7.9 フォントの管理

Oracle Reports 11g リリース1 (11.1.1)では、管理者はOracle Enterprise Managerを使用して、簡単にフォントを構成したりフォント問題を診断できます。

• フォントの構成

• フォントの問題の診断

フォントの詳細は、第9章「Oracle Reportsでのフォントの管理」を参照してください。

7.9.1 フォントの構成

フォントのサブセット化情報やエイリアシング情報を構成する手順は、次のとおりです。

1. Oracle Enterprise Managerにログインします。

2. コンポーネントのホームページにナビゲートします(第7.3項「コンポーネント・トポロジの表示」を参照)。

3. 「レポート」メニューから、「管理」→「Forms/Reportsの共通構成」を選択します。

   「Forms Reports共通コンポーネント構成」ページが表示されます。

4. 「スクリーンプリンタ定義パラメータ」(「デフォルトの解像度」および「デフォルトのフォント」)を使用してscreenprinter.ppdファイルを変更します。

   「プリンタ構成」セクションと「フォント構成」セクションを使用してuifont.aliを変更します。

   フォントの詳細は、第9章「Oracle Reportsでのフォントの管理」を参照してください。

7.9.2 フォント問題の診断

レポート出力のフォント問題を診断する手順は、次のとおりです。

1. Oracle Enterprise Managerにログインします。

2. コンポーネントのホームページにナビゲートします(第7.3項「コンポーネント・トポロジの表示」を参照)。

3. 「レポート」メニューから、「管理」→「拡張構成」を選択します。

   Reports拡張構成ページが表示されます。

4. 「診断」セクションで、「ログ・オプション」をTRACE:1に変更し、「適用」をクリックします。

5. レポートを再実行します。

6. 「レポート」メニューから、「ログ」→「ログ・メッセージの表示」を選択して、ログ・メッセージを表示します。