘルプを表示する場合

java -jar eulbuilder.jar -help -all

2.5.10 -import

このコマンドは、1つ以上のDiscovererエクスポート・ファイル(EEXファイル)からEULオブジェクトを選択的にインポートするときに使用します。Discovererエクスポート・ファイルは-exportコマンドで作成され、EULオブジェクト(たとえば、フォルダ、ビジネスエリア、ファンクション、またはEUL全体)が格納されています。たとえば、-exportコマンドを使用してビジネスエリアをエクスポートすると、このエクスポートによって作成されたEEXファイルからビジネスエリアをインポートできます。

複数のファイルをインポートする場合、ファイル間の参照はDiscovererにより自動的に解決されます。たとえば、「Emp」フォルダはA.eexファイルに、「Dept」フォルダはB.eexファイルにエクスポートできます。「Emp」と「Dept」を結合した場合、結合情報は両方のファイルに格納されますが、両方のフォルダの情報が格納されているファイルは存在しません。これらのファイルを両方ともインポートすると、2つ目のファイルが処理される時点で結合が再作成されます。

情報 詳細
構文
-import <import file(s)> [modifiers]
修飾子 -auto_refresh

-identifier

-import_rename_mode <rename_new|rename_old|do_not_import|refresh>

-keep_format_properties

-log <log file name> [-log_only]

-preserve_workbook_owner

-auto_gen_name

注意: <import file(s)>引数には、ソースEEXファイルの名前を指定します。必ずファイルのフルパス名(たとえば、c:\data\sales.eex)を指定してください。

注意: EEXファイルのディレクトリ・パスは、相対パスではなく、絶対パスで指定する必要があります。

インポート・ファイル名がスペースを含む場合は、ファイル名を二重引用符("")で囲みます。複数のインポート・ファイル名を指定するには、スペースで区切ります。

例1: 3つのファイル(file1.eex、file2.eex、file3.exx)からEULオブジェクトをインポートするには、次のコマンドを入力します。
java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database -import file1.eex -import file2.eex -import file3.eex 

例2: もう1つの例として、4つのファイルをインポートします。import.txtというテキスト・ファイルにインポートするファイルの名前を保存します。このファイルには-importコマンドも入力します。ログ情報はimport07222003.logに保存されます。

注意: コマンド・ファイルimport.txtには、次のテキストが保存されています。

-import C:\bblock\discover\US\file1.eex

-import C:\bblock\discover\US\file2.eex

-import C:\bblock\discover\US\file3.eex

-import C:\bblock\discover\US\file4.eex

次のコマンドを入力します。

java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database
-eul EUL4_US -apps_user
-apps_responsibility "System Administrator"
-apps_gwyuid applsyspub/pub -apps_fndnam APPS
-apps_security_group Standard -import_rename_mode refresh
-auto_refresh -identifier -cmdfile import.txt
-log import07222003.log 

2.5.11 -load

このコマンドは、データベースからDiscovererビジネスエリアへ、オブジェクトの一括ロードを行うときに使用します。

情報 詳細
構文
-load <business area> [modifiers]
修飾子 -aggregate <SUM|MAX|MIN|COUNT|AVG|DETAIL>

-auto_summaries

-capitalize

-date_hierarchy <date hierarchy>

-db_link <database link>

-eul <EUL>

-description <description>

-join <join policy>

-log <log file name> [-log_only]

-lov <CHAR|DATE|DECIMAL|INTEGER|KEY>

-object <database objects>

-remove_prefix

-replace_blanks

-sort_folders

-sort_items

-source <source>

-user <username>

注意: Discovererのパフォーマンスを最大にするため、-auto_summariesコマンド修飾子を使用して自動でサマリー・フォルダを作成することをお薦めします。詳細は、「-auto_summaries」を参照してください。

データのソースを指定するには、-source修飾子を使用します(デフォルトは現行のデータベース・サーバーです)。EULゲートウェイからデータをロードする場合は、ソース名はEULゲートウェイ名と完全に一致する必要があります。

オブジェクトのロード先となるEULを指定するには、-eul修飾子を使用します(デフォルトはDiscovererマネージャ自身のEULです)。EULを指定する場合、操作を正常に完了するには、指定のEULに対するアクセス権限が必要です。

Oracleデータベース(Enterprise Editionリリース9.2.0.7以降)のからの一括ロードを実行する場合は、Discovererによる結合の作成時にビューの制約も考慮されます。

例1: 現行の接続上で、Oracle Designerのソースからeul51という名前のEULに一括ロードを行い、「Test BA」という新しいビジネスエリアを作成するには、次のコマンドを入力します。
java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database
-load "Test BA" -source "Designer 6i - bobsworkarea"
-eul eul51 -user bob -capitalize -remove_prefix
-replace_blanks -lov CHAR, INTEGER, DECIMAL
-aggregate AVG -log load.log -description "Test BA" 

2.5.12 -refresh_business_area

このコマンドを使用するのは、データベースから最新のEUL構造体を取り出すことにより、1つ以上のDiscovererビジネスエリアをリフレッシュするときです。

情報 詳細
構文
-refresh_business_area <business area> [modifiers]
修飾子 -log <log file name> [-log_only]

