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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenterアプリケーション・アダプタの管理
11gリリース1 (11.1.1)
B72423-06
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このガイドで説明する新機能

この項では、Oracle WebCenterアプリケーション・アダプタの新機能について説明します。内容は次のとおりです。

11gリリース1 (11.1.1.9)の新機能と変更された機能

Oracle WebCenter Application Adapter 11gリリース1 (11.1.1.9)では、新しい機能も将来のバージョンで変更される機能もありません。

Oracle WebCenter Application Adapter 11gリリース1 (11.1.1.9)では、BPMイメージング・ソリューションはサポートされていません。BPMイメージング・ソリューションに関連する情報はすべてこのガイドから削除されました。

11gリリース1 (11.1.1.8)の新機能と変更された機能

このセクションの内容は次のとおりです。

Oracle WebCenter Enterprise Capture 11g (11.1.1.8)との管理対象添付ファイルの統合

Oracle WebCenter Enterprise Captureアプリケーションにドキュメントをスキャンさせ、ドキュメント・メタデータ値に渡すように、アダプタを構成することができます。これにより、ユーザーは、ドキュメントをスキャンしたり、ファイルを「管理対象添付ファイル」ページからインポートして、選択したビジネス・アプリケーション・レコードにそれらを添付することができます。

以前のリリースでは、Oracle Distributed Document Capture 10gアプリケーションに、管理対象添付ファイルをスキャンさせたりインポートさせることができました。このリリースでは、管理対象添付ファイルをCapture 11gまたは10gアプリケーションと統合できます。管理対象添付ファイルのCapture 11gとの統合の詳細は、第6.9項を参照してください。

11gリリース1 (11.1.1.7)の新機能と変更された機能

このセクションの内容は次のとおりです。

管理対象添付ファイル・ソリューション機能の追加(11.1.1.7)

次の表は、アプリケーション・アダプタに組み込まれている管理対象添付ファイル・ソリューション新機能について説明しています。

管理対象添付ファイル・ソリューション機能 説明 参照先
ロール固有構成 ロール固有構成エントリが管理対象添付ファイルの「管理」ページに追加されています。このページでは、構成可能な機能およびボタン表示をユーザーに割り当てられているロールに基づいて制御できます。 第6.6.1項
ビジネス・コンテキスト固有構成 ビジネス・コンテキスト固有構成が管理対象添付ファイルの「管理」ページに追加されています。このページでは、構成可能な機能およびボタン表示をビジネス・アプリケーションからbusinessObjectContextを渡すことによって制御できます。 第6.6.2項
構成設定の優先順位 構成設定の優先順位は、高いものから低いものへ、ロール固有、ビジネス・コンテキスト固有、アプリケーション・エンティティ固有、アプリケーション・インスタンス固有およびグローバルとなっています。 第6.6.1項
新規検索エンジンのサポート DATABASE.METADATA.AFLIST.STANDARDという名前の新規検索エンジンが追加されており、ドキュメントのリスト表示に柔軟性がもたらされました。

リリースされたドキュメントとリリースされていないドキュメントを表示するDATABASE.METADATA.AFLISTエンジンとは異なり、DATABASE.METADATA.AFLIST.STANDARDは、リリースされたドキュメントのみを表示します。

第6.5.1項

11gリリース1 (11.1.1.6)の新機能と変更された機能

この項の内容は次のとおりです。

BPELイメージング・ソリューション機能の追加(11.1.1.6)

次の表は、アプリケーション・アダプタに組み込まれているBPELイメージング・ソリューションの新機能について説明しています。

BPELイメージング・ソリューション機能 説明 参照先
Webツールの変更を行うための管理インタフェース(ソリューション・エディタ) ソリューションの構成後、Imagingのソリューション・エディタを使用して、基本となっている表を直接変更することなく、ユーザー・インタフェース・コンポーネントに迅速に変更を加えることができます。たとえば、「タスク・リスト」で使用可能なBPELビュー、「タスク・ビューア」にリスト表示されるタスク・アクションまたは列挙ピッカーのページで使用可能な列挙値を変更できます。 第A.2.1項
アカウント配布コーディング・フォーム このAXF Webインタフェースでは、明細項目レベルの値を含めて、ドキュメントの詳細情報の入力および選択が可能になります。請求書処理ソリューション・アクセラレータでは、コーディング・フォームを使用して、資格のあるユーザーがPO以外の請求書にコードを入力できるアカウント配布入力フォームが提供されます。 第A.2.6項
OAFアプリケーションとのImagingの使用 オプションで、OAF (Oracle Application Framework)ページ上で、管理対象添付ファイル・ソリューションのかわりに、イメージング・ソリューションへのアクセスを提供できます。たとえば、イメージング・ソリューションで使用可能な仕入先の保守機能にユーザーがアクセスできるようにするボタンを組み込むことができます。 第2.3.3項
タスク・リストでのタスクの検索 タスク・リストに多くのタスクを表示する場合、ユーザーは特定のタスクをキー識別子で検索できます。たとえば、ユーザーは請求書タスクをその請求書番号で検索できます。 『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterアプリケーション・アダプタの使用』のタスクの検索に関する項
タスク・リストでのタスクのソート エンド・ユーザーは、列ヘッダーをクリックすることによって、タスク・リストを昇順または降順にソートできます。 『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterアプリケーション・アダプタの使用』のタスクのソートに関する項

