Enterprise データベースでのインテグレーション設定

EnterpriseOne データベースから転送されたデータを受信し、給与計算会計データを送信するには、Enterprise データベースを設定する必要があります。インテグレーションのインストールで実行するスクリプトによって、これらのステップのほとんどが実施されます。このトピックの説明に基づいて、設定を確認し、完了してください。

ページ名

定義名

用途

サービス オペレーション - 一般ページ

IB_SERVICE

サービス オペレーションをアクティブにします。

サービス オペレーション - ハンドラ ページ

IB_SERVICEHDLR

サービス オペレーションのハンドラがアクティブであることを確認します。

ノード定義ページ

IB_NODE

EnterpriseOne との統合に使用するインテグレーション ブローカーのノード定義を確認します。

ノード - コネクタ ページ

IB_NODECONN

コネクタ プロパティを確認します。

ノード - ルーティング ページ

IB_NODEROUTINGS

このインテグレーションで使用されるルーティングが有効になっていることを確認します。

キュー ステータス ページ

IB_MONITOR_QUEUES

キューのステータスを確認します。

グローバル ペイロールと一般会計の統合では、サービス オペレーションおよびそれに関連付けられたハンドラとルーティングを使用してメッセージとサブスクリプションのインテグレーションが行われます。インテグレーション設定を続行するには、これらのオブジェクトがアクティブになっていることを確認する必要があります。

サービス オペレーション バージョンをアクティブにするには、次の手順に従います。

  1. サービス オペレーション - 一般ページにアクセスします (select [PeopleTools], then select [インテグレーション ブローカー], then select [インテグレーション設定], then select [サービス オペレーション], then select [一般])。

  2. [デフォルトのサービス オペレーション バージョン] グループ ボックスで [アクティブ] チェック ボックスをオンにします。

特定のサービス オペレーションに対してハンドラがアクティブであることを確認するには、次の手順に従います。

  1. サービス オペレーション - ハンドラ ページにアクセスします (select [PeopleTools], then select [インテグレーション ブローカー], then select [インテグレーション設定], then select [サービス オペレーション], then select [ハンドラ])。

  2. サービス オペレーションに関連付けられたハンドラについて、[ステータス] フィールドの値が [アクティブ] であることを確認します。

以下のサービス オペレーションについて、サービス オペレーションとハンドラがアクティブであることを確認します。

  • ACCOUNT_CHARTFIELD_FULLSYNC

  • ACCOUNT_CHARTFIELD_SYNC

  • BUS_UNIT_FS_SYNC

  • BUS_UNIT_GL_FULLSYNC

  • BUS_UNIT_GL_SYNC

  • COST_CENTER_FULLSYNC

  • COST_CENTER_SYNC

  • GP_POST_GL

  • GP_POST_GL_REPLY

  • MARKET_RATE_REQ

  • MARKET_RATE_SYNC

注: サービス オペレーション コンポーネントのルーティング ページを使用してルーティングをアクティブにする必要はありません。ノード コンポーネントのルーティング ページを使用すると、特定のノードの全ルーティングをまとめてアクティブにすることができます。

「ノード - ルーティング ページ」を参照してください。

ノード定義ページ (IB_NODE) を使用して、EnterpriseOne との統合に使用するインテグレーション ブローカーのノード定義を確認します。

ナビゲーション

select [PeopleTools], then select [インテグレーション ブローカー], then select [インテグレーション設定], then select [ノード], then select [ノード定義]

画像: ノード定義ページ

次の例では、ノード定義ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

ノード定義ページ

HR から EnterpriseOne へのインテグレーションの例として PSFT_E1 ノードが用意されています。

PSFT_E1 ノードは名称指定規則とシステム設定に一致するノードにコピーするようにしてください。

ノードをアクティブにして、以下のように設定されていることを確認します。

フィールドまたはコントロール

定義
ノード タイプ

外部
認証オプション

なし

ノード -コネクタ ページ (IB_NODECONN) を使用して、コネクタ プロパティを確認します。

ナビゲーション

select [PeopleTools], then select [インテグレーション ブローカー], then select [インテグレーション設定], then select [ノード], then select [コネクタ]

画像: コネクタ ページ

次の例では、コネクタ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

コネクタ ページ

次の表に従って、プロパティの設定を確認し、必要な値を全て入力します。

プロパティ ID

プロパティ名

必須

値

HEADER

Content-Type

  

text/xml

HEADER

sendUncompressed

オン

Y

HTTPPROPERTY

Method

オン

POST

PRIMARYURL

URL

オン

URL によって EnterpriseOne インテグレーション サーバーが指定されます。URL は次の形式で入力します。

http://<XPI IS MachineName>:<IS port>/invoke/PSFT_Dispatcher.Inbound:InboundServiceDispatcher

注: このページの [プロパティ] グループ ボックスは、ゲートウェイを正しく設定している場合にのみ使用できます。

『PeopleTools: Integration Broker Service Operations Monitor』製品ドキュメントを参照してください。

ノード - ルーティング ページ (IB_NODEROUTINGS) を使用して、このインテグレーションで使用されるルーティングが有効になっていることを確認します。

ナビゲーション

select [PeopleTools], then select [インテグレーション ブローカー], then select [インテグレーション設定], then select [ノード], then select [ルーティング]

画像: ノード - ルーティング ページ

次の例では、ノード - ルーティング ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

ノード - ルーティング ページ

以下の表に示す各サービス オペレーションについて、ルーティング タイプ、送信元ノード、および受信元ノードが、以下の表に示す値に設定されていることと、ステータスが [アクティブ] であることを確認します。必要な場合は、サービス オペレーションの隣にある [詳細] リンクをクリックして、サービス オペレーション ページにアクセスします。

サービス オペレーション

オペレーション タイプ

送信元ノード

受信元ノード

ACCOUNT_CHARTFIELD_FULLSYNC

非同期

PSFT_E1

PSFT_HR

ACCOUNT_CHARTFIELD_SYNC

非同期

PSFT_E1

PSFT_HR

BUS_UNIT_FS_SYNC

非同期

PSFT_HR

PSFT_E1

BUS_UNIT_GL_FULLSYNC

非同期

PSFT_E1

PSFT_HR

BUS_UNIT_GL_SYNC

非同期

PSFT_E1

PSFT_HR

COST_CENTER_FULLSYNC

非同期

PSFT_E1

PSFT_HR

COST_CENTER_SYNC

非同期

PSFT_E1

PSFT_HR

GP_POST_GL

非同期

PSFT_HR

PSFT_E1

GP_POST_GL_REPLY

非同期

PSFT_E1

PSFT_HR

MARKET_RATE_REQ

非同期から同期

PSFT_HR

PSFT_E1

MARKET_RATE_SYNC

非同期

PSFT_E1

PSFT_HR

『PeopleTools: Integration Broker Service Operations Monitor』製品ドキュメントを参照してください。

キュー ステータス ページ (IB_MONITOR_QUEUES) を使用して、キューのステータスを確認します。

ナビゲーション

select [PeopleTools], then select [インテグレーション ブローカー], then select [サービス オペレーション モニター], then select [管理], then select [キュー ステータス]

画像: キュー ステータス ページ

次の例では、キュー ステータス ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

キュー ステータス ページ

以下の各キューのステータスが "実行中" であることを確認します。

  • ENTERPRISE_SETUP

  • GP_POST_GL

  • GL_SETUP

  • MARKET_RATES

ステータスが "一時停止" のチャネルがある場合は、[実行] をクリックして、そのチャネルのステータスを変更します。

『PeopleTools: Integration Broker Service Operations Monitor』製品ドキュメントを参照してください。