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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Java EE管理APIによるモニタリングと管理
11gリリース1 (10.3.6)
B61635-05
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1 概要とロードマップ

この章では、このガイド(『Oracle WebLogic Server Java EE管理APIによるモニタリングと管理』)の内容と対象読者について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

ドキュメントの範囲および対象読者

このドキュメントは、Java EEアプリケーション用の管理サービスを開発するソフトウェア開発者、およびJMX互換の管理システムを開発するソフトウェア・ベンダーを対象としています。また、WebLogic Serverを評価するビジネス・アナリストや、特定のアプリケーションでJMXの使用を考えているシステム設計者にとって便利な情報も掲載されています。

このドキュメントは、ソフトウェア・プロジェクトの設計段階と開発段階に関する情報を説明するものです。このドキュメントでは、本番段階での管理、モニター、パフォーマンス・チューニングについては扱いません。これらのトピックに関するWebLogic Serverのドキュメントとリソースへのリンクについては、「関連ドキュメント」を参照してください。

このドキュメントは、Java EEおよび一般的なアプリケーション管理の概念に精通している読者を対象としています。このドキュメントでは、限定的でありながら有用な一連のJMX管理サービスを開発するための実践的な方法を重点的に扱います。JMXをより広範な管理上の問題に適用するには、「関連ドキュメント」に挙げるJMX仕様などのドキュメントを参照してください。

このドキュメントの構成

このマニュアルの構成は次のとおりです。

関連ドキュメント

「Sun Developer Network」には、JMXに関する書籍、ホワイトペーパー、および詳細情報へのリンクが掲載されたWebサイト(http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/tech/javamanagement-140525.html)があります。

JMX 1.2仕様およびAPIドキュメントを参照する場合は、http://jcp.org/aboutJava/communityprocess/final/jsr003/index3.htmlからダウンロードしてください。

JMXリモートAPI 1.0仕様およびAPIドキュメントを参照する場合は、http://jcp.org/aboutJava/communityprocess/final/jsr160/index.htmlからダウンロードしてください。

WebLogic Serverアプリケーション用に他のタイプの管理サービスを開発するためのガイドラインについては、以下のドキュメントを参照してください。

  • 『アプリケーション・ロギングのためのWebLogicロギング・サービスの使用』は、WebLogicによるログ・メッセージの国際化とローカライゼーションのサポートについて説明し、WebLogic Serverで提供されているテンプレートおよびツールを使用して、ロケール固有のメッセージ・カタログを作成または編集する方法を示します。

  • 『WebLogic診断フレームワークの構成と使用』は、システム管理者が、JMX、ロギングなどの管理機能を通じて公開されていないアプリケーション・モニター・データを収集する方法について説明しています。

WebLogic Serverアプリケーションを開発およびチューニングするためのガイドラインについては、以下のドキュメントを参照してください。

  • 『WebLogic Serverアプリケーションの開発』は、WebLogic Serverアプリケーションの開発ガイドです。

  • 『JMXによる管理の容易なアプリケーションの開発』は、カスタムMBeanを作成および登録する方法について説明しています。

このリリースでの新機能と変更された機能

このリリースで導入されたWebLogic Serverの新機能の一覧については、『Oracle WebLogic Serverの新機能』を参照してください。