-identifier

-schema

-source <server|gateway>

-user <username>

-wildcard

例1: ユーザーBobが所有する現行の接続上のOracle Designerソースから、eul_aという名前のEULに存在する2つのビジネスエリア(「Test BA」および「Final BA」)をリフレッシュし、ログ・ファイルrefba.logの情報を要約するには、次のコマンドを入力します。
java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database
-refresh_business_area "Test BA"
-refresh_business_area "Final BA" -source "Designer 6i
- bobsworkarea" -eul eul_a -user bob -log refba.log

例2: 識別子で指定した複数のビジネスエリアをリフレッシュするには、次のコマンドを入力します。

java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database
-eul eul4138_us -apps_user
-apps_responsibility "Business Views Setup"
-apps_gwyuid APPLSYSPUB/PUB -apps_fndnam apps
-apps_security_group STANDARD -identifier
-log refresh_all_bas_eul4138.log
-refresh_business_area ABM_ACTIVITIES
-refresh_business_area ABM_COST_OBJECTS
-refresh_business_area ABM_DEPARTMENTS
-refresh_business_area ABM_MATERIALS
-refresh_business_area AMS_MARKETING_ONLINE 
-refresh_business_area...

2.5.13 -refresh_folder

このコマンドは、1つ以上のDiscovererフォルダをリフレッシュするときに使用します。フォルダをリフレッシュすると、フォルダのメタデータが更新されます。たとえば、テーブルに新しいデータベース列を追加すると、EULは新しい列の詳細によって更新されます。

情報 詳細
構文
-refresh_folder <folder> [modifiers]
修飾子 -identifier

-log <log file name> [-log_only]

-source <server|gateway>

-user <username>

-wildcard

例1: 「Sales1」および「Sales2」という2つのフォルダをリフレッシュして、reffol.logという名前のログ・ファイルにログを記録するには、次のコマンドを入力します。
java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database
-refresh_folder Sales1 -refresh_folder Sales2
-log reffol.log

2.5.14 -refresh_summary

このコマンドは、1つ以上のDiscovererサマリー・フォルダをリフレッシュするときに使用します。サマリー・フォルダの基になるクエリーが再実行され、最新データが取り出されます。

情報 詳細
構文
-refresh_summary <summary> [modifiers]
修飾子 -business_area <business area>

-eul <EUL>

-identifier

-log <log file name> [-log_only]

-wildcard

例1: eul51という名前のEULで、「Test BA」というビジネスエリアから「Summary1」および「Summary2」という2つのサマリー・フォルダをリフレッシュし、refsum.logという名前のログ・ファイルにログを記録するには、次のコマンドを入力します。
java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database
-refresh_summary Summary1 -refresh_summary Summary2
-business_area "Test BA" -log refsum.log -eul eul51

2.5.15 -revoke_privilege

このコマンドは、指定したアクション(ドリルの使用、ワークブックの保存など)に関するデータベース・ユーザーのDiscoverer権限を取り消すときに使用します。

情報 詳細
構文
-revoke_privilege <modifiers>
修飾子 -user <username>

-role <role>

-business_area_access <business area>

-business_area_admin_access <business area>

-workbook_access <workbook>

-privilege <privilege>

-apps_responsibility <responsibility>

-identifier

-log <log file name> [-log_only]

-wildcard

注意: 権限にはadministration、user_edition、format_business_area、create_edit_business_areaなどがあります。すべての権限のリストは、-privilege修飾子を参照してください。

関連項目: -grant_privilege

例1: ユーザーJOEからcreate_edit_business_area権限を取り消す場合
java -jar eulbuilder.jar –connect jchan/12345@my_database
-eul eultest –revoke_privilege
–user JOE –privilege create_edit_business_area 

例2: ロールからワークブックへのアクセス権を取り消す場合

java -jar eulbuilder.jar –connect jchan/12345@my_database
-revoke_privilege –role USER_ROLE –workbook_access “Workbook one”

例3: ユーザーJOEおよびJCHANからすべての管理権限およびユーザー権限を取り消す場合

java -jar eulbuilder.jar –connect jchan/12345@my_database
-revoke_privilege –user JOE -user JCHAN –privilege all_admin_privs –privilege all_user_privs

2.6 Discoverer EUL Command Line for Javaコマンド修飾子リファレンス

この項では、Discoverer EUL Command Line for Javaで使用可能なオプションのコマンド修飾子のリファレンス情報について詳細に説明します。コマンド修飾子は、Discoverer EUL Command Line for Javaコマンドを詳細に指定または修飾するときに使用します。次の点に注意してください。

この項では、次のコマンド修飾子について説明しています。

2.6.1 -aggregate

このコマンド修飾子を使用すると、一括ロードの実行時に使用するデフォルトの集計を指定できます。

情報 詳細
構文
-aggregate <SUM|MAX|MIN|COUNT|AVG|DETAIL>
使用対象コマンド -load

2.6.2 -all

このコマンド修飾子は、EUL内のすべてのオブジェクトをエクスポート対象として選択するときに使用します。-helpコマンドと組み合せて使用すると、この修飾子によってすべてのコマンドのオンライン・ヘルプが表示されます。

情報 詳細
構文
-all
使用対象コマンド -help

-export



2.6.3 -apps_fndnam

このコマンド修飾子を使用すると、Applications Foundation Name(FNDNAM)の値をオーバーライドできます。

情報 詳細
構文
-apps_fndnam <foundation name>
使用対象コマンド -connect
java -jar eulbuilder.jar -connect appsuser:appsresp/appspwd
-apps_fndnam apps

