エレメントの処理について
グローバル ペイロールでは、給与計算、休暇取得、および休暇付与の各プロセスを定義できます。プロセスを設定するには、次の手順に従います。
給与計算または休暇欠勤処理の実行で変換対象となるセクション、つまりエレメントの論理グループを作成します。
エレメントの各セクションの変換順序および変換条件を特定するプロセス リストに、セクションを追加します。
プロセス リストはいくつでも作成できますが、給与計算と休暇欠勤処理には別のリストが必要になります。
プロセス リストを実行タイプで関連付けて、カレンダーと結び付けます。
カレンダーを使ってプロセスのスケジュールを作成します。
給与計算または休暇欠勤処理を実行するには、定義したプロセスを実行します。プロセス リスト マネージャというプログラムが、各受給者に対し最初に呼び出されます。このプログラムと PIN マネージャが連動し、プロセス リストの各セクションの順に、エレメントを変換します。システムにより、処理結果を保存するためのファイルおよびテーブルのセットが作成されます。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
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再計算 |
このチェック ボックスをオンにすると、プロセス リストで同じエレメントが複数回出てきた場合に、その都度、PIN マネージャによってエレメントが再計算されるように指定できます。PIN マネージャがエレメントのエレメント名共通ページの [常時再計算] チェック ボックスの設定に従うようにする場合は、このチェック ボックスをオフにします。 サブプロセス セクションでは、[再計算] がオンになります (優先順位による純支給額確認用に設定されているサブプロセス セクションは除く)。この設定は変更できません。 エレメントを再計算すると処理速度が下がる場合があるので、再計算はできるだけ行わないようにしてください。 |
連番 |
セクションの中のエレメントの連番を入力し、処理順序を指定します。処理順序はたいへん重要です。給与計算や休暇欠勤の計算に直接影響を及ぼす場合があるからです。 セクションでは、一意で 5 桁までの数字を指定できます。連番は、10、20、30 や 15、30、45 などの単位で割り当てます。こうすると、エレメントを挿入する際に番号を変更する必要はありません。 |