Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentサービス・リファレンス 11gリリース1 (11.1.1) B72418-04 |
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この章では、Oracle WebCenter Contentの電子シグネチャを使用およびカスタマイズする際に使用できるサービスについて説明します。
この章では次のトピックについて説明します。
電子シグネチャ・サービスは、Oracle WebCenter Content Serverが生成する一意の識別子の構成、取得および署名に使用され、コンテンツ・アイテムのためにリビジョン・メタデータとともに格納されます。電子シグネチャは汎用コンテンツ・アイテム、ワークフローのコンテンツ・アイテムおよびPDFウォーターマークとともに使用することができます。
WebCenter Contentサービスの内容およびサービスの使用方法に関する情報は、第2章で説明されています。基本的なサービスの構造、属性、アクションおよびサービスの例に関する情報は、第3章で説明されています。現在のサービスをカスタマイズするか、新しいサービスを作成する前に、この情報に精通しておく必要があります。
特定の電子シグネチャ・サービスの場所は個々のサービスごとにリストされています。
電子シグネチャの使用の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentの使用』を参照してください。
Oracle WebCenter ContentでElectronic Signatureコンポーネントが使用可能な場合には、次のサービスを使用できます。
電子シグネチャ管理ページをロードするサービス。
サービス・クラス: ESigHandler
アクセス・レベル: なし
場所: IdcHomeDir
/components/ElectronicSignatures/resources/esig_service.htm
結果
ResultSets:
ESigUserDefinedSignatureFields: カスタム電子シグネチャ・フィールドに関する情報
ドキュメントの電子シグネチャを取得するサービス。
サービス・クラス: ESigHandler
アクセス・レベル: なし
場所: IdcHomeDir
/components/ElectronicSignatures/resources/esig_service.htm
追加の必須サービス・パラメータ
ESigViewSignaturesDocID: ドキュメントのID。
ESigViewSignaturesRevisionID: ドキュメントのリビジョンID。
ESigViewSignaturesDocName: ドキュメントのコンテンツID。
追加のオプション・サービス・パラメータ
ESigGetSignaturesAllRevisions: このパラメータが設定されている場合、サービスはドキュメントのすべてのリビジョンの電子シグネチャを返します。
ESigCallOrigin: コールのオリジナル・キー。
結果
ResultSets:
DOC_INFO: ドキュメントに関する情報。
ESigViewSignaturesResultSet: シグネチャに関する情報。
ドキュメントの電子シグネチャを取得するサービス。
サービス・クラス: ESigHandler
アクセス・レベル: なし
場所: IdcHomeDir
/components/ElectronicSignatures/resources/esig_service.htm
追加の必須サービス・パラメータ
dID: ドキュメントのID。
追加のオプション・サービス・パラメータ
dDocName: ドキュメントのコンテンツID。
ESigGetSignaturesAllRevisions: このパラメータが設定されている場合、サービスはドキュメントのすべてのリビジョンの電子シグネチャを返します。
ESigCallOrigin: コールのオリジナル・キー。
結果
ResultSets:
DOC_INFO: ドキュメントに関する情報。
ESigViewSignaturesResultSet: シグネチャに関する情報。
電子シグネチャに関する詳細情報を取得するサービス。
サービス・クラス: ESigHandler
アクセス・レベル: なし
場所: IdcHomeDir
/components/ElectronicSignatures/resources/esig_service.htm
追加の必須サービス・パラメータ
ESigSignatureSequence: 電子シグネチャの順序ID。
結果
ResultSets:
ESigUserDefinedFieldValues: カスタム電子シグネチャ・フィールドからの情報。
UserAttribInfo: 電子シグネチャのユーザー属性。
電子シグネチャ・コンテンツ・フォームをロードするサービス。
サービス・クラス: ESigHandler
アクセス・レベル: なし
場所: IdcHomeDir
/components/ElectronicSignatures/resources/esig_service.htm
追加の必須サービス・パラメータ
dID: 署名するためのドキュメントのID。
isESigUIAction: これは、ユーザーを認証のためにWebLogic Serverログイン・ページにリダイレクトする電子シグネチャのユーザー再認証の新しいデザインに従ってセッションおよびcookieをチェックします。これを常に1