2.6.4 -apps_fndnam_password

このコマンド修飾子を使用すると、ApplicationsモードEULに接続する際に、Oracle Applicationsユーザー・パスワードのかわりにFoundation Nameパスワードを指定できます。

情報 詳細
構文
-apps_fndnam_password <foundation name password>
使用対象コマンド -connect

2.6.5 -apps_gwyuid

このコマンド修飾子では、-apps_fndnam修飾子を使用する際にゲートウェイ・ユーザーIDを指定できます。

情報 詳細
構文
-apps_gwyuid <gateway user ID>/<password>
使用対象コマンド -connect
Example 1: 
java -jar eulbuilder.jar -connect appsuser:appsresp/appspwd
-apps_gwyuid applsyspub/pub

2.6.6 -apps_grant_details

このコマンド修飾子を使用すると、Oracle ApplicationsモードEULを作成する際にOracle Applicationsスキーマおよびパスワードを指定できます。

情報 詳細
構文
-apps_grant_details <schema>/<password>
使用対象コマンド -create_eul

2.6.7 -apps_mode

このコマンド修飾子を使用すると、データベースにApplicationsモードEULを作成し、そのEULに接続できます。このコマンド修飾子は-create_eulコマンドと組み合せて使用します。

情報 詳細
構文
-apps_mode
使用対象コマンド -create_eul
注意: 「-apps_grant_details」も参照してください。

2.6.8 -apps_responsibility

このコマンド修飾子を使用すると、Oracle Applicationsユーザーとして接続して権限を付与する(または取り消す)際に、Oracle Applicationsの職責を指定できます。

情報 詳細
構文
-apps_responsibility <Oracle Applications responsibility name>
注意 Oracle Applications職責名は、Oracle Applicationsユーザー名のすぐ後(パスワードの前)にコロン(:)を付けて入力することもできます。例を次に示します。

java -jar eulbuilder.jar -connect appsuser:appsresp/appspwd -apps_gwyuid applsyspub/pub

使用対象コマンド -connect

-grant_privilege

-revoke_privilege



2.6.9 -apps_security_group

このコマンド修飾子を使用すると、Oracle Applicationsユーザーとして接続する際にOracle Applicationsセキュリティ・グループを指定できます。

情報 詳細
構文
-apps_security_group <Oracle Applications security group name>
使用対象コマンド -connect

2.6.10 -apps_user

このコマンド修飾子を使用すると、Oracle ApplicationsユーザーとしてDiscovererに接続できます。

情報 詳細
構文
-apps_user <Applications user>
修飾子 -apps_responsibility

-apps_security_group


使用対象コマンド -connect
Example 1: 
java -jar eulbuilder.jar -connect appsuser/appspwd
-apps_user -apps_responsibility UK_Purchasing
-apps_security_group UK_Managers
例2:
java -jar eulbuilder.jar -connect appsuser:UK_Purchasing/appspwd
-apps_user -apps_security_group UK_Managers

2.6.11 -asm_policy

このコマンド修飾子を使用すると、削除またはエクスポートの対象となるOracle自動サマリー管理(ASM)ポリシーを指定できます。

注意: EULごとに1つのASMポリシーが存在します。

情報 詳細
構文
-asm_policy <ASM policy>
使用対象コマンド -delete

-export



2.6.12 -asm_space、-asm_tablespace

これらのコマンド修飾子を使用すると、ASMポリシーに設定されている領域および表領域の値をオーバーライドして、指定した領域制約および表領域制約を使用できます。次に示すのは、有効な表領域の値と領域の値の組合せです。

情報 詳細
構文
-asm_space <bytes> 
OR 
-asm_space <bytes> -asm_tablespace <tablespace name>
注意: ASMポリシー表領域のサイズを指定するには、-asm_space <bytes>を使用します。

表領域と表領域サイズを指定するには、-asm_tablespace <tablespace name> -asm_space <bytes>を使用します。

注意: 必ず有効な表領域名を指定してください。

使用対象コマンド -asm

2.6.13 -audit_info

このコマンド修飾子を使用すると、Created By、Created Date、Updated By、Updated Dateのいずれかのオブジェクトとともに監査フィールドをエクスポートできます。

情報 詳細
構文
-audit_info [-set_created_by <name of creator>]
[-set_created_date <date of creation>]
[-set_updated_by <name of updater>]
[-set_updated_date <date of update>]
使用対象コマンド -export
注意: 関連項目:

-set_created_by

-set_created_date

-set_updated_by

-set_updated_date


2.6.14 -auto_gen_name

このコマンド修飾子を使用すると、インポートしたすべてのフォルダについて、すべてのセカンダリ要素の名前の自動生成プロパティが「はい」に設定されます。たとえば、「Performance」というビジネスエリアをEEXファイルへエクスポートするとします。後日、このEEXファイルから「Performance」ビジネスエリアをインポートすると、エクスポートされたファイル内の値に関係なく、Discovererによってすべてのセカンダリ要素の名前の自動生成プロパティが「はい」に設定されます。セカンダリ要素および名前の自動生成プロパティの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer管理者ガイド』を参照してください。

