ストリーム処理の作成
ページ名 |
定義名 |
用途 |
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GP_STREAM |
ストリーム処理を設定します。 ストリーム処理を使用する前に、データベース内のテーブルを分割しておく必要があります。 |
ストリーム処理は、給与計算処理に柔軟性を与えるオプション機能です。従業員 ID に基づき受給者をサブセット、つまりストリームに分割し、以下のいずれかを実行できます。
選択したストリームの受給者のみ計算。
同時に 2 つ以上のストリームを計算。
一度に複数のストリームが処理されることで、処理時間が大幅に短縮されます。つまり、ストリームは 1 つずつで処理されるのではなく、複数のストリームが同時に処理され、処理量が増加します。また、給与計算の結果をデータベースにコミットできるように、それぞれの実行の順序を管理しブレーク ポイントを作成する際、ストリームの使用は有用です。
カレンダー グループ ID を最終決定する前に各ストリームを処理する必要があります。最終決定フェーズは、同じカレンダー グループ ID で処理される全ての受給者に影響を及ぼすため、ストリームを使用できません。
ストリーム処理では、事前にいくつかの手順を行う必要があります。手順 1 と 2 は 1 回だけ実行します。手順 3 と 4 は、給与計算でストリーム処理を使用するたびに行います。
ストリーム処理の準備をするには、次の手順に従います。
ストリームを作成します。
データベース内のテーブルを分割します。
データベース管理者は従業員 ID をキーとして用いてテーブルを分割する必要があります。
カレンダー作成の際、カレンダー グループ ID ページで [ストリーム処理の実行] チェック ボックスをオンにします。
休暇欠勤/給与計算ページで、処理するストリームを選択します。
複数のストリーム処理を同時に実行するには、以下の手順に従います。
最初のストリームの処理オプションを選択します。
異なるラン コントロール ID を使用して、次のストリームの指示を入力します。
各ストリームに対し、手順 4b を繰り返します。
ストリームは、一括、または個別に実行できます。
ストリーム ページ (GP_STREAM) を使用して、ストリーム処理を設定します。
ストリーム処理を使用する前に、データベース内のテーブルを分割しておく必要があります。
ナビゲーション
画像: ストリーム ページ
次の例では、ストリーム ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

ストリーム番号、およびそのストリームに含める最初と最後の受給者の従業員 ID を入力します。
注: 複数のストリームに同じ従業員 ID を含めることはできません。