に設定します(これは、ネイティブ11gユーザー・インタフェース処理であることを示します)。
ESigCallOrigin: 署名の後にネイティブ11gユーザー・インタフェース上のリダイレクトされたページを判定するコールのオリジナル・キー。これをDOC_INFO
に設定します。
結果
ResultSets:
DOC_INFO: ドキュメントに関する情報。
ESigUserDefinedSignatureFields: カスタム電子シグネチャ・フィールドに関する情報。
ワークフロー電子シグネチャ・コンテンツ・フォームをロードするサービス。
サービス・クラス: ESigHandler
アクセス・レベル: なし
場所: IdcHomeDir
/components/ElectronicSignatures/resources/esig_service.htm
追加の必須サービス・パラメータ
dID: ドキュメントのID。
isESigUIAction: これは、ユーザーを認証のためにWebLogic Serverログイン・ページにリダイレクトする電子シグネチャのユーザー再認証の新しいデザインに従ってセッションおよびcookieをチェックします。これを常に1
に設定します(これは、ネイティブ11gユーザー・インタフェース処理であることを示します)。
ESigCallOrigin: 署名の後にネイティブ11gユーザー・インタフェース上のリダイレクトされたページを判定するコールのオリジナル・キー。これをWORKFLOW
に設定します。
追加のオプション・サービス・パラメータ
ESigWorkflowName: ワークフロー名。
ESigWorkflowStepname: ワークフロー・ステップ名。
結果
ResultSets:
DOC_INFO: ドキュメントに関する情報。
ESigUserDefinedSignatureFields: カスタム電子シグネチャ・フィールドに関する情報
カスタム電子シグネチャ・フィールドに関する情報を取得するサービス。
サービス・クラス: ESigHandler
アクセス・レベル: なし
場所: IdcHomeDir
/components/ElectronicSignatures/resources/esig_service.htm
結果
ResultSets:
ESigUserDefinedSignatureFields: カスタム電子シグネチャ・フィールドに関する情報。
検証ファイル・フォームをロードするサービス。
サービス・クラス: ESigHandler
アクセス・レベル: READ
場所: IdcHomeDir
/components/ElectronicSignatures/resources/esig_service.htm
追加の必須サービス・パラメータ
ESigDocName: ドキュメントのコンテンツID。
ESigContext: specific
に設定して、検索が特定のコンテンツ・アイテムに対して行われることを示すか、またはglobal
に設定して、検索がシステム内のすべてのアイテムに対して行われるかを示します。
追加のオプション・サービス・パラメータ
ESigDocTitle: 電子シグネチャ・ドキュメントのタイトル。
カスタム電子シグネチャ・フィールドの構成を保存するサービス。
サービス・クラス: ESigHandler
アクセス・レベル: READ
場所: IdcHomeDir
/components/ElectronicSignatures/resources/esig_service.htm
追加の必須サービス・パラメータ
fieldName_index: カスタム電子シグネチャ・フィールド名。複数のフィールドが構成されている場合、それらは索引によって区別されます。索引は0で始まり増えていきます。
displayLabel_index
: カスタム・フィールド表示ラベル。
dataType_index
: カスタム・フィールド・データ・タイプ。
hasChoiceList_index
: 「true」
に設定されている場合、カスタム・フィールドは選択肢です。
listOfValues_index
: カスタム・フィールドが選択肢の場合に、値リストを指定します。
isCheckbox_index
: 「true」
に設定されている場合、カスタム・フィールドはチェック・ボックスです。
isRequired_index
: 「true」
に設定されている場合、カスタム・フィールドは必須フィールドです。
追加のオプション・サービス・パラメータ
esigIsAdminUpdate: 「true」に設定されている場合、構成が更新されます。
結果
ResultSets:
ESigUserDefinedSignatureFields: カスタム電子シグネチャ・フィールドに関する情報
コンテンツを電子的に署名するサービス。
サービス・クラス: ESigHandler
アクセス・レベル: なし
場所: IdcHomeDir
/components/ElectronicSignatures/resources/esig_service.htm
追加の必須サービス・パラメータ
ESigSignContentDocID: 署名のためのドキュメントのID。
ESigSignContentPassword: 再認証のためのユーザーのパスワード。
ESigSignContentDocRevisionID: 署名のためのドキュメントのリビジョンID。
ESigSignContentDocName: 署名のためのドキュメントのコンテンツID。
