Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server 10.3.6の新機能 11g リース1 (10.3.6) B55571-11 |
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Oracle WebLogic Serverへようこそ。次の項では、Oracle WebLogic Server 10.3.6の新しい機能および変更された機能について説明します。このリリースで修正されたバグのリストについては、WebLogic Serverインストール・ディレクトリの次のファイルを参照してください。
WL_HOME
/bugsfixed/bugsfixed.htm
修正されたバグのリストは、https://support.oracle.com/
にあるMy Oracle Supportからも入手できます。「ナレッジ・ベースの検索」フィールドに次のドキュメントIDを入力してください。
1376604.1
注意: Oracle Fusion Middleware 11gにはOracle WebLogic Server 11gが含まれています。Oracle WebLogic Serverの現在のバージョン番号は10.3.6です。 |
このドキュメントの改訂履歴
日付 | 変更の説明 |
---|---|
2016年3月 | JDK 6 Update 111でのTLS V1.1のサポートに関して表2-2が更新されました。 |
2017年7月 | JDK 6 Update 121でのTLS V1.2のサポートに関して「トランスポート・レイヤー・セキュリティ(TLS)のサポート」および表2-2が更新されました。 |
WebLogic Serverのこのリリースでは、GridLinkデータ・ソースおよびスキーマを使用したWebLogicドメインの構成のサポートが、次のドライバを使用して、Fusion Middleware Wizardに追加されました。
GridLink接続用Oracleドライバ(Thin)
GridLink Type 4非XAドライバです。
GridLink接続用Oracleドライバ(Thin XA)
GridLink Type 4 XAドライバです。
GridLinkデータ・ソースとは、高速アプリケーション通知(FAN)イベントに応答するサービスを表す単一のデータ・ソースです。
Mavenプロジェクト外でweblogic-maven-plugin
ゴールを実行できるようになりました。たとえば、weblogic:deploy
ゴールをスタンドアロン・オペレーションとして使用し、任意のディレクトリからWARファイルをデプロイできます。ディレクトリには、Maven pom.xml
ファイルが格納されている必要はありません。この機能は、プラグインをインストールして、一般的な開発目的で使用する開発者にとって有用です。WebLogic Serverドメインに接続してデプロイメント処理を実行するには、weblogic-maven-plugin
によって有効なユーザー資格証明を付与する必要があります。pom.xml
ファイルの、またはコマンド・ラインでの資格証明の指定によるパスワードの露出を防ぐために、ユーザー名とパスワードが暗号化形式で外部ファイルに保存されるセキュア構成認証メカニズムを使用し、ファイルの暗号化に使用されたキーとともに、WebLogic Serverドメインの接続に使用するユーザー資格証明を付与できるようになりました。
詳細は、『Oracle WebLogic Serverへのアプリケーションのデプロイ』のデプロイのためのWebLogic Mavenプラグインの使用に関する項を参照してください。
この項では、このリリースのWebLogic Serverの新しいデータ・ソース機能および変更について説明します。
Oracle WebLogic Server 10.3.6以上のリリースでは、capacityIncrement
属性は構成可能ではなく、1という値に設定されます。
MinCapacity
属性は、初期化後に接続プールに含めることのできる物理接続の最小数を設定します。『Oracle WebLogic Server JDBCの構成と管理』の接続プールの縮小に関する項を参照してください。
データ・ソースごとに、そのデータソースの通信対象であるバックエンド・データベースにアクセスできないことを示す致命的エラー・コードを定義できます。『Oracle WebLogic Server JDBCの構成と管理』の致命的エラー・コードの定義に関する項を参照してください。
Oracle WebLogic Server 10.3.6以前は、データ・ソース・プロファイル・レコードがWLDFイベントとして記録されました。操作性とパフォーマンスを向上させるため、WebLogic Serverではデータ・ソース・プロファイル・ログを使用してイベントが格納されます。『Oracle WebLogic Server JDBCの構成と管理』のWebLogic JDBCリソースの監視に関する項を参照してください。