情報 詳細
構文
-auto_gen_name
使用対象コマンド -import

2.6.15 -auto_refresh

このコマンド修飾子を使用すると、インポートしたすべてのフォルダについて、データベースから最新のメタデータを自動的に取得できます。たとえば、「Performance」というビジネスエリアをEEXファイルへエクスポートするとします。後日、このEEXファイルから「Performance」ビジネスエリアをインポートすると、Discovererによってデータ・ディクショナリから最新のメタデータが取り出されます。

情報 詳細
構文
-auto_refresh
使用対象コマンド -import

2.6.16 -auto_summaries

このコマンド修飾子を使用すると、Discovererの強力な自動サマリー管理(ASM)機能により、一括ロードの実行時にサマリー・フォルダを自動的に作成できます。サマリー・フォルダには、再利用できるように、クエリー済および処理済のデータが格納されています。この修飾子により、Discovererのパフォーマンスが向上し、Discovererエンド・ユーザーへのレスポンス時間が最小限に抑えられます。

情報 詳細
構文
-auto_summaries
使用対象コマンド -load

サマリー・フォルダとASMの詳細は『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer管理者ガイド』を参照してください。

2.6.17 -auto_upgrade

このコマンド修飾子を使用すると、EULへの接続時に、DiscovererによってEULが自動的にアップグレードされます。たとえば、Discovererの新しいバージョンをインストールした場合、アップグレードが必要になることがあります。アップグレードが必要なときに-auto_upgrade修飾子を使用しないと、接続は失敗し、エラー・メッセージが表示されます。

情報 詳細
構文
-auto_upgrade
使用対象コマンド -connect

2.6.18 -ba_link

このコマンド修飾子を使用すると、フォルダとビジネスエリア間のリンクを削除することによってビジネスエリアからフォルダを削除できます。

情報 詳細
構文
-ba_link <business area>.<folder>
注意: 削除されるのはフォルダとビジネスエリア間のリンクのみで、フォルダまたはビジネスエリア自体が削除されるわけではありません。

たとえば、ビジネスエリア「Video Analysis Information」からフォルダ「Stores」を削除するには、"Video Analysis Information".Storesと指定します。

使用対象コマンド -delete

ヒント: フォルダをEULから完全に削除する場合は、-delete -folderを使用します(詳細は、「-folder」を参照してください)。

2.6.19 -business_area

このコマンド修飾子を使用すると、エクスポートまたは削除の対象となるビジネスエリアを指定できます。

注意: エクスポートまたは削除されるのはビジネスエリアの定義のみで、ビジネスエリアに格納されているオブジェクト(たとえば、フォルダ、アイテム、アイテム・クラスなど)はエクスポートまたは削除されません。ビジネスエリアとその内部にあるオブジェクトをエクスポートまたは削除するには、-business_area_and_contentsを使用します。

情報 詳細
構文
-business_area <business area>
使用対象コマンド -delete

-export

-refresh_summary



2.6.20 -business_area_access

このコマンド修飾子を使用すると、データベース・ユーザー、ロールおよびOracle Applications職責に対して、ビジネスエリアへのアクセス権の付与(または取消し)ができます。

情報 詳細
構文
-business_area_access <business area>
使用対象コマンド -grant_privilege

-revoke_privilege



2.6.21 -business_area_admin_access

このコマンド修飾子を使用すると、データベース・ユーザー、ロールおよびOracle Applications職責に対して、ビジネスエリア管理権限の付与(または取消し)ができます。

情報 詳細
構文
-business_area_admin_access <business area>
使用対象コマンド -grant_privilege

-revoke_privilege



2.6.22 -business_area_and_contents

このコマンド修飾子を使用すると、エクスポートまたは削除の対象となるビジネスエリアとその内部に格納されているオブジェクト(たとえば、フォルダ、アイテム、アイテム・クラスなど)を指定できます。

注意: ビジネスエリア定義のみをエクスポートまたは削除し、ビジネスエリア内のオブジェクト(たとえば、フォルダ、アイテム、アイテム・クラスなど)をそのままにしておく場合は、-business_areaを使用します。

情報 詳細
構文
-business_area_and_contents <business area>
使用対象コマンド -delete

-export

-refresh_business_area



2.6.23 -capitalize

このコマンド修飾子を使用すると、一括ロードの際に、各列名から生成されるフォルダ名の最初の文字を大文字にするようにリクエストできます。

情報 詳細
構文
-capitalize
使用対象コマンド -load

2.6.24 -character_set_encoding

このコマンド修飾子を使用すると、コマンド・ファイルを保存する際のキャラクタ・セット(たとえば、EUC、Shift_JIS、UTF-8など)を指定できます。たとえば、Solaris上で日本語ロケールを使用して作成したコマンド・ファイルは、デフォルトのJavaキャラクタ・セット(EUC)にエンコードされます。ただしWindowsでは、通常、日本語の文字がShift_JISまたはUTF-8にエンコードされるため、Javaによるコマンドの解釈が正常になるようにキャラクタ・セットを指定する必要があります。

情報 詳細
構文
-character_set_encoding <character set>
使用対象コマンド -cmdfile
注意: この修飾子は、コマンド・プロンプト上で、-cmdfileコマンドの直後に指定する必要があります。言い換えると、コマンド・ファイルの内部には、-character_set_encodingコマンド修飾子を記述できません。

