休暇欠勤分析ダッシュボード ページレットの使い方

休暇欠勤分析ダッシュボードにより、管理者は、さまざまなピボット グリッド ページレットを使用して休暇欠勤と給与計算の結果を迅速に分析できます。ユーザーは、ダッシュボードに表示するピボット グリッド ページレットとページ上でのそれらのレイアウトを決定します。

個々のカレンダー グループの休暇欠勤分析データは、休暇欠勤と給与計算プロセス (GP_PAYE) の一部としてロードされます。休暇欠勤分析データのロード ページを使用して、指定したデータ範囲内の既存のカレンダー グループの休暇欠勤分析データをロードすることもできます。

フィールドまたはコントロール	定義
ページレット設定	ページ設定アイコンをクリックして、ページレット設定にアクセスします。値は以下のとおりです。 [最小化]: ページレットを最小化する場合に選択します。 [削除]: 休暇欠勤分析ダッシュボードからページレットを削除する場合に選択します。コンテンツの設定: 休暇欠勤分析ダッシュボード ページを使用して、再度追加できます。
ページレットのリフレッシュ	ページレットのリフレッシュ アイコンをクリックして、ページレットの内容をリフレッシュします。
オプション メニュー	クリックしてオプション メニューを開き、ピボット グリッドまたはチャートで実行するアクションを選択します。使用可能なアクションは以下のとおりです。 [プロンプト]: クリックしてデータソース プロンプト ページにアクセスし、ピボット グリッドに使用するクエリー プロンプトを表示または変更します。 [グリッドの表示]: クリックして新しいモーダル ウィンドウにグリッド形式でデータを表示します。セグメント データを異なる軸にドラッグ アンド ドロップし、グリッドでのデータの表示方法を変更できます。 [エクスポート データ]: クリックして基礎となる PSQuery データをスプレッドシートにエクスポートします。 [チャート オプション]: クリックしてユーザー チャート作成オプション ページを開き、チャート レイアウト、チャート軸に表示する情報およびフィルタを変更できます。 [保存]: クリックして現在のグリッドおよびチャート レイアウトを現在のモデルのデフォルト表示として保存します。
フィルタ	チャート オプションで選択されているフィルタ フィールドを表示します。ユーザーは使用可能なフィルタを使用して、ピボット グリッドまたはチャートに表示するデータを変更できます。
ピボット グリッドのチャート タイプ	クリックすると、アイコンによって示されたチャート タイプでデータが表示されます。使用可能なチャート タイプには、垂直棒、折れ線、円および水平棒があります。

ピボット グリッド機能の詳細については、製品ドキュメントの『PeopleTools: Pivot Grid』を参照してください。

休暇欠勤分析ダッシュボード タイル (HC_GP_WC_ABS_ANLTC_FLU_GBL) を使用して、休暇欠勤分析ダッシュボードにアクセスします。

画像: 休暇欠勤分析ダッシュボード タイル

次の例では、承認タイルを説明します。

タイルには、休暇欠勤イベントあたりのユニットの棒グラフが休暇欠勤タイプ別に表示されます。これをクリックして、クラシック ユーザー インターフェイスの休暇欠勤分析ダッシュボードにアクセスします。