アプリケーション・スコープのデータ・ソースを含むEAR/WARファイルにデータベース・ドライバを含めることができます。これにより、アプリケーションに必要なデータ・ソースとドライバの両方を含む自己包含型EARファイルをデプロイできます。『Oracle WebLogic Server JDBCの構成と管理』のEAR/WARファイルへのドライバの追加に関する項を参照してください。
Oracle WebLogic Server 10.3.6.0以上は、Oracle BI Serverをサポートします。Oracle BI Serverと相互運用するために新しい汎用データ・ソースを作成する場合にデータベース・タイプとしてOracle BI Server
を選択します。『Oracle WebLogic Server JDBCの構成と管理』のJDBCデータ・ソースの作成に関する項を参照してください。
このリリースでは、グローバル・トランザクション後の接続を保持
という新しい属性が提供されます。この属性を使用すると、グローバル・トランザクションのコミットまたはロールバック時、論理接続に関連付けられている物理データベース接続をWebLogic Serverで保持できます。Oracle WebLogic Server MBeanリファレンスのKeepConnAfterGlobalTxに関する項を参照してください。
WebLogic Serverでは、GridLinkデータ・ソースによってセッション・アフィニティ・ポリシーが使用され、パフォーマンスの向上のためにサーブレット・セッションのデータベース操作がRACクラスタ内の同じRACインスタンスに指示されます。『Oracle WebLogic Server JDBCの構成と管理』のGridLinkアフィニティに関する項を参照してください。
RMI JDBC Security
パラメータを設定して、データ・ソース・オブジェクトとのRMIドライバ・クライアント通信をサーバー・レベルで保護します。『Oracle WebLogic Server JDBCのプログラミング』のWebLogic RMIドライバのセキュリティ考慮事項に関する項を参照してください。
クライアントがプロキシ・ユーザーとしてアプリケーション・サーバーを通じてOracleデータベースに接続できるようにWebLogicデータ・ソースを構成できます。『Oracle WebLogic Server JDBCの構成と管理』のOracle Databaseのプロキシ認証に関する項を参照してください。
WebLogicデータ・ソースを構成して、Oracleデータベースの接続時にデータベース資格証明を設定する接続が可能です。『Oracle WebLogic Server JDBCの構成と管理』の接続でのデータベース資格証明の設定に関する項を参照してください。
データ・ソースが指定された数の使用可能な接続に達した場合に解放する予約された接続数を指定できます。収集は、指定された数の接続をプール内で常に使用可能にするのに役立ち、接続初期化を最小限に抑えることでパフォーマンスを向上させます。『Oracle WebLogic Server JDBCの構成と管理』の接続収集の構成に関する項を参照してください。
アプリケーションでラベリングを使用することで、任意の名前/値のペア(ラベル)を特定の初期化状態の接続にアタッチできます。これによって接続を再初期化する時間とコストが最小限に抑えられるため、アプリケーションにおけるパフォーマンスが向上します。『Oracle WebLogic Server JDBCの構成と管理』の接続のラベル付けに関する項を参照してください。
このリリースは、次の新しいデバッグ・スコープを提供します:
weblogic.jdbc.rac.DebugJDBCONS - 低レベルのONSデバッグ
weblogic.jdbc.rac.DebugJDBCRAC - RACデバッグ
weblogic.jdbc.rac.DebugJDBCUCP - 低レベルのUCPデバッグ
weblogic.jdbc.rac.DebugJDBCREPLAY - リプレイ・デバッグ
weblogic.jdbc.transaction.DebugJTAJDBC - トランザクション・デバッグ
『Oracle WebLogic Server JDBCの構成と管理』のJDBCのデバッグ・スコープに関する項を参照してください。
Oracle WebLogic Serverリリース10.3.6.0以上では、UCPおよびONSはインストールに含まれなくなりました。UPCおよびONSのデバッグの設定方法の詳細は、『Oracle WebLogic Server JDBCの構成と管理』のUCP/ONSのデバッグの設定に関する項を参照してください。
DataDirectのOracleタイプ4 JDBCドライバは、現在、WebLogicブランドDataDirectドライバと呼ばれます。オラクル社は『Oracle WebLogic Serverタイプ4 JDBCドライバ』でのドキュメンテーションを停止しました。DataDirectドライバの詳細情報は今後提供しません。WebLogic Server環境におけるWebLogicブランドのDataDirectドライバの構成および使用方法については引き続き、『Oracle WebLogic Server JDBCのプログラミング』のWebLogicブランドのDataDirectドライバの使用に関する項で情報を提供します。ドライバの動作の詳細に関してDataDirectのドキュメントを確認することをお薦めします。http://www.datadirect.com/index.html