2.6.25 -condition

このコマンド修飾子を使用すると、削除の条件を指定できます。

情報 詳細
構文
-condition <condition>
使用対象コマンド -delete

2.6.26 -date_hierarchy

このコマンド修飾子を使用すると、一括ロードの実行時に使用する日付階層を指定できます。日付階層を指定しない場合は、デフォルトの日付階層が使用されます。

情報 詳細
構文
-date_hierarchy <date hierarchy>
使用対象コマンド -load

2.6.27 -db_link

このコマンド修飾子を使用すると、一括ロードの実行時に使用するデータベース・リンクを指定できます。

情報 詳細
構文
-db_link <database link>
使用対象コマンド -load

2.6.28 -default_tablespace

このコマンド修飾子を使用すると、EULを作成するときに、現行のユーザー名に対するデフォルトの表領域を指定できます。この値を指定すると、現行のユーザー名に対するデフォルトの表領域の値が変更されます(詳細は、「Discoverer EUL Command Line for Javaの使用に必要な権限」を参照してください)。

情報 詳細
構文
-default_tablespace <tablespace name>
使用対象コマンド -create_eul
注意: データベース表領域名は大文字小文字を区別します。

2.6.29 -description

このコマンド修飾子を使用すると、オブジェクトの説明を指定できます。

情報 詳細
構文
-description <description>
使用対象コマンド -load
注意: 説明にスペースが含まれている場合は、<description>の値を二重引用符("")で囲みます。

2.6.30 -eul

このコマンド修飾子を使用すると、コマンド実行の対象となるEULを指定できます。指定したEULへのアクセス権限が必要です。指定しない場合は、データベース・ユーザーのデフォルトEULが使用されます。

情報 詳細
構文
-eul <EUL>
使用対象コマンド -connect

-load

-refresh_summary


注意: <EUL>は、有効なEULの名前にする必要があります。

この修飾子によってユーザーのデフォルトEULが変更されることはありません。


2.6.31 -eul_language

このコマンド修飾子を使用すると、EULの言語を指定できます。

情報 詳細
構文
-eul_language <language>
使用対象コマンド -create_eul

2.6.32 -external_element

このコマンド修飾子を使用すると、指定したファイルからのXMLコードをエクスポート・ファイルの先頭に追加できます。-external_elementコマンド修飾子を使用できるコマンドは、-exportコマンドのみです。

情報 詳細
構文
-external_element <filename>
使用対象コマンド -export
注意: このコマンド修飾子を使用するには、エクスポート・ファイルの先頭に追加するXMLコードを別のファイルに入力し、このファイルの名前を<filename>引数として指定します。

-external_elementコマンド修飾子は、同一のエクスポート操作において複数回使用できます(次の例を参照してください)。

<filename>は、EEXファイルに追加するXMLコードが記述されているファイルの名前です。

例1: ファイルcustom1.xmlおよびcustom2.xmlからのXMLコードをエクスポート・ファイルmyBA.eexの先頭に追加するには、次のように入力します。
java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database
-export myBA.eex -business_area bus_area1
-external_element custom1.xml -external_element custom2.xml

2.6.33 -folder

このコマンド修飾子を使用すると、エクスポートまたは削除の対象となるフォルダを指定できます。

情報 詳細
構文
-folder <folder>
使用対象コマンド -delete

-export



ヒント: ビジネスエリアからフォルダを削除するが、EULからは削除しないようにするには、-ba_linkを使用します。

2.6.34 -function

このコマンド修飾子を使用すると、エクスポートまたは削除の対象となる関数を指定できます。

情報 詳細
構文
-function <PL/SQL function>
使用対象コマンド -delete

-export



2.6.35 -hier_node

このコマンド修飾子を使用すると、階層内にある削除対象ノードを指定できます。

情報 詳細
構文
-hier_node <hierarchy>.<hierarchy node>
使用対象コマンド -delete

2.6.36 -hierarchy

このコマンド修飾子を使用すると、エクスポートまたは削除の対象となる階層を指定できます。

情報 詳細
構文
-hierarchy <hierarchy>
使用対象コマンド -delete

-export



2.6.37 -identifier

このコマンド修飾子を使用すると、EULオブジェクトを表示名ではなく識別子で指定できます。このコマンド修飾子を省略すると、EULオブジェクトは表示名で識別されます。

情報 詳細
構文
-identifier
使用対象コマンド -delete

-export

-grant_privilege

-refresh_business_area

-refresh_folder

-refresh_summary

-revoke_privilege


注意: 接頭辞として親オブジェクト名が付いているオブジェクトを参照する場合は、親オブジェクトの識別子を使用して親オブジェクト名も参照する必要があります。たとえば、アイテム「Region.City」を削除するには、次のように両方のオブジェクトの識別子を使用します。

-delete -item REGION_01.CITY_01 -identifier

例1: 識別子を使用してアイテム「Video Analysis Information.Store Name」を削除するには、次のように入力します。
java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database
-delete -item DC_VIDEO_ANALYSIS_INFORMATION4.STORE_NAME01
-identifier

例2: 識別子FOLDER_01を持つフォルダを削除するには、次のように入力します。

java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database
-delete -folder FOLDER_01 -identifier

