汎用レポートについて
グローバル ペイロールでは、基本的な給与計算結果用に独自の汎用レポートを定義できるフレームワークが用意されています。汎用レポートの機能によって、さまざまなビジネスの要件に応じた最適な結果テーブル クエリーを設定することができます。このようなクエリーを使用することで、必要なデータを迅速に表示できるようになります。ただし、最終版 (配布用) のレポート作成に使用される SQR を代替するものではありません。
以下の 3 種類の汎用レポートによって、同一の情報を異なる観点で表示できます。
エレメント リスト
各従業員の特定期間における給与計算エレメントを一覧にしたものです。数値エレメントのセットとして各列を定義します。数値エレメントは累計されます。
サマリ
各従業員に指定された 2 つの日付の間を支給期間とする、ユーザー定義の支給エレメントのリストです。数値エレメントのセットとして各列を定義します。数値エレメントは累計されます。ラン コントロール ページで、各行に開始日と終了日を指定します。
累計
各従業員に対して選択した累計の合計が表示されます。ラン コントロール ページで、レポートを出力する支給カレンダーを指定します。
これら全てのレポートで、ソート オプションと分割レベルを指定できます。分割レベルを定義すると、分割が発生するごとに各分割の合計が印刷されます。レポートの最後には総計が印刷されます。分割が定義されていない場合、合計は印刷されません。分割レベルによっては、1 つのレポートに同じ従業員が複数回登場する可能性があります (同一の従業員ですがセグメント番号が違います)。
この 3 種類のレポートでは、最大列数はいずれも 12 です。
分割レベル
分割レベルとは、結果をソートするためのツールです。分割レベルを使用して、レポートの情報を整理します。1 つのレポートは、最大 3 つのレベルに分割できます。たとえば、最初のレベルでは従業員をビジネス ユニット別でソートします。次のレベルでは、各ビジネス ユニットのメンバーを部門別でソートし、3 つ目のレベルでは、各部門のメンバーを事業所別にソートします。レポート作成時に分割レベルを選択する場合、セクションごとにページを分けて印刷することができます。
システム データとして用意されている標準の分割レベルは以下のとおりです。
部門
会社
事業所