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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentの管理
11gリリース1 (11.1.1)
B72425-07
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33 Folders構造の移行

この章では、アーカイバ・ユーティリティを使用して、Oracle WebCenter Content ServerのFolders構造データ(コンテンツ・ファイルではなく)を移行する方法について説明します。Folders機能は、FrameworkFoldersコンポーネントによってサポートされています。

この章の項目は次のとおりです。

33.1 Folders構造の移行について

コンテンツ・サーバー・インスタンスのFolders構造は、アーカイバ・ユーティリティを使用して移行(エクスポートまたはインポート)できます。

アーカイバの動作方法の詳細は、第25章を参照してください。

33.2 Folders構造データのエクスポート

この項では、バックアップ、格納、または別のインスタンスへのインポートの目的で、コンテンツ・サーバー・インスタンスのデータを手動でエクスポートするためのプロセスおよびタスクについて説明します。アーカイバ・ユーティリティのエクスポート機能を使用して、Folders構造データをエクスポートできます。エクスポートされるのは単なるコピーであるため、元のデータはそのまま残ることに注意してください。

手動エクスポートでは、管理者がアーカイバから1回限りのエクスポートを開始します。この場合、ローカル・コンテンツ・サーバー・インスタンスにアーカイブが作成されます。


注意:

アーカイバを障害回復の主要な方法として使用しないでください。データベースおよびファイル・システムの標準的なバックアップ・システムを使用してください。バックアップ・システムの詳細は、『管理者ガイド』を参照してください。

Folders構造データを手動でエクスポートするには、次のプロセスを実行します。

  1. エクスポートされたコンテンツ・サーバー・データを格納するアーカイブを作成します。詳細は、第25.2.1項を参照してください。

  2. 現在のアーカイブ・リストからアーカイブを選択します。

  3. 表をアーカイブに追加します。詳細は、第26.2.4項を参照してください。

    次の表をアーカイブに追加する必要があります。

    • FoldersFolders

    • FolderMetaDefaults

  4. エクスポートを開始します。詳細は、第26.2.8項を参照してください。

アーカイバ・ユーティリティを使用したエクスポートの管理方法の詳細は、第26章を参照してください。

33.3 Folders構造データのインポート

この項では、エクスポートされたアーカイブのデータを手動で取得するためのプロセスおよびタスクについて説明します。一般的にインポートは、別のコンテンツ・サーバー・インスタンスからデータのコピーを取得する場合や、格納されているデータをリストアする場合に使用します。アーカイバ・ユーティリティのインポート機能を使用して、Folders構造データをインポートできます。

インポート先のコンテンツ・サーバー・インスタンスは、アーカイブのエクスポート元のインスタンスと同じメタデータ・フィールド、セキュリティ・グループおよびアカウントを持つ必要があります。不一致があるとエラーが発生する場合があります。

Folders構造データを手動でインポートするには、次のプロセスを実行します。

  1. 現在のアーカイブ・リストでアーカイバを使用して、データの取得元のアーカイブを選択します。

  2. インポートを開始します。詳細は、第27.3.6項を参照してください。

アーカイバ・ユーティリティを使用したインポートの管理方法の詳細は、第27章を参照してください。