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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentでの開発
11gリリース1 (11.1.1)
B72427-06
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2 Oracle JDeveloperのインストールと構成

この章では、Oracle WebCenter Contentで使用するOracle JDeveloper開発環境を設定する方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

2.1 JDeveloperのインストール

JDeveloper 11.1.2.4.0をインストールしていない場合は、次の場所からOracle JDeveloper 11g (11.1.2.4.0) Studio Edition (ビルド6436)をダウンロードします。

http://www.oracle.com/technetwork/developer-tools/jdev/downloads/jdev11124download-1970562.html

同じディレクトリから入手可能なOracle JDeveloperインストレーション・ガイドを使用して、サポートされているプラットフォーム(Windows、Linux、UNIXまたはMac OSシステム)のいずれかにJDeveloper 11.1.2.4.0 Studio Editionをインストールして起動します。


注意:

同じコンピュータに他のバージョンのJDeveloperがインストールされている場合、このバージョンのJDeveloperを最初に起動するときに、以前のインストールのプリファレンスをインポートするよう要求されます。以前のインストールのプリファレンスをインポートせずに続ける場合には、「いいえ」をクリックします。

2.2 JDeveloperのパッチの適用

インストールを完了するには、JDeveloperのバグ12708296に対応するパッチを適用する必要があります。

JDeveloperのパッチを適用するには:

  1. JDeveloperインスタンスを停止します。

  2. https://support.oracle.comから、スタンドアロンJDeveloperインストール・タイプ用のOPatch、バージョン11.1.0.0.1 (p5912518_111000_GENERIC.zip)を入手します。

  3. OPatch ZIPファイルをJDEV_MW_HOME/jdeveloperに解凍します(JDEV_MW_HOMEはスタンドアロンJDeveloperインストールのMiddlewareホームになります)。これにより、JDEV_MW_HOME/jdeveloperの下にOPatchフォルダが作成されます。

  4. https://support.oracle.comから、パッチ番号12708296、バージョン11.1.2.4.0 (つまりp12708296_111240_Generic.zip)を入手します。

  5. p12708296_111240_Generic.zipを一時フォルダtemp_locationに解凍し、次のコマンドを実行します。

    • UNIXコマンド:

      JDEV_MW_HOME/jdeveloper/OPatch/opatch apply -jre JDEV_MW_HOME/jdk160_24/jre -oh JDEV_MW_HOME/temp_location/12708296
      
    • Windowsコマンド:

      JDEV_MW_HOME\jdeveloper\OPatch\opatch apply -jre JDEV_MW_HOME\jdk160_24\jre -oh JDEV_MW_HOME\temp_location\12708296
      
  6. JDeveloperインスタンスを起動します。

2.3 統合されたWebLogic Serverドメインの作成

新規にインストールしたJDeveloper Studioインスタンスの場合は、統合されたOracle WebLogic Serverドメインを作成して、開発環境を設定する必要があります。

統合されたWebLogic Serverドメインを作成するには:

  1. JDeveloperを開きます。

  2. 「実行」メニューから、「サーバー・インスタンスの起動」を選択します。

  3. パスワードを決めて入力し、確認のため再度入力します。その他すべてのフィールドにはデフォルト値が入っています。「OK」をクリックします。

  4. 次のメッセージが表示されるまでログ・ウィンドウを監視します。

    IntegratedWebLogicServer started.
    
  5. サーバーを停止します。「実行」メニューから「終了」を選択し、続いて「IntegratedWebLogicServer」を選択します。

2.4 シード・カスタマイズの定義に向けたJDeveloperの構成

JDeveloperの構成を指定することで、シード・カスタマイズの定義を適切にサポートできるようになります。

シード・カスタマイズの定義に向けてJDeveloperを構成するには:

  1. アプリケーション・ナビゲータで、「ナビゲータの表示オプション」メニューから「ライブラリの表示」を選択します。

    これにより、各プロジェクトは、そのプロジェクトのすべてのライブラリを「アプリケーション・ナビゲータ」にリスト表示するようになります。

  2. *.jsfファイルと*.jsffファイルをSourceモードで開きます。

    1. 「ツール」「プリファレンス. . .」メニューを選択します。

    2. 左側のパネルの「ファイル・タイプ」を選択します。

    3. 右側の「デフォルトのエディタ」タブをクリックします。

    4. 下にスクロールしてJSFF Label (.jsffファイルの場合)の行を見つけて、そのデフォルトのエディタを「ソース」に変更します。

    5. XHMTL Source (.jsfファイルの場合)の行を見つけて、そのデフォルトのエディタを「ソース」に変更します。

    6. 「OK」をクリックします。