の『Progress DataDirect for JDBC User's Guide Release 4.2』および『Progress DataDirect for JDBC Reference Release 4.2』を参照してください。
デフォルトでは、Array、Blob、Clob、NClob、Ref、SQLXML、およびStructのデータ型オブジェクトに加え、ParameterMetaDataとResultSetMetaDataオブジェクトがWebLogicラッパーによってラップされます。ラップを無効にするには、この値をfalseに設定します。ラップを無効にするとパフォーマンスが(場合によっては大幅に)向上し、アプリケーションでネイティブ・ドライバ・オブジェクトを直接使用できるようになります。Oracle WebLogic Server MBeanリファレンスのデータ型のラップに関する項を参照してください。
このリリースのWebLogic Serverでは、Java SE 7のサポートが追加されました。詳細は、Oracle Fusion Middleware 11gリリース1 (11.1.1.x)の動作保証マトリックスを参照してください。
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/downloads/fmw-11gr1certmatrix.xls
この項では、Oracle WebLogic Server 10.3.6の新しい永続ストア機能について説明します。
JDBC TLOGストアを構成してトランザクション・ログがデータベースに永続化されるようにできます。これによって、ベースとなるデータベースのレプリケーションと高可用性特性を利用したり、障害時リカバリを簡易化したり、トランザクション・リカバリ・サービスの移行を改善できます。『Oracle WebLogic Serverサーバー環境の構成』のJDBC TLogストアの使用に関する項を参照してください。
JDBCストアのI/O負荷が高い場合、複数のJDBC接続を使用してI/O操作を同時に処理するようJDBCストアを構成すると、パフォーマンスが向上します。『Oracle WebLogic Serverサーバー環境の構成』のJDBCストアのI/Oマルチスレッドの有効化に関する項を参照してください。
Oracle BLOBを使用する場合、ThreeStepThreshold
値をチューニングすると、パフォーマンスが向上することがあります。詳細は、『Oracle WebLogic Serverサーバー環境の構成』の「Oracle BLOBレコード列の有効化」を参照してください。
JDBC TLOGストアを構成してトランザクション・ログがデータベースに永続化されるようにできます。これによって、ベースとなるデータベースのレプリケーションとHA特性を利用したり、障害時リカバリを簡易化したり、トランザクション・リカバリ・サービスの移行を改善できます。『Oracle WebLogic Serverサーバー環境の構成』のJDBC TLogストアの使用に関する項を参照してください。
このリリースでは、メッセージ・ページングのパフォーマンスを改善するため、およびファイルストアを直接書込み - キャッシュありポリシー
で使用する場合に、フラッシュ・ドライブ・デバイスの使用をサポートします。『Oracle WebLogic Serverパフォーマンスおよびチューニング』の非永続メッセージのページングのためのフラッシュ・ストレージの使用に関する項およびファイル・ストアの直接書込み - キャッシュありポリシーのチューニングに関する項を参照してください。
この項では、WebLogic Serverのこのリリースでの次のセキュリティの変更を説明します。
WebLogic ServerのJSSE実装は、X.509証明書失効(CR)チェックをサポートしています。ここでは、SSL証明書パス検証プロセスの一部として、証明書の失効ステータスがチェックされます。CRチェックによって、受け取った証明書が発行元の認証局によって失効されていないことが保証され、証明書の使用におけるセキュリティが向上します。
WebLogic ServerのCRチェック・メカニズムはインバウンドおよびアウトバウンドの両方のSSLに使用可能で、次の機能が含まれています。
オンライン証明書ステータス・プロトコル(OCSP)および証明書失効リスト(CRL)のサポート
特定の証明書認証局(CA)のオーバーライドの構成機能
デフォルトでは、CRチェックはWebLogic Serverで無効になっています。CRチェックの有効化および構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverの保護』のX.509証明書失効チェックに関する項を参照してください。
