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Oracle® Fusion Middleware Oracle SOA Suiteヘルスケア統合ユーザーズ・ガイド
11gリリース1 (11.1.1.9)
E59383-02
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A バックエンド・アプリケーション・インタフェース

この付録では、Oracle SOA Suite for healthcare integrationでサポートされているメッセージ・プロパティをリストします。

この付録の内容は次のとおりです。

A.1 SCAの正規化されたメッセージ・プロパティのマッピング

表A-1では、SCAの正規化されたメッセージ・プロパティをJMSアダプタ・プロパティにマップしています。

表A-1 AS11 SCAの正規化されたメッセージ・プロパティへのHealthcare IP_MESSAGE_TYPEのマッピング

SCA JMS

hc.messageId

MSG_ID

hc.replyToMessageId

INREPLYTO_MSG_ID

hc.fromEndpoint

FROM_ENDPOINT

hc.toEndpoint

TO_ENDPOINT

hc.action

ACTION_NAME

hc.documentTypeName

DOCTYPE_NAME

hc.documentProtocolVersion

DOCTYPE_REVISION

hc.documentProtocolName

-

hc.documentDefinitionName

-

hc.messageType

MSG_TYPE

hc.conversationId

-


A.2 正規化されたメッセージ・プロパティ

ヘッダーの操作および伝播は、重要なビジネス統合メッセージング要件です。Oracle SOA Suite for healthcare integrationは、Oracle BPEL Process Manager、Oracle Mediator、Oracle JCAなどの他のSOAコンポーネントと同様、ヘッダー・サポートに基づいて統合ニーズに対応しています。たとえば、メッセージ・ヘッダーを介して伝播することによって、ソース・ディレクトリからターゲット・ディレクトリへファイル名を保持できます。

正規化されたメッセージには、プロパティとペイロードという2つの部分があります。通常、プロパティはスカラー型の名前-値のペアです。既存の複雑なヘッダーをプロパティに合せるために、プロパティはスカラー型にフラット化されています。

表A-2に、Oracle SOA Suite for healthcare integrationの正規化されたメッセージのあらかじめ決められたプロパティを示します。

表A-2 Oracle SOA Suite for healthcare integrationのプロパティ

プロパティ名 伝播可能(はい/いいえ) 方向(インバウンド/アウトバウンド) データ型 有効な値の範囲 説明
hc.conversationId

いいえ

両方

文字列

-

メッセージをメッセージ・レスポンスに関連付けるために使用されるID

hc.documentDefinitionName

いいえ

両方

文字列

-

ドキュメント定義

hc.documentProtocolName

いいえ

両方

文字列

-

ドキュメント・プロトコル

hc.documentProtocolVersion

いいえ

両方

文字列

-

ドキュメント・バージョン

hc.documentTypeName

いいえ

両方

文字列

-

ドキュメント・タイプ(EDI X12ドキュメントの850など)

hc.fromEndpoint

いいえ

両方

文字列

-

送信者の取引パートナ識別子(Acmeのような名前やDUNS番号など)

hc.messageId

いいえ

両方

文字列

-

一意のメッセージID。ECIDと直接は関係しません。(ECID情報はB2B AppMessage表に格納されます。)

hc.messageType

いいえ

両方

文字列

-

メッセージ・タイプの値は次のとおりです。

  • リクエスト = 1

  • レスポンス = 2

  • 機能確認 = 9

hc.replyToMessageId

いいえ

両方

文字列

-

送信メッセージの返信先メッセージID

hc.toEndpoint

いいえ

両方

文字列

-

受信者の取引パートナ識別子(Acmeのような名前やDUNS番号など)。