[休暇欠勤コスト分析] ページレットを使用して、報告済み休暇欠勤のコストを、休暇欠勤タイプ、休暇取得および休暇欠勤理由によって分析します。

画像: [休暇欠勤コスト分析] ページレット

次の例では、[休暇欠勤コスト分析] ページレットのフィールドおよびコントロールを説明します。

デフォルトでは、このピボット グリッドには、指定した日付範囲に関する合計休暇欠勤コストの棒グラフが休暇欠勤タイプ別に表示されます。

管理者がこのピボット グリッドを使用して判断できる内容の例は、以下のとおりです。

• 指定した日付範囲において従業員の有給休暇欠勤のために会社が負担するコスト。

• さまざまな所在地にまたがる特定のチームについて会社が支出したコスト。

• 指定した日付範囲におけるさまざまな支給カレンダーでの休暇欠勤コストの変動値。

[休暇欠勤イベント分析] ページレットを使用して、休暇欠勤入力をステータス、休暇欠勤タイプ、休暇取得および休暇欠勤理由によって分析します。

画像: [休暇欠勤イベント分析] ページレット

次の例では、[休暇欠勤イベント分析] ページレットのフィールドおよびコントロールを説明します。

デフォルトでは、このピボット グリッドには、指定した日付範囲について管理者の会社の休暇欠勤の円グラフが承認ステータス別に表示されます。

管理者がこのピボット グリッドを使用して判断できる内容の例は、以下のとおりです。

• 承認待ちの休暇欠勤数およびこれらの休暇欠勤が関連付けられる従業員。

• 指定した支給期間に入力された休暇リクエストの数。

• 従業員および直属部下が入力する休暇リクエストのタイプ。

• 時間指定または半休等で休暇欠勤を報告した従業員。

• 休暇欠勤入力構成の入力ソース別の件数。

関連アクション

チャートの領域をクリックして [詳細表示] を選択し、ピボット グリッド ドリルダウン ページを使用して休暇欠勤イベント データを表示します。

画像: ピボット グリッド ドリルダウン ページ

次の例では、ピボット グリッド ドリルダウン ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

フィールドまたはコントロール

定義

アクション

クリックして休暇リクエストに使用可能な関連アクションにアクセスします。有効値は以下のとおりです。 [従業員に通知]: クリックして従業員に通知ページにアクセスし、休暇リクエストに関連付けられる従業員にアナウンスメント、電子メールまたはその両方としてメッセージを送信できます。 [休暇の承認]: クリックして休暇リクエストの承認ページにアクセスし、休暇リクエストを承認、却下または差し戻すことができます。 [休暇の割当変更] クリックして休暇リクエストの割当変更ページにアクセスし、休暇リクエストの割当を別の承認者に変更できます。 [承認者に通知]: クリックして承認者に通知ページにアクセスし、休暇リクエストに割り当てられている承認者にアナウンスメント、電子メールまたはその両方としてメッセージを送信できます。 [監督者に通知]: クリックして監督者に通知ページにアクセスし、休暇リクエストに関連付けられる監督者にアナウンスメント、電子メールまたはその両方としてメッセージを送信できます。

[休暇欠勤の債務と傾向] ページレットを使用して、全ての休暇付与の休暇欠勤債務を期間開始日によって分析します。

画像: [休暇欠勤の債務と傾向] ページレット

次の例では、[休暇欠勤の債務と傾向] ページレットのフィールドおよびコントロールを説明します。

デフォルトでは、このピボット グリッドには、指定した日付範囲について休暇欠勤債務合計の折れ線グラフが期間開始日別に表示されます。

管理者がこのピボット グリッドを使用して判断できる内容の例は、以下のとおりです。

• 指定した支給期間についての現在の債務。

• 特定のビジネス ユニットについての現在の年間累計休暇欠勤債務。

• 指定した支給期間についての報告済み休暇欠勤および有給休暇残数の傾向。

[期間休暇欠勤レート] ページレットを使用して、休暇欠勤入力を、指定日のビジネス エンティティの休暇欠勤レート、指定期間の休暇欠勤レート、休暇欠勤の合計日数、平均休暇欠勤期間、平均休暇欠勤日数などの従業員従事係数によって分析します。

画像: [期間休暇欠勤レート] ページレット

次の例では、[期間休暇欠勤レート] ページレットのフィールドおよびコントロールを説明します。

デフォルトでは、このピボット グリッドには、指定した日付範囲について休暇欠勤レート全体の棒グラフが時間単位で部門別に表示されます。休暇欠勤レートは、欠勤した勤務時間を勤務可能な時間数で割り、100 を掛けたものとして定義されます。

管理者がこのピボット グリッドを使用して判断できる内容の例は、以下のとおりです。

• 指定した期間範囲についてのビジネス ユニットの休暇欠勤レート。

• 組織エンティティ全体の平均休暇欠勤レート。

[取得状況/タイプによる休暇欠勤] ページレットを使用して、休暇欠勤結果を休暇取得および休暇欠勤タイプによって分析します。

画像: [取得状況/タイプによる休暇欠勤] ページレット

次の例では、[取得状況/タイプによる休暇欠勤] ページレットのフィールドおよびコントロールを説明します。

デフォルトでは、このピボット グリッドには、休暇欠勤イベントあたりのユニットの棒グラフが休暇欠勤タイプ別に表示されます。

管理者がこのピボット グリッドを使用して判断できる内容の例は、以下のとおりです。

• 特定の部門によって報告された取得済みの傷病欠勤の数。

• 特定のカレンダー グループの業務関連休暇欠勤の数。

[超過取得ありの従業員] ページレットを使用して、超過取得に関連する休暇欠勤結果を分析します。

画像: [超過取得ありの従業員] ページレット

次の例では、[超過取得ありの従業員] ページレットのフィールドおよびコントロールを説明します。

デフォルトでは、このピボット グリッドには、休暇欠勤イベントあたりのユニットの棒グラフが支給グループ別に表示されます。

管理者がこのピボット グリッドを使用して判断できる内容の例は、以下のとおりです。

• 超過取得限度を使用して休暇欠勤に対して支給された従業員の数。

• 特定の休暇欠勤タイプについて超過取得限度を使用して有給となった休暇欠勤の数。

[有給/無給ステータスによる休暇欠勤] ページレットを使用して、無給および一部有給の休暇欠勤を含む休暇欠勤結果を分析します。

画像: [有給/無給ステータスによる休暇欠勤] ページレット

次の例では、[有給/無給ステータスによる休暇欠勤] ページレットのフィールドおよびコントロールを説明します。

デフォルトでは、このピボット グリッドには、休暇欠勤イベントあたりのユニットの棒グラフが休暇欠勤イベント ステータスと支給グループ別に表示されます。

管理者がこのピボット グリッドを使用して判断できる内容の例は、以下のとおりです。

• 休暇欠勤のステータスが無給または一部有給である従業員の指定。

• 支給グループの休暇欠勤イベント ステータスの休暇欠勤タイプ別の表示。

[作成済ポジティブ入力別] ページレットを使用して、作成済みポジティブ入力に関連する休暇欠勤結果を分析します。

画像: [作成済ポジティブ入力別] ページレット

次の例では、[作成済ポジティブ入力別] ページレットのフィールドおよびコントロールを説明します。

デフォルトでは、このピボット グリッドには、休暇欠勤イベントあたりのユニットのパーセントを示す円グラフが支給グループ別に表示されます。