遡及方法で使用される共通のエレメント
このトピックでは、このトピックで遡及処理について説明するために使用する重要な用語を定義します。
前回の結果と再計算の結果
以前に計算された期間を遡及処理すると、新しい結果がその期間に作成されます。新しい結果は再計算結果と呼ばれます。以前に計算された期間の結果は、前回の結果と呼ばれます。
再計算期間
以前に計算されて、遡及処理のために再計算される期間です。
遡及デルタ
指定の受給者に遡及処理を行う場合、各給与計算エレメントが再計算されます。再計算の結果は前回の結果と比較されます。これらの結果の差異は、通常、遡及デルタと呼ばれます。遡及デルタは、受給者の支給または控除で調整される増減を表します。
遡及の遡及処理
既に遡及処理が行われた期間に対して、追加の遡及データ変更のために再度処理を行うことを遡及の遡及処理と呼びます。
遡及追加
遡及追加とは、前回の総額/純額の結果セットが受給者に対して存在せず、遡及処理によって、受給者処理ステータス レコードが最初に作成される場合のことです。
注: 受給者処理ステータス レコードについては、システム アーキテクチャに関するトピックで説明します。
「バッチ処理出力テーブル」を参照してください。