Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用 11gリリース1 (11.1.1.9.0) E49667-04 |
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この章では、ドキュメントの開発時にも、ポータルのすべてのユーザーがドキュメントを使用できるときにも、様々な方法でドキュメントでの共同作業ができます。これには、共同作成、共有、レビュー、承認、編集などが含まれます。
この章には次のトピックが含まれます:
権限: この章のタスクを実行するには、ポータル・レベル権限のCustomize Pages and Edit Content とCreate Documents (これには自身が作成したドキュメントに対する削除権限が含まれます)が必要で、ポータル・モデレータにより付与されます。他のユーザーのドキュメントを削除するには、Delete Documents 権限が必要です。
セキュリティをドキュメントで設定するには、 |
注意: ポータルの「ドキュメント」ページは、Content Server 11gでのみ表示されます。接続したコンテンツ・リポジトリがContent Server 10gの場合、「ドキュメント」ページは利用できなくなります。「ドキュメント」機能を使用するには、ページをポータルで作成して、ドキュメント・ビューアをそのページに追加できます。 |
「ドキュメント」ページとドキュメント・ビューアでは、フォルダやファイルのアクセス、追加および管理、ファイルやフォルダのプロパティの構成と表示、接続しているコンテンツ・リポジトリでのファイルやフォルダの内容の検索を行うための機能が用意されています。
次の機能によりドキュメントで共同作業ができます。
ドキュメントのその場での表示。第19.6.2項「ファイルを開く」を参照してください。
ドキュメントのタグ付け。第19.15項「ファイルにおけるタグの管理」を参照してください。
サポートするドキュメントへのリンク。第19.18項「ドキュメント・リンクの管理」を参照してください。
類似ドキュメントに対する推薦の表示。第19.19項「ドキュメントの推薦の表示」を参照してください。
ドキュメントへのコメント。第15.4項「アイテムへのコメント」を参照してください。
ドキュメントへのリンクの共有。第19.21項「フォルダまたはファイルのURLの共有」を参照してください。
ドキュメントへのサブスクライブ。第19.23項「ファイルへのサブスクライブ」を参照してください。
ドキュメントのお気に入り登録。第19.24項「ファイルのお気に入り登録」を参照してください。
ドキュメントのお気に入りリストへの追加。第19.25項「フォルダまたはファイルのお気に入りへの追加」を参照してください。
WebCenter PortalへのWikiドキュメントの追加。これにより、複数のユーザーが共同で作業して、関連性があり有益な最新コンテンツを作成できます。第17章「Wikiの使用」を参照してください。
体験や意見を記録するためのブログの追加。これにより、複数のユーザーがブログ投稿を通じて提供できます。第18章「ブログの使用」を参照してください。
ドキュメントの作成中は、通常、複数の人でレビューおよび承認を行う必要があります。このプロセス管理に使用できるように、WebCenter Portalには組込みワークフロー機能があります。この機能は、割り当てられた承認者による必要な承認にドキュメントを進めます。この機能は、接続しているコンテンツ・リポジトリがContent Serverの場合に使用できます。
ドキュメント・ワークフローの表示と参加の詳細は、『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』で「ワークフロー対応コンテンツの使用」の章を参照してください。
ワークフロー、Wikiドキュメントおよびポータルを使用してドキュメントでの管理および共同作業を行うためにWebCenter Portalで提供されている様々な機能の他に、Oracle AutoVueを使用するオプションもあります。
注意: Oracle AutoVue機能を有効にするには、次の要件を満たすことをシステム管理者に確認してください。
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WebCenter Portalとは別にパッケージ化されているOracle AutoVueは、ドキュメント・レビューおよびコラボレーション機能を提供するためにContent Serverのバックエンド・リポジトリと簡単に統合されています。AutoVueは、様々なファイル・タイプ(Word、Excel、PDFおよび2Dや3DのCADファイル・タイプなど)をサポートします。Oracle AutoVueの詳細は、http://www.oracle.com/us/products/applications/autoVue/index.html
のドキュメント・ライブラリを参照してください。
Oracle AutoVueを使用してファイルのレビューおよび共同作業を行う手順は、次のとおりです。
ドキュメント・ビューアの「プレビュー」ペインでファイルを開き、「ファイル」メニューをクリックして、「AutoVueで注釈付け」を選択します。
Content ServerでAutoVueファイル・ビューアを開きます。
注意: SSOが設定されていない場合は、AutoVueビューアを表示するためにContent Serverにログインする必要があります。 |
AutoVueファイル・ビューア(図20-1)で、コメントおよび個別マークアップを入力し、変更内容を保存します。
WebCenter PortalでAutoVueマークアップが含まれるファイルを表示するには、ドキュメント・ビューアの「プレビュー」ペイン(図20-2)の下部にある「Autovue」タブをクリックし、ファイルのAutoVueバージョン名をクリックします。
注意: 「Autovue」ペインに、そのファイルのマークアップされた複数のバージョンがリストされる場合があります。必要なバージョンをクリックします。 |