グループ リストの作成
グループ リストにより、同時に処理できる受給者のサブセットを定義します。グループ リストは、ユーザー ID とリンクしています。自分が作成したグループ リストであれば、どれでも処理できます。カレンダー グループに確認フェーズを実行した後は、計算、凍結、および凍結解除の処理フェーズでグループ リストを使用できます。グループ リストとストリームは、どちらか一方しか使用できません。処理にグループ リストを選択するとストリーム番号は選択できず、ストリーム番号を選択するとグループ リストは選択できません。
グループ リストのメンバーの主な特徴は以下のとおりです。
グループ リストのメンバーはいつでも更新できます。処理にはグループ リストの最新の定義が使用されます。
処理中の支給カレンダーと関連付けられていないグループ リストの受給者は無視されます。
1 人の受給者を 2 つ以上のグループ リストに含めることも可能ですが、推奨しません。
同じメンバーを含む異なるグループ リストを使用して、同じカレンダー グループに対して処理を同時に開始すると、開始後すぐに、2 番目の処理は停止します。これによって、グループ リストから重複している受給者を削除できます。
警告 グループ リストを指定して計算フェーズを実行すると、最初の確認フェーズの後にカレンダーから追加または削除された受給者に対する変更はシステムに認識されません。これは、グループ内の受給者のみが処理されるためです。見落とされた受給者を処理するには、実行を最終決定する前に、グループ リストを指定せず全ての受給者に対して計算フェーズを実行します。
ページ名 |
定義名 |
用途 |
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GP_GRP_LIST |
給与計算または休暇欠勤処理の実行中に処理する受給者のサブセットを作成、編集、表示します。 |
グループ リスト ページ (GP_GRP_LIST) を使用して、給与計算または休暇欠勤処理の実行中に処理する受給者のサブセットを作成、編集、表示します。
ナビゲーション
画像: グループ リスト ページ
次の例では、グループ リスト ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

フィールドまたはコントロール |
定義 |
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従業員 ID |
グループに入れる各従業員の ID を選択します。 |
注: ユーザーが表示または編集できるのは、そのユーザーのユーザー ID を使用して作成したグループのみです。