| Oracle® Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド 11g リリース 1 (11.1.1) B61375-04 |
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11g リリース1 (11.1.1)では、Oracle Forms Servicesからのプラガブル宛先が拡張されています。
以前のリリースでは、Oracle Forms ServicesのREPORT_DESTYPEプロパティは事前に指定されている値のみ設定可能なため、Oracle Forms Servicesから(特に RUN_REPORT_OBJECTから)レポートを実行しているときはReports Serverに定義されたプラガブル宛先を使用できません。
Oracle Reports 11g リリース1 (11.1.1)では、この制限が解除されました。つまり、レポート・リクエストは、Oracle Forms ServicesからのOracle Reportsに登録されているプラガブル宛先など、すべての宛先(デスティネーション)に送信できます。この拡張機能では、新しいOracle Forms Servicesコマンドライン・パラメータ(PLUGDESTYPE)が導入されました。Oracle Forms Servicesでは、PLUGDESTYPEパラメータ内のプラガブル宛先DESTYPEをREPORT_OTHERプロパティの一部として渡します。このパラメータが存在する場合、DESTYPEコマンドライン引数(Oracle Forms Servicesの場合、REPORT_DESTYPE)で指定された値より優先されます。
詳細は、第13.4項「Oracle Forms Servicesからのプラガブル宛先へのレポートの送信」を参照してください。