デフォルトのWebLogic Serverホスト名検証に加えて、WebLogic Serverには、代替として使用できるワイルドカードのあるホスト名検証があります。ワイルドカードを使用したホスト名検証は、デフォルトのWebLogic Serverホスト名検証と同じ動作をします。ただし、ワイルドカードを使用したホスト名検証も、次の追加のSSLセッション資格証明を受け入れます。
証明書のサブジェクト共通名属性(CNドメイン)から取得されるホスト名にアスタリスクのワイルドカード文字(*)が含まれる証明書
SubjectAlternativeName dnsName (SAN)証明書
ワイルドカードを使用したホスト名検証の、WebLogic Serverでの構成方法を含む詳細は、『Oracle WebLogic Serverの保護』のホスト名検証の使用に関する項を参照してください。
WebLogic ServerセキュリティAPIコードの例。これはServer Examplesコンポーネントをインストールすると使用可能で、Webシングル・サインオン・シナリオ用のSAMLの例を含むようになりました。この例は、WebLogic ServerおよびSecurity Assertion Markup Language (SAML)用にシングル・サインオン(SSO)を設定する方法を示します。
例をビルド、デプロイおよび実行するのに必要なすべてのファイルが含まれています。詳細は、『Oracle WebLogic Serverインフォメーション・ロードマップ』のサンプル・アプリケーションおよびコード例に関する項を参照してください。
WebLogic Serverでは、アウトバウンドSSL接続を行う際に、アイデンティティ・キーストアと関連する2つのタイプのアイデンティティのうちのいずれかを指定できます。デフォルトでは、アウトバウンドSSL接続を行う際、WebLogic Serverはそのサーバー証明書を使用して、クライアントにアイデンティティを示します。しかし、WebLogic Serverがアウトバウンド双方向SSL接続のクライアントの場合、このリリースのWebLogic Serverはそのかわりにキーストアから代替のクライアント・アイデンティティ証明書を示すことができます。
詳細は、『Oracle WebLogic Serverの保護』のアウトバウンドSSL接続のクライアント証明書の指定に関する項を参照してください。
WebLogic ServerはJDK 7 Update 1 (またはそれ以降のJDK 7リリース)のJSSEプロバイダを使用するときに、TLS V1.2の使用をサポートします。
JDK 6 Update 111またはそれ以降で構成すると、WebLogic ServerはTLS V1.1をサポートします。JDK 6 update 121では、WebLogic ServerはTLS V1.1とTLS V1.2の両方をサポートします。
WebLogic Serverのこのリリースでは、MedRec-Springサンプル・アプリケーションが、最新の認証済のSpring 3.0.xリリースをビルド、組込みおよび使用を行うように更新されました。MedRec-SpringはSpring 3.0.5を使用して次の新しい機能を示します。
標準化された依存関係インジェクション注釈
Spring表現言語(SpEL)
強力なステレオタイプ・モデル
注釈ベースのコンポーネントの拡張サポート
Spring開発の詳細は、『Oracle WebLogic ServerでのSpringのサポート』のSpringベース・アプリケーションの開発に関する項を参照してください。
TopLinkバージョン11.1.1.6は、WebLogic Serverのこのリリースに含まれます。TopLink 11.1.1.6でサポートされる新しい機能の説明については、TopLinkのドキュメントを参照してください。http://download.oracle.com/docs/cd/E23943_01/astools.htm#toplink
を参照してください。
WebLogic Serverでは、GlassFishデプロイメント記述子のサブセットをサポートしています。このため、GlassFish Server上にデプロイされて動作する基本的なWebアプリケーションをWebLogic Serverにデプロイできます。GlassFish要素が、サポート対象のデプロイメント記述子のリストにある場合、WebLogic Serverではweblogic.xml
内の対応する要素の設定が使用されます。この要素がリストにない場合、WebLogic Serverではこの要素が無視されます。
サポートされているデプロイメント記述子のリストについては、『Oracle WebLogic Server Webアプリケーション、サーブレット、JSPの開発』のGlassFishデプロイメント記述子のサポートに関する項を参照してください。
この項では、このリリースのWebLogic ServerのWebLogic Web Servicesの新機能と変更された機能について説明します。
