処理結果の表示

計算フェーズを実行した後で、その結果を表示できます。処理結果は次の表にリストされたコンポーネントで表示されます。次に示された順序でコンポーネントを表示することをお勧めします。

結果を表示するコンポーネント

用途

ログ ファイル

システム管理者は、COBOL プロセスが正常に終了したかどうかを確認できます。

処理統計

エラーになった受給者の数などの、実行の処理統計が表示されます。カレンダー別、またはカレンダー グループ別に表示されます。

受給者反復処理結果リスト

反復計算の対象になった受給者のリストが表示されます。

受給者メッセージ

エラー メッセージおよび警告が表示されます。

[受給者ステータス] タブ

受給者の計算ステータスを表示し、個々の受給者の処理インジケータを入力できます。

カレンダー グループ別結果

選択したカレンダー グループ ID に関連付けられたカレンダーごとに、受給者の計算済みの支給、控除、累計、およびサポート エレメントが表示されます。また、カレンダー セグメント別計算、ポジティブ入力、休暇欠勤、およびデルタや繰り越し調整を含む遡及計算が参照できます。

カレンダー別結果

カレンダー グループ別結果コンポーネントと同じ情報が表示されますが、指定したカレンダーに関する情報のみが表示されます。異なるカレンダー グループに使用された際のカレンダーの結果も表示できます。たとえば、カレンダーに遡及が発生し複数回実行された場合、元の実行結果と各遡及実行結果にアクセスできます。

エレメント変換チェーン

各エレメントがどのように変換されたかが表示されます。

最終決定フェーズの後も、これらのコンポーネントは有益なリソースになります。"受給者メッセージ" と "反復トリガ" 以外は、実行の最終決定後も全ての情報にアクセスできます。給与計算実行または休暇欠勤実行全体をキャンセルすると、全ての結果が削除されます。