ナビゲーションに戻る

承認フレームワーク内のタスクについて

このセクションでは、承認フレームワークを実装して使用するためのステップについて詳しく説明します。アプリケーション開発者やビジネス アナリストおよびエンド ユーザーが、承認フレームワークを使用して行うタスクを示します。

承認フレームワークを実装して使用するには、次の手順に従います。

  1. アプリケーション開発者は、トランザクション登録ページを使用することで、承認フレームワークに情報を登録します。

  2. 職務機能ビジネス アナリストは、アプリケーション トランザクションの承認プロセス定義を定義します。

    基本的に、アナリストがプロセス定義の基盤となる承認トランザクション レジストリ エントリを決定し、このプロセスの詳細を定義します。承認プロセス定義にはステージ、パス、ステップおよび条件の定義が含まれます。

  3. 依頼者は、承認を得るためにトランザクションを送信します。

    このアクションによって承認プロセスが開始されます。承認フレームワークは承認プロセス定義を読み込み、承認者のためにトランザクションをキューに入れます。

  4. 承認タスクが、電子メール通知またはワークリストの項目 (または両方) を使用して承認者またはレビュー担当者に送信されます。

    ワークリストの項目に組み込まれた URL は、対応する承認コンポーネントをポイントします。

  5. 承認者またはレビュー担当者は、承認のモニターを使用してトランザクションに対するアクションを実行します。レビュー担当者が実行できるのはコメントの追加のみです。

    承認プロセス中に条件またはルールのエラーまたは違反が発生すると、パス内に追加のステップがない場合、そのエラーは解決のために管理者に転送されます。

    注: 静的ステップのエラー条件は、ステップに承認者がいないか、または十分な承認者がいないことです。