WebLogic Serverのサンプル・サーバーには、信頼性のあるメッセージングに関する次の3つのサンプルが含まれています。
JAX-WS Webサービスでの信頼性のあるメッセージングの構成
JAX-WS Webサービスでの接続作成および信頼性のあるメッセージングの使用
JAX-WS Webサービスでの保護された信頼性のあるメッセージングの構成
詳細は、『Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービス・スタート・ガイド』のWebLogic Server配布キットのWebサービス・サンプルに関する項を参照してください。
Jersey JAX-RSのリファレンス実装(RI)バージョン1.9は、WebLogic Serverで共有ライブラリとして配信されるようになりました。Jersey JAX-RS RIバージョン1.9の使用の詳細は、『Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの高度な機能のプログラミング』のRESTfulなWebサービスのプログラミングに関する項を参照してください。
このリリースでは、Tuxedoとの相互運用時に、Sockets Direct Protocol (SDP)をサポートしています。構成情報については、『Oracle WebLogic Server WebLogic Tuxedo Connector管理ガイド』のSDPトランスポート用のIPv4の有効化に関する項を参照してください。
WebLogic Server 11g リリース1で非推奨になった機能に関する情報は、My Oracle Support (https://support.oracle.com/
)で入手できます。「ナレッジ・ベースの検索」フィールドに次のドキュメントIDを入力してください。
888028.1
このリリースのWebLogic Serverでは、次の標準とバージョンをサポートしています。
表2-1に、現在サポートされているJava標準を示します。
表2-1 Java標準のサポート
標準 | バージョン |
---|---|
JAAS |
1.0全体 |
Java API for XML-Based Web Services (JAX-WS) |
2.1, 2.0 |
JACC (Java Authorization Contract for Containers) |
1.1 |
Java EE |
5.0 |
Java EE Application Deployment |
1.2 |
Java EEコネクタ・アーキテクチャ |
1.5, 1.0 |
Java EE EJB |
3.0、2.1、2.0および1.1 |
Java EE Enterprise Web Services |
1.2, 1.1 |
Java EE JDBC |
4.0, 3.0 |
Java EE JMS |
1.1、1.0.2b |
Java EE JNDI |
1.2 |
Java EE JSF |
2.0, 1.2, 1.1 |
Java EE JSP |
2.1、2.0、1.2および1.1 |
Java EE Servlet |
2.5、2.4、2.3および2.2 |
Java RMI |
1.0 |
JavaMail |
1.4 |
JAX-B |
2.1, 2.0 |
JAX-P |
1.2, 1.1 |
JAX-R |
1.0 |
JAX-RPC |
1.1、1.0 (非推奨) |
JCE |
1.4 |
JDK |
7.0 (1.7), 6.0 (1.6) |
JMX |
1.2, 1.0 |
JPA |
1.0, 2.0 JPA 2.0サポートの詳細は、『Oracle WebLogic Server 10.3.5の新機能』のJPA 2.0プロバイダのサポートに関する項を参照してください。 |
JSR 77: Java EE Management |
1.1 |
JSTL |
1.2 |
OTS/JTA |
1.2および1.1 |
RMI/IIOP |
1.0 |
SOAP Attachments for Java (SAAJ) |
1.3, 1.2 |
Streaming API for XML (StAX) |
1.0 |
Web Services Metadata for the Java Platform |
2.0, 1.1 |
WebLogic Webサービスでサポートされている現在の標準のリストは、『Oracle WebLogic Server WebLogic Webサービスの紹介』のWebLogic Webサービスでサポートされる機能と標準に関する項を参照してください。
表2-2は、このリリースのWebLogic Serverでサポートされているその他の標準のリストです。
表2-2 その他の標準
標準 | バージョン |
---|---|
SSL |
v3 |
X.509 |
v3 |
LDAP |
v3 |
TLS |
