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Oracle® Fusion Middleware Oracle Data Profiling and Oracle Data Quality for ODIインストレーション・ガイド
11gリリース11.1.1
E67346-01
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3 Oracle Data Quality製品のアンインストール

この章では、アンインストーラを使用してOracle Data Quality製品をアンインストールする方法について説明します。手動によるアンインストール手順も提供されています。

3.1 アンインストーラの実行

Oracle Data Quality製品の場合は、ODQ_HOME/oui/bin(UNIXオペレーティング・システム)またはODQ_HOME\oui\bin(Windowsオペレーティング・システム)ディレクトリに移動し、デインストーラを起動します。

表3-1の指示に従って、ODQ_HOMEを削除します。

3.2 ODQホームの削除

デインストーラの起動後、表3-1の手順に従ってODQ_HOMEを削除します。


注意:

Oracle Data Qualityを再インストールして同じポート番号を使用する場合は、削除後にservicesファイルとinetd.confファイルを修正する必要があります。3.3項「UNIXオペレーティング・システムでServicesファイルからエントリを削除」および3.4項「UNIXオペレーティング・システムでinetd.confファイルからエントリを削除」を参照してください。

表3-1 Oracle Data Qualityホームの削除

番号 画面 説明と必須作業

1


「次へ」をクリックして続行します。

2


Oracleホームのアンインストールを選択します。

アンインストールしようとしているOracleホーム・ディレクトリを確認します。

削除」をクリックして続行します。

3


この画面には、削除の進行状況とステータスが表示されます。

4


「終了」をクリックして画面を閉じます。


3.3 UNIXオペレーティング・システムでServicesファイルからエントリを削除

Oracle Data Qualityをインストールしたときに、/etcディレクトリ内のservicesファイルの最下部に2つのエントリが追加されています。これらのエントリは、Oracle Data Quality製品を再インストールする前に削除する必要があります。

Servicesファイル内のエントリを削除する手順:

  1. 3.1項および3.2項の説明に従ってOracle Data Qualityのバイナリとメタベースを削除後、rootとしてログインして/etcディレクトリに移動します。

  2. servicesという名前のファイルを見つけて、バックアップをとります。

  3. servicesファイルを編集用に開き、ファイルの末尾へ移動します。次に示す3行がファイルに挿入されているのがわかります。

    #  These lines are entered for TSS 12 - Metabase Server
    dscserv1_rel1200 8500/tcp
    dscserv1_lm_rel1200 8501/tcp
    
  4. この3行をservicesファイルから削除します。

  5. 変更を保存してファイルを閉じます。

3.4 UNIXオペレーティング・システムでinetd.confファイルからエントリを削除

Oracle Data Qualityをインストールしたときに、/etcディレクトリ内のinetd.confファイルの最下部にエントリが追加されています。このエントリは、Oracle Data Quality製品を再インストールする前に削除する必要があります。

inetd.confからエントリを削除する手順:

  1. 3.3項の説明に従ってservicesファイルを修正後、inetd.confという名前のファイルを見つけます。(まだ/etcディレクトリが表示されているはずです。この作業を行うにはrootとしてログインする必要があります。)

  2. inetd.confという名前のファイルを見つけて、バックアップをとります。

    注意: Linuxオペレーティング・システムでは、ファイル名TSDiscoveryで、非表示のディレクトリ/etc/xinetd.dに格納されています。

  3. inetd.confを編集用に開き、ファイルの末尾へ移動します。次に示す1行がファイルに挿入されているのがわかります。

    # These lines are entered for TSS 12 - Metabase Server
    dscserv1_rel1200 stream tcp nowait systest /usr/bin/env -i HOME=/home systest
    .LOGNAME=systest /home/system/rel1200_doc/metabase/bin/mtb_server
    
  4. inetd.confファイルからその行を削除します。

  5. 変更を保存してファイルを閉じます。

  6. inetdを再起動してポートを解放します。rootとしてログインしたまま、次のコマンドを実行します。

    kill -HUP $(ps -e|grep inetd|head -1|awk '{print$1}')
    

    このコマンドは、inetdを停止して再起動します。このコマンドによって使用している環境で問題が発生することがないかUNIX管理者に確認してください。