支給元上書きの定義
ページ名 |
定義名 |
用途 |
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GP_PYENT_SOVR |
特定の支給元に関連付けられたブラケット、日付、デュレーション、フォーミュラ、または変数エレメントの値を上書きします。 |
処理中には、開始日と終了日 (指定されている場合)、およびエレメント名ページでエレメントに対して定義された [定義の指定日] が参照されます。
上書きの指示は以下の場合に有効となります。
開始日は、エレメントの定義の指定日より前、または同じ日付にする必要があります。
終了日は、定義の指定日より後、または同じ日付にする必要があります。
例
VARIABLE1 は、以下のように定義されます。
定義の指定日 = カレンダー期間開始日。
値 = 100。
支給期間 = 2004/01/01 - 2004/01/31。
次のような支給元上書きがあるとします。
開始日 = 2004/01/16 (終了日なし)。
値 = 200。
受給者 1 は、2004/01/10 で分割が発生しています。受給者 2 には分割がありません。
どちらの受給者も、VARIABLE1 の値は同じになります。受給者 1 の分割による、VARIABLE1 の値への変化はありません。
次の図では、支給元サポート エレメント上書きは VARIABLE1 の定義の指定日 (カレンダー期間開始日) には当てはまらないため、どちらの受給者にも適用できず、その結果両方の受給者の値は 100 となります。
ただし、VARIABLE1 の定義の指定日が支給期間終了日である場合には、どちらの受給者にも支給元上書き値 200 が使用されます。
画像: 支給元上書きの処理ルールの例
この図は、支給元上書きの処理結果の例を示しています。

支給元 - サポート エレメント上書きページ (GP_PYENT_SOVR) を使用して、特定の支給元に関連付けられたブラケット、日付、デュレーション、フォーミュラ、または変数の各エレメントの値を上書きします。
ナビゲーション
画像: 支給元 - サポート エレメント上書きページ
次の例では、支給元 - サポート エレメント上書きページのフィールドおよびコントロールを説明します。

支給元 - サポート エレメント上書きページで支給元上書きを定義するには、次の手順に従います。
上書き指示を入力するサポート エレメントのタイプと名前を選択します。
上書きの開始日および終了日を入力します。
[値] タブで上書きの値を入力します。