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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverアップグレード・ガイド
11gリリース1 (10.3.6)
B61642-06
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C WebLogicドメイン・ディレクトリ構造の強化

WebLogic Server 9.0から、WebLogicドメイン・ディレクトリ構造は次のように強化されました。

WebLogic Serverでは、ドメイン・ディレクトリ構造が強化されただけではなく、サーバー構成の変更を管理するためのユーティリティがサポートされるようになりました。このツールにより、構成の変更をドメイン全体にわたってセキュアで確実に適用することができます。詳細は、『Oracle WebLogic Serverドメイン構成の理解』の構成変更の管理に関する項を参照してください。

WebLogicのドメイン・ディレクトリ構造の詳細は、『Oracle WebLogic Serverドメイン構成の理解』のドメイン構成ファイルに関する項を参照してください。

図C-1は、WebLogic Server 10.3.1とWebLogic Server 8.1のドメイン・ディレクトリ構造の違いを示しています。

図C-1 WebLogic Server 10.3.6とWebLogic Server 8.1のディレクトリ構造

図C-1の説明が続きます
「図C-1 WebLogic Server 10.3.6とWebLogic Server 8.1のディレクトリ構造」の説明

次の項では、WebLogic Server 8.1のドメイン・ディレクトリ構造について説明します。

WebLogic Server 8.1のドメイン・ディレクトリ構造

WebLogic Server 8.1の環境における構成ウィザードで作成されたドメイン・ディレクトリ構造の内容は以下のとおりです。

  • mydomainpetstoreなどのドメインと同じ名前のドメイン・ルート・ディレクトリ。このディレクトリには次のソフトウェアが格納されます。

    • ドメインのconfig.xmlファイル

    • サーバー・インスタンスの起動および環境の確立に使用するスクリプト

    • ドメインのアプリケーションを格納するサブディレクトリ(通常はapplications)

ドメイン内のサーバー・インスタンスを初めて起動すると、ドメイン・ディレクトリに次のサブディレクトリが作成されます。

  • セキュリティ情報が格納されたファイル

  • ドメインレベルのログを格納するlogsディレクトリ

  • ドメイン内で動作するサーバーごとのサーバー・ログおよびHTTPアクセス・ログを格納するディレクトリ

WebLogic Server 8.1のドメイン・ディレクトリ構造の詳細は、WebLogic Serverの構成と管理のドキュメントのWebLogic Serverドメインの概要に関する項(http://docs.oracle.com/docs/cd/E13222_01/wls/docs81/adminguide/overview_domain.html)参照してください。デフォルトの構成テンプレートのディレクトリ構造の概要は、『構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成と構成』のテンプレート・リファレンスに関する項(http://docs.oracle.com/docs/cd/E13196_01/platform/docs81/confgwiz/tempref.html)参照してください。