1 概要とロードマップ

この章では、このガイド、『Oracle WebLogic Server 10.3.6ノード・マネージャ管理者ガイド』の内容と構成について説明します。

この章には次の項が含まれます:

ドキュメントのスコープと対象読者

このドキュメントでは、WebLogic Server環境内でサーバーを制御および管理するためのノード・マネージャの構成と使用の方法について説明します。

このドキュメントは、ノード・マネージャの使用に携わるシステム管理者およびオペレータを対象としています。その内容は、デプロイメントからテストおよび本番まで、ソフトウェア・プロジェクトのすべての段階に関連しています。

Java Platform, Enterprise Edition (Java EE)技術、Web技術、オブジェクト指向プログラミング技術、およびJavaプログラミング言語について読者が精通していることを前提としています。

このドキュメントの構成は次のとおりです。

第1章「概要とロードマップ」では、このドキュメントの構成および関連ドキュメントについて説明します。
第2章「ノード・マネージャの概要」では、ノード・マネージャについて全般的に説明し、WebLogic Serverドメイン内でどのように機能するのかについて説明します。また、ノード・マネージャによって使用される構成ファイルおよびログ・ファイルについても詳述します。
第3章「ノード・マネージャの一般的な構成」では、Javaバージョンおよびスクリプト・バージョンのノード・マネージャの双方に適用される構成手順について説明します。
第4章「Javaノード・マネージャの構成」では、Javaバージョンのノード・マネージャの構成手順について説明します。
第5章「スクリプト・ノード・マネージャの構成」では、スクリプト・バージョンのノード・マネージャの構成手順について説明します。
第6章「ノード・マネージャの使用」では、ノード・マネージャおよびサーバーの起動手順について説明します。この章では、WebLogic Serverのフェイルオーバー機能および移行機能を利用するためにサーバーを起動する際の推奨事項についても説明します。

このリリースで導入されたWebLogic Serverの総合的な新機能一覧は、「Oracle WebLogic Serverの新機能」を参照してください。