国別処理での銀行情報の使い方

グローバル ペイロール コア アプリケーションで情報を設定したら、次に、国別プロセスを実行して支給ファイルや支給レポートを作成するときにその情報を利用できます。

各国用の拡張機能には、独自の SQR とフォーマットがあります。コア アプリケーションの銀行振込プロセスで作成された出力ファイルからデータを抽出する SQR を各自で作成します。

支給を準備するには、以下の手順に従います。

  1. 給与計算を最終決定します。

  2. 銀行振込処理を実行します。

  3. 純支給額ページと控除額表示ページで、支給情報を確認します。

  4. 支給処理の実行後に支給レポートを出力します。

    使用可能なレポートについては、国別拡張機能の製品ドキュメントを参照してください。

  5. 一般受取人への支払いを準備します。

    コア アプリケーションの銀行振込処理が決定されると、SQR プロセスによってテーブルが作成されます。このテーブルは、国別のプロセスで、一般受取人用の支給ファイルとレポートを作成するために使われます。

  6. 個人受取人への支払いを準備します。

    コア アプリケーションの銀行振込処理が決定されると、SQR プロセスによってテーブルが作成されます。このテーブルは、国別のプロセスで、個人受取人用の支給ファイルとレポートを作成するために使われます。

注: ステップ 4 とステップ 5 では、プロセスを国別 SQR で実行する必要がない場合もあります。プロセス実行に SQR を使うかどうかにかかわらず、プロセスの実行結果として、銀行またはほかの取扱機関に自動振替を行うためのインターフェイス ファイルが作成されます。

注: 実行が必要な国別処理を確認するには、国別機能ドキュメンテーションの銀行振込に関するトピックを参照してください。