給与計算ルール

給与計算ルールは複数のエレメントを組み合わせたもので、以下の目的で使用されます。

  • 支給アイテムの計算、累計、および集計。

  • 支給アイテムのグループ化および順序指定。

  • フォーミュラと論理ステートメントの組み合わせによる反復処理の設定。

ルールでは通常、1 つまたは複数のエレメントが使用されます。給与計算ルールでは、有資格グループ、ジェネレーション コントロール、受給者割り当て/上書き、サポート エレメント上書きなどをフィルタとして使用し、計算の対象となるエレメントを決定します。給与計算ルールを定義した後、プロセス リストと呼ばれるメイン コントロール機能に追加します。プロセス リストでは、給与計算中に処理されるエレメントおよび処理の順序が決定されます。

また、国ごとに固有のグローバル ペイロール ルールを定義することができます。

注: コア アプリケーションには全ての国に使用できる一連のベスト プラクティス ルールが用意されていますが、各国特有のルールは含まれていません。通常、各国特有のルールは国別拡張機能の一部として提供されます。ユーザーによっては、コア アプリケーションのみを購入し、提供されているベスト プラクティス ルールを変更したり、新しいルールを作成したりすることで、新しい各国特有のルールを作成する場合もあります。