管理対象添付ファイル・ソリューション機能の追加(11.1.1.6)

次の表は、アプリケーション・アダプタに組み込まれている管理対象添付ファイル・ソリューション新機能について説明しています。


注意:

Oracle E-Business SuiteプラグインやOracle PeopleSoftプラグインなどの、その他の動作保証の詳細は、次のWebページにあるサポートされる構成および動作保証の情報を参照してください。

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/webcenter/content/documentation/documentation-155348.html


管理対象添付ファイル・ソリューション機能 説明 参照先
Oracle E-Business Suite OAFアプリケーションのサポート ページのパーソナライズおよび構成を使用して管理対象添付ファイルのボタンを追加することによって、管理対象添付ファイル機能をOAF (Oracle Application Framework)ページに統合します。 第2.3項
管理対象添付ファイルの他のビジネス・アプリケーションへの構成のサポート Enterprise Application Adapter Frameworkコンポーネントを使用して、管理対象添付ファイル機能をOracle E-Business SuiteまたはOracle PeopleSoft以外のビジネス・アプリケーションに統合できます。 第6.4項
管理対象添付ファイル機能のカスタマイズ用の管理インタフェース preferences.hdaファイルを編集するかわりに、このインタフェースを使用して、グローバル変数の構成および添付リレーションシップとエンティティ固有構成の追加を実行できます。 第6.5.1項
カスタマイズ変数の追加
  • AppAdapterCheckinPrivate: ユーザーがドキュメントにチェックインするときに、共有ではなく、プライベート・ドキュメント・チェックインをデフォルトに指定できます。
  • AppAdapterExtraCheckinMetadataおよびAppAdapterExtraScanMetadata: 追加メタデータの受渡しに関して、この表内の後述の項目を参照してください。

  • AppAdapterHelpIconVisible: 「管理対象添付ファイル」ページ上のユーザーの「ヘルプ」アイコンの表示と非表示を切り替えることができます。

  • AppAdapterViewUnreleased: 添付ファイル・リスト内のドキュメントの表示と非表示を、それらがリリースされる前に切り替えることができます。

また、ResultCount (1ページに表示する添付ファイルの数)およびSearchEngineName(使用する検索エンジン)も、「管理対象添付ファイルの構成」ページで変数として設定および変更できるようになりました。

第6.5.1項
コンテンツ・サーバーで使用するための追加メタデータの受渡し AXF付与コールで、チェックイン時に事前移入されるメタデータを渡すことができます。 第6.6.16項
エンド・ユーザーに表示される簡略化されたURL チケット・メカニズムによって、管理対象添付ファイルURL上のビジネス・オブジェクトIDなどの詳細が、エンド・ユーザーに対して非表示になりました。
管理対象添付ファイル・セキュリティ・モデルのCSF拡張機能 構成可能なキー名を使用して、管理者資格証明を資格証明ストア・フレームワーク(CSF)に格納する必要があります。

管理対象添付ファイル・ソリューションでは、Oracle E-Business SuiteまたはOracle PeopleSoftから送信されたWebサービス・コール内のユーザー名が、CSFに格納されているユーザー名と比較されます。管理者ユーザー名が一致しない場合、「管理対象添付ファイル」ページにアクセスできないようにする例外が発生します。

第6.7.1項
Oracle PeopleSoftポップアップ・ソリューション・ウィンドウのサイズ変更 ソリューションの一部として表示されるOracle PeopleSoftポップアップ・ウィンドウすべてのデフォルトのシステム全体のサイズを変更または削除できます。 第5.4.12項および第6.6.17項
特定のビジネス・エンティティについて構成可能なプライベート添付ファイル・セキュリティ・グループ エンティティごとに、プライベート添付ファイルのデフォルトのセキュリティ・グループをオーバーライドして、別のプライベート添付ファイル・セキュリティ・グループにドキュメントを割り当てることができます。 第6.6.18項
ユーザーは添付ファイル・リスト内で検索可能 「管理対象添付ファイル」ページで多くの添付ファイルを表示する場合、ユーザーは添付ファイル・リスト内で検索を実行できます(たとえば、名前でのドキュメントの検索)。 『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterアプリケーション・アダプタの使用』の添付ファイル・リスト内での検索に関する項