$customField: 署名のためのドキュメントのID。カスタム・フィールドが必須の場合はこのフィールドは必須です。
追加のオプション・サービス・パラメータ
isESigUIAction: 設定されている場合、署名サービスは、ユーザーを認証のためにOracle WebLogic Serverログイン・ページにリダイレクトする電子シグネチャのユーザー再認証デザインに従ってセッションおよびcookieの情報をチェックします。
ESigCallOrigin: ドキュメントが署名された後に、ネイティブ11gユーザー・インタフェース上のリダイレクトされたページを判定するコールのオリジナル・キー。
結果
ResultSets:
DOC_INFO: ドキュメントに関する情報。
チェックサムを指定したコンテンツ・アイテムの使用可能なリビジョンのリストに対してマッチングすることで、リポジトリ内のローカル・ファイルを検索するサービス。このサービスでは、検証のためにファイル・コンテンツをリクエストの一部として渡す必要があります。ブラウザ・リクエストはファイル・コンテンツをフォーム・データの一部として渡し、一方、RIDCはサーバーにファイル・コンテンツを送るためにoracle.stellent.ridc.model.TransferFile
クラスのインスタンスを必要とします。
サービス・クラス: ESigHandler
アクセス・レベル: なし
場所: IdcHomeDir
/components/ElectronicSignatures/resources/esig_service.htm
追加の必須サービス・パラメータ
ESigDocName: ドキュメントのコンテンツID。
ESigValidationFile: oracle.stellent.ridc.model.TransferFile
クラスのインスタンス。
追加のオプション・サービス・パラメータ
ESigDocTitle: 電子シグネチャ・ドキュメントのタイトル。
ESigContext: 検索がspecific
に設定されている特定のアイテムに対して行われることを示します。
結果
ResultSets:
ESigValidateFileDocInfoResultSet: コンテンツ・アイテム・リビジョンのマッチングに関する情報。LocalDataセクションのESigValidateFileStatus
は検索のステータスを示します。可能な値はOK
およびNO_MATCH
です。
チェックサムをシステム内のすべてのアイテムに対してマッチングすることで、リポジトリ内のローカル・ファイルを検索するサービス。このサービスでは、検証のためにファイル・コンテンツをリクエストの一部として渡す必要があります。ブラウザ・リクエストはファイル・コンテンツをフォーム・データの一部として渡し、一方、RIDCはサーバーにファイル・コンテンツを送るためにoracle.stellent.ridc.model.TransferFile
クラスのインスタンスを必要とします。
サービス・クラス: ESigHandler
アクセス・レベル: なし
場所: IdcHomeDir
/components/ElectronicSignatures/resources/esig_service.htm
追加の必須サービス・パラメータ
ESigValidationFile: oracle.stellent.ridc.model.TransferFile
クラスのインスタンス。
追加のオプション・サービス・パラメータ
ESigContext: 検索がspecific
に設定されている特定のアイテムに対して行われることを示します。
結果
ResultSets:
ESigGlobalValidationResultSe: マッチング・コンテンツ・アイテムに関する情報。LocalDataセクションのESigValidateFileStatus
は検索のステータスを示します。可能な値はOK
およびNO_MATCH
です。
ワークフローのコンテンツを署名および承認するサービス。
サービス・クラス: ESigHandler
アクセス・レベル: なし
場所: IdcHomeDir
/components/ElectronicSignatures/resources/esig_service.htm
追加の必須サービス・パラメータ
dID: 生成済のコンテンツ・アイテムのリビジョンID。
ESigSignContentDocID: 署名のためのドキュメントのID。
ESigSignContentPassword: 再認証のためのユーザーのパスワード。
ESigSignContentDocRevisionID: 署名のためのドキュメントのリビジョンID。
ESigSignContentDocName: 署名のためのドキュメントのコンテンツID。
$customField: 署名のためのドキュメントのID。カスタム・フィールドが必須の場合はこのフィールドは必須です。
追加のオプション・サービス・パラメータ
ESigWorkflowName: ワークフローの名前。
ESigWorkflowStepName: ワークフロー・ステップの名前。
ESigCallOrigin: ドキュメントが署名された後に、ネイティブ11gユーザー・インタフェース上のリダイレクトされたページを判定するコールのオリジナル・キー。
isESigUIAction: 設定されている場合、署名サービスは、ユーザーを認証のためにOracle WebLogic Serverログイン・ページにリダイレクトする電子シグネチャのユーザー再認証デザインに従ってセッションおよびcookieの情報をチェックします。