休暇管理のために用意されている委任設定の確認

PeopleSoft では休暇管理用の委任フレームワークを提供しています。このフレームワークを確認するには、次の手順に従います。

1. ワークフロー トランザクション ページで、ワークフローの委任トランザクションを確認します。

2. PeopleTools のセキュリティのコンポーネントを利用して、委任の権限リストとロールを確認します。

3. 委任インストール設定ページで、委任のインストール設定を定義します。

4. 委任トランザクション設定ページで、委任のトランザクションを確認します。

PeopleSoft システムは、休暇管理の委任フレームワーク用にあらかじめ設定済みのトランザクションを備えています。次の表に、これらの委任トランザクションを示します。

承認フレームワーク/委任トランザクションのグリッドを使用して、承認フレームワークと委任トランザクションを使用するセルフサービス トランザクションを登録します。このグリッドに入力するデータによって、トランザクション名と HCM セルフサービス トランザクション用の補助テーブルは、トランザクション登録ページでこれらのトランザクション用に作成する承認プロセス ID と関連付けられます。

PeopleSoft HCM には、委任フレームワークの使用に必要な権限リストがシステム データとして用意されています。

次の表に、委任フレームワークのために用意されている休暇管理ロールを示します。

委任を使用するときは、指定した階層が直属部下のアクセス タイプの設定と一致していることを確認し、承認プロセス ID と承認定義 ID が休暇欠勤に関連付けられていることを確認します。設定に誤りがあると、誤った結果が得られる可能性があります。たとえば、監督者 ID で直属部下のアクセス タイプと委任階層を使用する場合は、休暇欠勤の承認プロセス ID が監督者 ID で設定されていることを確認します。

次の表に、休暇管理のために用意されている委任トランザクションを示します。