2.6.38 -import_rename_mode

このコマンド修飾子を使用すると、インポートしたEULオブジェクトのうち現行のEUL内のEULオブジェクトと一致するオブジェクトの管理方法を指定できます。

情報 詳細
構文
-import_rename_mode <rename_new|rename_old|do_not_import|refresh>
使用対象コマンド -import
注意: インポートしたオブジェクトと既存のオブジェクトが一致する場合、インポートしたオブジェクトの名前を変更するには、rename_newを使用します。

インポートしたオブジェクトと既存のオブジェクトが一致する場合、既存のオブジェクトの名前を変更するには、rename_oldを使用します。

既存のオブジェクトと一致するオブジェクトをインポートしないようにするには、do_not_importを使用します。

インポートしたオブジェクトと既存のオブジェクトをマージするには、refreshを使用します。デフォルトでは、表示名が一致するオブジェクトがマージされます。

識別子を一致の基準とするには、-identifierコマンド修飾子を使用します。


2.6.39 -item

このコマンド修飾子を使用すると、削除するアイテムを指定できます。

情報 詳細
構文
-item <item>
使用対象コマンド -delete

-export



2.6.40 -item_class

このコマンド修飾子を使用すると、エクスポートまたは削除の対象となるアイテム・クラスを指定できます。

情報 詳細
構文
-item_class <item class>
使用対象コマンド -delete

-export



2.6.41 -join

このコマンド修飾子は、組み合せて使用するコマンドに応じて次の2通りの方法で使用されます。

  • -loadコマンドと組み合せる場合、-joinコマンド修飾子を使用すると、一括ロードの実行時にDiscovererで結合を作成する方法を指定できます。

  • -deleteコマンドと組み合せる場合、-joinコマンド修飾子を使用すると、特定の結合を削除できます。

    情報 詳細
    構文
    -load -join <NONE|COLUMN_NAME|PRIMARY_KEY>
    
    -delete -join <join name>
    使用対象コマンド -delete

    -load



2.6.42 -keep_format_properties

このコマンド修飾子を使用すると、インポート時に既存のフォーマット・プロパティ(たとえば、表示名、説明など)が維持されます。このコマンド修飾子を使用しない場合、既存のフォーマット・プロパティはインポート・ファイル(EEXファイル)内の表示名および説明によって更新されます。

情報 詳細
構文
-keep_format_properties
使用対象コマンド -import

2.6.43 -log

この修飾子を使用すると、コマンド・ステータス・メッセージを保存するログ・ファイルの名前を指定できます。各コマンドが実行されると、Discovererにより、コマンドが正常に実行されたかどうかを示すステータス・メッセージが記録されます。-logは、オプションで-log_onlyコマンド修飾子と組み合せて使用できます。

情報 詳細
構文
-log <log file name> [-log_only]
使用対象コマンド -help以外のすべてのコマンド
注意: <log file name>で指定したファイルが存在する場合は、既存のログ・ファイルが上書きされます。

<log file name>で指定したファイルが存在しない場合は、新しいファイルが作成されます。


2.6.44 -log_only

このコマンド修飾子を使用すると、コマンドのシミュレーションやログ生成によって、実際のデータを変更することなく影響分析を実行できます。このコマンド修飾子を使用することにより、データを変更する前にエラーや例外の有無を確認できます。

このコマンド修飾子は、-logコマンド修飾子と組み合せて使用します。

情報 詳細
構文
-log <log file name> [-log_only]
使用対象コマンド -log

-delete

-import

-refresh_business_area

-refresh_folder

注意: このコマンド修飾子は、-auto_upgradeコマンド修飾子と一緒には使用できません。

2.6.45 -lov

このコマンド修飾子を使用すると、一括ロード時に値リストを生成する対象となるデータ型を指定できます。

情報 詳細
構文
-lov <CHAR|DATE|DECIMAL|INTEGER|KEY>
使用対象コマンド -load

2.6.46 -object

このコマンド修飾子は、データベースからDiscovererビジネスエリアへ、オブジェクトの一括ロードを行うときに使用します。

情報 詳細
構文
-object <mask>
Note: You can use wildcard characters.
使用対象コマンド -load

2.6.47 -overwrite

このコマンド修飾子を使用すると、EULの作成時に、このEULの所有者となるユーザーが所有している既存のEULを上書きできます。この修飾子を使用しない場合、デフォルトでは既存のEULは上書きされません。

情報 詳細
構文
-overwrite
使用対象コマンド -create_eul

2.6.48 -password

このコマンド修飾子を使用すると、-create_eulコマンドによって作成された新しいユーザーのパスワードを指定できます。

情報 詳細
構文
-password <password>
使用対象コマンド -create_eul

2.6.49 -preserve_workbook_owner

このコマンド修飾子を使用すると、EULをインポートした際に、ワークブックの元の所有者がインポート後もそのワークブックの所有者になるように指定できます。

情報 詳細
構文
-preserve_workbook_owner
使用対象コマンド -import

2.6.50 -private

このコマンド修飾子を使用すると、新しく作成されたEULに対してパブリック・アクセス権を付与しないことを指定できます。つまり、新しく作成されたEULにアクセスできるのは、EUL所有者のみとなります。このコマンド修飾子を省略すると、新しく作成されたEULにはパブリック・アクセス権が付与されます。

