休暇付与プロセス
休暇付与プロセスの主な機能は、休暇付与エレメントの変換です。受給者の処理中、プロセス リスト マネージャによりプロセス リストで休暇付与エレメントが検出された時点でプロセスが開始されます。このプロセスには、次の 4 つのステップがあります。
休暇付与ルール定義の取得。
休暇付与エレメントの定義を取得します。
受給者の上書きがある場合、その値で休暇付与エレメントの定義が上書きされます。
ポジティブ入力がある場合、ポジティブ入力で休暇付与エレメントの定義が上書きされます。
受給者の上書きが必須の場合に、いかなる上書きやポジティブ入力も存在しない場合は、このプログラムを終了します。
周期ベースの休暇付与の変換。
休暇付与に対するジェネレーション コントロールを確認します。
ジェネレーション コントロールが入力されている場合は、ジェネレーション コントロール プログラムを呼び出します。プログラムにより、休暇付与エレメントや調整エレメントのプロセスが行われない場合は、プログラムを終了します。
ジェネレーション コントロールが入力されていない場合、または条件が満たされていない場合は、PIN マネージャが呼び出され、休暇付与が変換されます。
休暇付与の周期が、支給期間の周期と異なる場合、休暇付与ユニットを換算します。
調整の変換 (該当する場合)。
ジェネレーション コントロールにより、調整プロセスが要求される場合は、PIN マネージャが呼び出され、調整エレメントと補償ユニット エレメントが変換されます。
補償ユニット エレメントの値が、0 (ゼロ) でない場合、補償支給エレメントとユニットがポジティブ入力に追加されます。
結果の更新。
PIN マネージャに対する戻り値を設定します。
休暇付与エレメントとユニットが計算された場合は、PIN マネージャの戻り値リストにその値を追加します。
調整エレメントとユニットが計算された場合は、PIN マネージャの戻り値リストにその値を追加します。