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Oracle® Traffic Director管理者ガイド
11g リリース1 (11.1.1.9)
B66436-05
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5.6 スケジュール済のイベントによるOracle Traffic Directorインスタンスの制御

管理者として、多数の構成およびインスタンスを管理する必要がある場合、各構成のインスタンスを個別に再起動および再構成するなどの反復的なタスクは単調な作業になりがちです。管理タスクを、定義した間隔、つまり特定の曜日、時間または日付で自動実行するようにイベントをスケジュールできます。

管理コンソールまたはCLIのいずれかを使用して、イベントを作成および管理できます。


注意:

この項のCLIの例はシェル・モード(tadm>)で示されています。CLIシェルの起動の詳細は、2.3.1項「コマンドライン・インタフェースへのアクセス」を参照してください。

管理コンソールを使用したイベントの管理

管理コンソールを使用してイベントを管理するには、次の操作を行います。

  1. 2.3.2項「管理コンソールへのアクセス」の説明に従って、管理コンソールにログインします。

  2. ページの左上隅にある「構成」ボタンをクリックします。

    使用可能な構成のリストが表示されます。

  3. イベントをスケジュールする構成を選択します。

  4. ナビゲーション・ペインで、「詳細設定」を選択します。

    「詳細設定」ページが表示されます。

  5. ページの「予定イベント」セクションにスクロール・ダウンします。

    ここには、構成に現在スケジュールされているイベントがリストされます。

    • イベントを有効または無効にするには、「有効化/無効化」チェック・ボックスを選択します。

    • イベントを削除するには、「削除」アイコンをクリックします。

    • イベントを作成するには、「新規イベント」をクリックします。

      「新規構成イベント」ダイアログ・ボックスが表示されます。

      スケジュールを設定するイベントを選択し、イベントの実行間隔または時刻を指定し、「OK」をクリックします。

    変更を確認するメッセージが、「コンソール・メッセージ」ペインに表示されます。

    さらに、「デプロイメント保留中」メッセージが、メイン・ペインの上部に表示されます。4.3項「構成のデプロイ」の説明に従い、「変更のデプロイ」をクリックして更新された構成を即座にデプロイすることも、さらに変更を行いその後でデプロイすることもできます。

CLIを使用したイベントの管理

更新された構成を有効にするには、deploy-configコマンドを使用して、構成をOracle Traffic Directorインスタンスにデプロイする必要があります。

この項で説明されたCLIコマンドの詳細は、『Oracle Traffic Directorコマンドライン・リファレンス』を参照するか、--helpオプションを付けてコマンドを実行してください。