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承認フレームワーク プロセスの条件について

条件とは、評価結果が真または偽になるエンティティです。条件では、トランザクションに承認が必要であり、真と評価される承認パスおよびステップに従うかどうかを判定するため、トランザクション固有の情報が使用されます。条件に適用条件を設定するために、承認プロセス定義にはトランザクション キーがバインド値として用意されています。

次の表に示すように、条件は 3 段階のレベルで設定されます。

設定レベル

説明

プロセス定義 ID

この条件は、承認処理に使用するプロセス定義 ID を決定する際に使われます。

パス

この条件は、承認がパスに従うかどうかを決定する際に使われます。

ステップ

この条件は、ステップに対して定義されている個々の承認者に適用されます。

承認プロセスに適用できる条件には、次の 3 つのタイプがあります。

条件タイプ

説明

常に真

条件は必要なく、常に承認プロセスがトリガされます。

アプリケーション クラス

アプリケーション クラスには、ワークフロー承認タスクが真と評価されるかどうかを決定するために使用されるロジックが含まれます。

ユーザー入力

条件は、レコードとフィールドの組合せに基づきます。条件として、値または金額ベースのいずれかを使用できます。条件の評価には、論理演算子および値が使用されます。