情報 詳細
構文
-private
使用対象コマンド -create_eul

2.6.51 -privilege

このコマンド修飾子を使用すると、データベース・ユーザーに対して付与する(または取り消す)権限を指定できます。権限の付与および取消しの詳細は、「-grant_privilege」および「-revoke_privilege」を参照してください。

情報 詳細
構文
-privilege <privilege>
使用対象コマンド -grant_privilege

-revoke_privilege



<privilege>に使用可能な値は次のとおりです。

  • ユーザーまたはロールがDiscoverer Administratorにログインできるようにする場合は、administrationを使用します。ユーザーがDiscoverer Administratorの機能にアクセスできるようにするには、個々のAdministration権限(たとえば、create_summaries、collect_qppなど)を選択する必要があることに注意してください。

  • ユーザーまたはロールがDiscoverer DesktopおよびDiscoverer Plusにログインできるようにする場合は、user_editionを使用します。ユーザーがDiscoverer DesktopおよびDiscoverer Plusの機能にアクセスできるようにするには、個々のDesktop/Plus権限(たとえば、drill out、schedule_workbookなど)を選択する必要があることに注意してください。

  • ユーザーまたはロールが、アクセス権のある既存のビジネスエリア内のフォーマット情報(たとえば、フォルダ、サマリー・フォルダ、結合など)を編集できるようにするには、format_business_areaを使用します。

  • ユーザーまたはロールが、ビジネスエリア、フォルダ、サマリー・フォルダ、結合、ユーザー定義アイテム、条件、階層およびアイテム・クラスを作成および変更できるようにするには、create_edit_business_areaを使用します。

  • ユーザーまたはロールがサマリー・フォルダを作成できるようにするには、create_summariesを使用します。この権限は、同時にデータベース・リソース権限も必要とします。

  • ユーザーがユーザー権限を管理および変更できるようにするには、set_privilegeを使用します。

    注意: この権限はロールには付与できません。

  • ユーザーまたはロールがスケジュール・ワークブックを監視および管理できるようにするには、manage_scheduled_workbooksを使用します。

  • ユーザーまたはロールが新しいワークシート(クエリー)の作成および既存のワークシートの変更を実行できるようにするには、create_edit_queryを使用します。この権限を持たないユーザーができることは、既存のワークブックおよびワークシートを開いて実行することのみです。

  • ユーザーがワークブックおよびワークシートを開いたときにパフォーマンス統計を収集するには、collect_qppを使用します。

  • ユーザーまたはロールがワークシート・データをドリルダウンできるようにするには、item_drillを使用します。

  • ユーザーまたはロールが、ワークシート内のアイテムをドリルすることにより、別のアプリケーションを起動して関連情報を参照できるようにするには、drill_outを使用します。

  • ユーザーまたはロールが、各自のワークブックへのアクセス権を他のユーザーに付与し、他のユーザーがこれらのワークブックにアクセスできるようにするには、grant_workbookを使用します。

  • ユーザーがワークブックを後でまたは定期的(毎日、毎週、毎月など)に実行するようにワークブックのスケジュールを設定するには、schedule_workbookを使用します。

    注意: この権限はロールには付与できません。

  • ユーザーまたはロールがデータベースにワークブックを保存できるようにするには、save_workbook_databaseを使用します。

  • ユーザーまたはロールに次のすべての権限を付与するには、all_admin_privsを使用します。

    • administration

    • format_business_area

    • create_edit_business_area

    • create_summaries

    • set_privilege

    • manage_scheduled_workbooks

  • ユーザーまたはロールに次のすべての権限を付与するには、all_user_privsを使用します。

    • user_edition

    • create_edit_query

    • collect_qpp

    • item_drill

    • drill_out

    • grant_workbook

    • schedule_workbook

    • save_workbook_database

2.6.52 -remove_prefix

このコマンド修飾子を使用すると、一括ロード時に各列名からアイテム名が生成された場合、このアイテム名から列名接頭辞を外すことを指定できます。

情報 詳細
構文
-remove_prefix
使用対象コマンド -load
java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database
-load "Test BA" -remove_prefix  
この例では、「Stores_Store_name」というアイテムが「Store_name」としてロードされます。

2.6.53 -replace_blanks

このコマンド修飾子を使用すると、一括ロード時に、EULオブジェクト名に存在するアンダースコアをスペースに置換できます。

情報 詳細
構文
-replace_blanks
使用対象コマンド -load
java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database
-load "Test BA" -replace_blanks  
この例では、「Store_name」というアイテムが「Store name」としてロードされます。

2.6.54 -role

このコマンド修飾子を使用すると、データベース・ユーザーに対して権限を付与する(または取り消す)際にデータベース・ロールを指定できます。

情報 詳細
構文
-role <role>
使用対象コマンド -grant_privilege

-revoke_privilege



2.6.55 -schema

このコマンド修飾子を使用すると、ビジネスエリアのリフレッシュ時にスキーマ(ユーザー)を指定できます。

情報 詳細
構文
-schema <schema>
使用対象コマンド -refresh_business_area

2.6.56 -set_created_by

このコマンド修飾子を使用すると、(エクスポート時の)監査を目的としてエクスポートの実行者を明示できます。

情報 詳細
構文
-audit_info -set_created_by <name of creator>
使用対象コマンド -audit_info
例1: eul51という名前のEULからビジネスエリア「Test BA」をexport.eexというファイルにエクスポートし、このエクスポートの実行者をjchanと明示するには、次のように入力します。
java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database
-export export.eex -business_area "Test BA" -audit_info
-set_created_by jchan

