PeopleSoft Update Manager によるパッケージの適用

チェンジ アシスタントを使用して、PeopleSoft Update Manager (PUM) イメージから抽出された規定パッケージおよび規定外パッケージを適用できます。チェンジ アシスタントを使用した規定パッケージおよび規定外パッケージの適用は自動化されており、手動による操作は必要ありません。

画像: PeopleSoft Update Manager から抽出された規定パッケージを使用したチェンジ アシスタントの例

次は、PeopleSoft Update Manager から抽出された規定パッケージを使用したチェンジ アシスタントの外観の例です。

PeopleSoft Update Manager から抽出された規定パッケージを使用したチェンジ アシスタントの例

スタンドアロン アプリケーションであるチェンジ アシスタントを使用すると、PeopleSoft アプリケーション管理更新の更新や修正を適用したり、アップグレードを実行するのに必要な手順を組み立てて編成できます。チェンジ アシスタントの詳細については、製品ドキュメントの『PeopleTools: Change Assistant and Update Manager』を参照してください

アプリケーション エンジン プログラム

チェンジ アシスタントによる規定パッケージの自動適用では、次のアプリケーション エンジン (AE) プログラムが使用されます。

  • GP 規定のマージ: GP_PKG_ADSMR

  • マージ対象規定パッケージの比較: GP_PKG_ADCNR

  • マージ対象規定パッケージのアップグレード: GP_PKG_ADUNR

  • 規定外パッケージの適用: GP_NR_APPLY

PUM から抽出された規定パッケージのチェンジ アシスタントを使用した適用

PUM イメージから作成された変更パッケージに規定パッケージが含まれる場合、チェンジ アシスタントでは、規定パッケージをターゲット データベースに自動的に適用するために使用可能な次の手順が生成されます。

  1. PUM イメージからパッケージ データをエクスポートし、変更パッケージに含まれる全ての修正について、ターゲット データベースにインポートします。

    画像: データベース間で GP 規定パッケージ データをコピーするチェンジ アシスタント ジョブの例

    次は、データベース間で GP 規定パッケージ データをコピーするジョブの例です。

    データベース間で GP 規定パッケージ データをコピーするチェンジ アシスタント ジョブの例

    注: チェンジ アシスタントでは、データ ムーバー スクリプトの代わりに PeopleTools アプリケーション データ セット (ADS) を使用して、データベース間でデータを移動します。

  2. 国別拡張機能あたり 1 つのマージ対象 GP 規定パッケージを作成します。

    画像: マージ対象 GP 規定パッケージを作成するチェンジ アシスタント ジョブの例

    次は、マージ対象 GP 規定パッケージを作成するジョブの例です。

    マージ対象 GP 規定パッケージを作成するチェンジ アシスタント ジョブの例

    このプロセスによって作成されるマージ対象パッケージの名前は、このステップで生成されるログ ファイルで見つけることができます。

  3. マージ対象パッケージを比較してその比較レポートを生成します。

    画像: マージ対象パッケージを比較してその比較レポートを生成するチェンジ アシスタント ジョブの例

    次は、マージ対象パッケージを比較してその比較レポートを生成するジョブの例です。

    マージ対象パッケージを比較してその比較レポートを生成するチェンジ アシスタント ジョブの例

    修正の一部として複数のパッケージが確認された場合でも、統合された単一の比較レポートが生成されます。

    注: ここで比較レポートを確認できるように、チェンジ アシスタントを手動で停止できます。

  4. マージ対象規定パッケージをアップグレードします。

    画像: マージ対象パッケージをアップグレードするチェンジ アシスタント ジョブの例

    次は、マージ対象パッケージをアップグレードするジョブの例です。

    マージ対象パッケージをアップグレードするチェンジ アシスタント ジョブの例
  5. 規定パッケージに関連する言語データをアップグレードします。

PUM から抽出された規定外パッケージのチェンジ アシスタントを使用した適用

PUM イメージから作成された変更パッケージに規定外パッケージが含まれる場合、チェンジ アシスタントでは、規定外パッケージをターゲット データベースに自動的に適用するために使用可能な次の手順が生成されます。

  1. PUM イメージからパッケージ データをエクスポートし、変更パッケージに含まれる全ての修正について、ターゲット データベースにインポートします。

    注: チェンジ アシスタントでは、データ ムーバー スクリプトの代わりに PeopleTools アプリケーション データ セット (ADS) を使用して、データベース間でデータを移動します。

  2. 規定外比較レポートを生成します。

    画像: 規定外比較レポートを生成するチェンジ アシスタント ジョブの例

    次は、規定外比較レポートを生成するジョブの例です。

    規定外比較レポートを生成するチェンジ アシスタント ジョブの例

    このステップでは、PIA からの規定外比較の後に表示される全ての情報が含まれるレポートが生成されます。適用されている国別拡張機能あたり 1 つの規定外比較レポートが生成されます。

    注: ここで比較レポートを確認できるように、チェンジ アシスタントを手動で停止できます。

  3. 規定外パッケージを適用します。

    画像: 規定外パッケージを適用するチェンジ アシスタント ジョブの例

    次は、規定外パッケージを適用するジョブの例です。

    規定外パッケージを適用するチェンジ アシスタント ジョブの例

    このステップにより、単一の国別拡張機能に対する全ての規定外パッケージが適用されます。適用するバグのリスト内に規定外パッケージが存在する全ての国別拡張機能について、規定外パッケージの適用ステップが生成されます。

前処理と後処理の実行

画像: 前処理の例

次は、グローバル ペイロール国別拡張機能の前処理の例です。

前処理の例

画像: 後処理の例

次は、グローバル ペイロール国別拡張機能の後処理の例です。

後処理の例

前処理と後処理の手順により、パッケージャに関連するテーブルに対してクリーンアップ アクティビティが実行されます。