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Oracle® Fusion Middleware Oracle Data Integratorリリース・ノート
11g (11.1.1)
E64854-01
 

 

Oracle® Fusion Middleware

Oracle Data Integratorリリース・ノート

11g (11.1.1)

E64854-01(原本部品番号:E58568-01)

2015年4月

このドキュメントでは、Oracle Data Integratorに関連する既知の問題について説明します。内容は次のとおりです。

1 問題と対処方法

この項では、次の問題および回避策について説明します。

1.1 間違ったバージョン番号が表示される

odi-sdk-wsで、正しいバージョン番号の11.1.1.9.0ではなく、バージョン番号11.1.1.6.0.1が間違って表示されることがあります。

「一般情報」ウィンドウに、正しいバージョン番号の11.1.1.9.0ではなく、バージョン番号10.3.6が間違って表示されることがあります。

1.2 「テスト接続」ダイアログにローカル・エージェントが表示される

エンタープライズ・スケジューラの接続のテスト時に、「テスト接続」ウィンドウのテスト・エージェントの選択リストに「ローカル・エージェント」が間違って含まれています。「ローカル・エージェント」はESS-ODI非同期通信チャネルには使用できません。これは将来のリリースで修正される予定です。

1.3 「リソース・センター」メニューでエラー403が発生する

「リソース・センター」→OTNのODIリソースを選択すると、エラー403が発生することがあります。

ODIリソースにアクセスするには、次のURLをブラウザの新規ウィンドウで直接使用してください。

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/data-integrator/overview/index.html

1.4 ODI SAP BW/ERPアダプタの使用方法

11.1.1.9.0より前のバージョンのODIを使用してリポジトリを作成した場合、次の手順を使用してリポジトリ・シード・データを更新する必要があります。


注意:

この手順は、このバージョンのODIに付属しているODI SAP BW/ERPアダプタv37に更新する場合にのみ必要です。

既存のアダプタを使用する場合は、この手順を実行しないでください。


  1. ODIを起動してリポジトリに接続します

  2. ODIセキュリティ・モジュールを開きます。

  3. 「データサーバー」を右クリックし、「インポート」を選択します。

  4. 「挿入」インポート・モードを選択し、次のXMLファイルを選択します。

    <ODI Studio Home>/oracledi.sdk/lib/scripts/xml/OBJ_DataServer.xml

  5. 「OK」をクリックします。

  6. 「データサーバー」を右クリックし、「インポート」を選択します。

  7. 「更新」インポート・モードを選択し、次のXMLファイルを選択します

    <ODI Studio Home>/oracledi.sdk/lib/scripts/xml/OBJ_DataServer.xml

  8. 「OK」をクリックします。

1.4.1 その他のコンポーネントの更新

アダプタを更新した後、KMおよびODI SAPコンポーネントを更新する必要があります。


注意:

アップグレードする前に、必ず既存のKMをバックアップしてください。

  1. (xml-referneceディレクトリにある) KMエクスポート・ファイルからKMをインポート/更新する手順を実行します。

  2. 以前のバージョンのODI SAPコンポーネントをアンインストールします。詳細は、ODIアプリケーション・アダプタ・ガイドのODI SAPコンポーネントのアンインストールに関する項を参照してください。

  3. 更新されたコンポーネントをインストールします。詳細は、ODIアプリケーション・アダプタ・ガイドのODI SAPコンポーネントのインストールに関する項を参照してください。

1.5 emsdk例外によりODIコンソールの起動に失敗することがある

WASサーバーでEMを使用すると、ODIコンソールを起動できないことがあります。この問題を解決するには、次の手順を使用して、wasadmin.shスクリプトを変更し、javaオプションをPREF_JM_OPTIONSの後ろに配置する必要があります。

  1. WASをインストールします。

  2. 構成ウィザードを使用して、セルおよびノードを手動で作成します。

  3. wasdmin.shファイルを編集します

    edit $WAS_HOME/wasxxxx/bin/wsadmin.sh
     
    
  4. wasadmin.shファイルの最後で、$javaOption$PREF_JVM_OPTIONSに移動します。

  5. wasadmin.shファイルを保存し、構成ウィザードを再実行し、ODIコンソールとエージェントをデプロイして、すべてのサーバーを起動します。

1.6 ODIコンソールの停止時に例外が表示されることがある

EMからODI管理対象サーバーを停止すると、次の例外が表示されることがあります。

MDS-00512: failure to create document 

停止は正常に実行されているので、このエラーは無視して構いません。

2 ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。

Oracle Supportへのアクセス

サポートをご契約のお客様には、My Oracle Supportを通して電子支援サービスを提供しています。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info)か、聴覚に障害のあるお客様は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs)を参照してください。


Oracle® Fusion Middleware Oracle Data Integratorリリース・ノート, 11g (11.1.1)

E64854-01

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