V1.0、V1.1 注意: JDK 6 Update 111またはそれ以降(6u111+)で構成すると、WebLogic ServerはTLS V1.1をサポートします。JDK 6 update 121では、WebLogic ServerはTLS V1.1とTLS V1.2の両方をサポートします。 |
HTTP |
1.1 |
SNMP |
SNMPv1、SNMPv2、SNMPv3 |
xTensible Access Control Markup Language (XACML) |
2.0 |
Partial implementation of Core and Hierarchical Role Based Access Control (RABC) Profile of XACML |
2.0 |
Internet Protocol (IP) |
バージョン:
|
すべてのFusion Middleware製品に対するIPv6サポートの詳細は、http://www.oracle.com/technetwork/middleware/downloads/fmw-11gr1certmatrix.xls
で、Oracle Fusion Middleware 11gリリース1 (11.1.1.x)動作保証マトリックスのIPv6動作保証ワークシートを参照してください。
サポートされる構成の最新情報については、Webサイトhttp://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html
でOracle Fusion Middlewareのサポートされる構成を参照してください。Oracle Fusion Middleware 11gリリース1 (11.1.1.x)動作保証マトリックスへの直接リンクは、http://www.oracle.com/technetwork/middleware/downloads/fmw-11gr1certmatrix.xls
です。
動作保証マトリックスおよびMy Oracle Support動作保証では、データベース・サポートのタイプを区別するために次の用語を定義します。
アプリケーション・データ・アクセスは、データ・アクセスのためだけにデータベースを使用し、データベース依存のWebLogic Server機能を使用しないアプリケーションを指します。アプリケーション・データ・アクセスにだけ使用されるデータベースのWebLogic Serverサポートは、データベース依存機能よりも制限が緩和されています。
WebLogic Serverは、次の要件を満たすJDBCドライバを使用して、データベースへのアプリケーション・データ・アクセスのサポートを提供します。
ドライバはスレッド・セーフであることが必要です。
トランザクションをサポートする環境でドライバを使用する場合は、標準のJDBCトランザクション・コール(setAutoCommit()
およびsetTransactionIsolation()
など)を実装する必要があります。
以下の制限に注意してください。
シリアライズ可能なインタフェースまたはリモート・インタフェースを実装しない場合、JDBCドライバはRMIクライアント・アプリケーションにオブジェクトを渡すことができません。
自動データベース接続フェイルオーバーおよびロード・バランシングと、高可用性(HA) DBMSアーキテクチャを備えたグローバル・トランザクション(XA)の同時使用は、Oracle DB RACでのみ、およびシステム・ワークシートに示されたOracle DB RACバージョンに対してのみサポートされます。これらのHA機能は、RAC対応Active GridLinkおよびRACでのマルチ・データ・ソースでのみサポートされます。これらのHA機能はその他のOracle DB RACバージョンや非Oracle DB製品でのその他のHA DBMS技術ではサポートされません。マルチ・データ・ソースはその他のOracle DBバージョンや非Oracle DB技術でもサポートされますが、自動フェイルオーバーおよびロード・バランシングならびにグローバル・トランザクションの同時使用ではサポートされません。
動作保証マトリックスに記載されているものに加えて、上述の制限を満たすデータベースへのアプリケーション・データ・アクセスは、その他のOracle DBバージョンでサポートされます。
WebLogic Serverの機能によってデータベースが内部データ記憶に使用される場合は、アプリケーション・データ・アクセスに使用される場合よりもデータベースのサポートが制限されます。次のWebLogic Serverの機能では、内部データ記憶が必要です。
コンテナ管理の永続性(CMP)
行セット
JMS/JDBC永続性、およびWebLogic JDBCストアの使用
JDBCセッション永続性
RDBMSセキュリティ・プロバイダ
(シングルトン・サービスおよびサーバーの移行用)データベース・リース
JTAロギング・ラスト・リソース最適化
JDBC TLog
WebLogic Serverの現在のバージョンと以前のリリース間の互換性に関する最新情報は、『Oracle WebLogic Serverインフォメーション・ロードマップ』のWebLogic Serverの互換性に関する項を参照してください。