2.6.57 -set_created_date

このコマンド修飾子を使用すると、(エクスポート時の)監査を目的としてエクスポートの日付を明示できます。

情報 詳細
構文
-audit_info -set_created_date <date of creation>
使用対象コマンド -audit_info
例1: eul51という名前のEULからビジネスエリア「Test BA」をexport.eexというファイルにエクスポートし、このエクスポートが2004年1月1日に実行されたことを明示するには、次のように入力します。

java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database -export export.eex -business_area "Test BA" -audit_info -set_created_date "1st January 2004"


2.6.58 -set_updated_by

このコマンド修飾子を使用すると、(エクスポート時の)監査を目的としてEULの更新者を明示できます。

情報 詳細
構文
-audit_info -set_updated_by <name of updater>
使用対象コマンド -audit_info

2.6.59 -set_updated_date

このコマンド修飾子を使用すると、(エクスポート時の)監査を目的として更新日を明示できます。

情報 詳細
構文
-audit_info -set_updated_date <date of update>
使用対象コマンド -audit_info

2.6.60 -sort_folders

このコマンド修飾子を使用すると、一括ロード時にDiscovererがフォルダをアルファベット順にソートするように指定できます。

情報 詳細
構文
-sort_folders
使用対象コマンド -load

2.6.61 -sort_items

このコマンド修飾子を使用すると、一括ロード時にDiscovererがアイテムをアルファベット順にソートするように指定できます。

情報 詳細
構文
-sort_items
使用対象コマンド -load

2.6.62 -source

このコマンド修飾子を使用すると、データソースを指定できます。

情報 詳細
構文
-source <gateway name>
使用対象コマンド -load

-refresh_business_area


注意: Oracle Designerオブジェクトまたは他のゲートウェイの名前を指定するには、ゲートウェイ名を使用してください。

ゲートウェイ名は、「ロード・ウィザード」に表示されるゲートウェイ名と完全に一致している必要があります。Oracle Designerの場合には、"Designer 6i - <workarea name>"と指定します(Oracle Designer 6iより前のバージョンのOracle Designerを使用している場合は、単純に"Oracle Designer repository"と指定します)。

-sourceを使用してゲートウェイを指定しなかった場合は、オンライン・ディクショナリが使用されます。


2.6.63 -summary

このコマンド修飾子を使用すると、エクスポートまたは削除の対象となるサマリーを指定できます。

情報 詳細
構文
-summary <summary>
使用対象コマンド -delete

-export



2.6.64 -temporary_tablespace

このコマンド修飾子を使用すると、EULを作成する際の一時表領域を指定できます。

情報 詳細
構文
-temporary_tablespace <temporary tablespace name>
使用対象コマンド -create_eul

2.6.65 -user

このコマンド修飾子を使用すると、操作に使用するユーザー名を指定できます。-create_eulコマンドと組み合せて使用すると、このコマンド修飾子によって、新しいデータベース・ユーザーを作成できます。

情報 詳細
構文
-user <username>
使用対象コマンド -create_eul

-grant_privilege

-refresh_business_area

-refresh_folder

-refresh_summary

-revoke_privilege


注意: 任意の有効なユーザー名を使用できます。

2.6.66 -wildcard

このコマンド修飾子を使用すると、ワイルドカード文字を使用してEULオブジェクトを指定できます(詳細は、「ワイルドカードを使用したEULオブジェクトの指定」を参照してください)。

情報 詳細
構文
-wildcard
使用対象コマンド -delete

-export


例1: たとえば、表示名がAで始まるすべてのビジネスエリアを削除する場合は、次のように入力します。
java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database
-delete -business_area A% -wildcard

例2: 先頭の文字がAでその後が2文字の開発者キーを持つビジネスエリアを削除する場合は、次のように入力します。

java -jar eulbuilder.jar -connect jchan/12345@my_database
-delete -business_area A__ -identifier -wildcard

この例では、開発者キーがABCのビジネスエリアは削除されますが、開発者キーがABCDのビジネスエリアは削除されません。


2.6.67 -workbook

このコマンド修飾子を使用すると、エクスポートまたは削除の対象となるワークブックを指定できます。

情報 詳細
構文
-workbook <workbook> [-xml_workbooks]
使用対象コマンド -delete

-export



2.6.68 -workbook_access

このコマンド修飾子を使用すると、データベース・ユーザー、ロールまたは職責に対して、ワークブックへのアクセス権の付与(または取消し)ができます。

情報 詳細
構文
-workbook_access <workbook>
使用対象コマンド -grant_privilege

-revoke_privilege



2.6.69 -xml_workbooks

-exportコマンドと組み合せて使用する)このコマンド修飾子を使用すると、すべてのワークブックがXMLフォーマットおよびバイナリ・ラージ・オブジェクト(BLOB)フォーマットでエクスポートされます。ワークブックをXMLフォーマットでエクスポートすると、エクスポートされたワークブックの定義をテキスト・エディタまたはXMLブラウザで表示できます。

情報 詳細
構文
-xml_workbooks
使用対象コマンド -export