承認トランザクションの設定

トランザクションの設定ページを使用して、通知をトリガするアクションや通知の送信先、通知内容を決定する要素を選択および定義します。通知は承認トランザクションレジストリと共に機能するようにマッピングされており、メニューとコンポーネントおよび SQL 定義が含まれます。

ページ名	定義名	用途
トランザクションの設定ページ	EOAW_TXN_NOTIFY	トランザクションの設定ページを使用して、承認トリガの特定の実装が使用される方法を設定します。

トランザクションの設定ページ (EOAW_TXN_NOTIFY) を使用して、承認トリガの特定の実装が使用される方法を設定します。

ナビゲーション

select [エンタープライズコンポーネント], then select [承認], then select [承認], then select [トランザクション設定]

画像: トランザクションの設定ページ

次の例では、トランザクションの設定ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

このページを使用して、通知をトリガするアクションや通知の送信先、通知内容を決定する要素を選択および定義します。通知は承認トランザクションレジストリと共に機能するようにマッピングされており、メニューとコンポーネントおよび SQL 定義が含まれます。通知が送信されるイベントには以下のものがあります。

トランザクションの承認プロセスの開始
承認者のキューへの承認ステップの追加
レビュー担当者のキューへのレビューステップの追加
行またはヘッダーの却下
行またはヘッダーの承認
承認プロセスの完了

通知の受信者には、依頼者、承認者およびレビュー担当者が含まれ、これらの受信者はワークリストの項目や電子メールを介して通知を受信できます。電子メールによる通知を使用する場合は、ビジネスアナリストは電子メール用テンプレートを作成する必要があります。

アドホック承認者オプション

フィールドまたはコントロール	定義
承認ユーザー情報ビュー	承認のモニターを使用するときに、ユーザーに表示されるビューに関する詳細が提供されます。注: このビューのデータは、承認者リンクに表示される内容を表します。
アドホックユーザーリスト	これは、アドホック承認者となる資格のあるユーザーのリストのみを表示するときに使用するフィルタです。

ユーザーユーティリティ

ユーザーユーティリティとは、委任と再割当ての処理をユーザーが変更するための機能です。

フィールドまたはコントロール	定義
ユーザーユーティリティパッケージ	代替ユーザーの選択に使用する親アプリケーションクラスを選択します。
ユーザーユーティリティパス	ルートパッケージ内で特定のクラスを使用するパスを選択します。

イベント

イベントセクションを使用して、ワークフロー通知をトリガするイベントパラメータを定義します。

フィールドまたはコントロール	定義
レベル	イベントの通知を送信するレベルを決定するには、`[ヘッダー]` または `[行]` を選択します。これらの各イベントに通知を送信するには、トランザクションのレベルで選択してください。
イベント	通知を送信するイベントを選択します。選択したイベントがトリガされると、加入者に通知されます。イベントの値は、次のとおりです。 `[アドホック削除]:` ステップがステータスモニターを介して承認プロセスから削除されるときに、通知を送信します。 `[アドホック挿入]:` ステップがステータスモニターを介して承認プロセスに追加されるときに、通知を送信します。 `[保留ステップ]:` スレッドが保留になるときに、通知を送信します。 `[ロックアウト]:` アプリケーションワークフローエンジン (AWE) でアカウントがロックアウトされたユーザーが発生したときに、通知を送信します。 `[承認者不要]:` 承認者が必要ないためにスレッドを転送しないときに、通知を送信します。 `[エラー時]:` スレッドで転送エラーが発生したときに、通知を送信します。 `[エスカレーション時]:` スレッドが NEM プロセスを介してエスカレーションされるときに、通知を送信します。 `[最終承認時]:` スレッドが承認され、処理する後続のステップがないときに、通知を送信します。 `[最終却下時]:` スレッドが却下され、処理する後続のステップがないときに、通知を送信します。 `[プロセス起動時]:` 承認プロセスが送信されるときに、通知を送信します。 `[再開時]:` スレッドに対してステップが再アクティブ化されるときに、通知を送信します。現在は、この値は使用しないことをお薦めします。 `[割当変更時]:` スレッドの割当てが新しい承認者に変更されるときに、通知を送信します。 `[ステップ完了時]:` ステップに保留中のスレッドがなくなったときに、通知を送信します。 `[終了時]:` スレッドの終了時に、通知を送信します。 `[処理完了]:` 承認プロセスの完了時に、通知を送信します。現在は、この値は使用しないことをお薦めします。 `[差戻し]:` スレッドがあるステップからその前のステップに差し戻されるときに、通知を送信します。 `[リクエスト情報]:` リクエスト情報アクションがアプリケーションによって呼び出されたときに、通知を送信します。 `[追加リクエスト情報]:` スレッドにコメントが追加されたときと、そのスレッドが保留になったときに、通知を送信します。 `[承認へ転送]:` スレッドが承認者に転送されるときに、通知を送信します。 `[レビューへ転送]:` スレッドがレビュー担当者に転送されるときに、通知を送信します。注: `[ロックアウト]`、`[プロセス起動時]` および `[処理完了]` の各イベントは、ヘッダーレベルのみに用意されています。
メニュー名	通知の受信者をリンクするコンポーネントを含むメニュー名を選択します。これにより、通知を受けたユーザーのアクセス先が指定されます。値を入力しないと、受信者のアクセス先は、ワークリスト承認コンポーネントで指定したのと同じメニューとコンポーネントになります。
承認コンポーネント	通知の受信者がアクセスできるコンポーネントを選択します。
ページ名	定義したページは、電子メールの通知に含まれる URL から承認者が転送されるページになります。
メニューアクション	これは、電子メールの通知に含まれる URL からユーザーが転送されたときに表示されるページのアクションです。
SQL オブジェクト ID (構造型クエリー言語オブジェクト ID)	電子メールの内容の取得に使用する SQL 定義 ID を選択します。SQL は、通知レベルのキー数と同じバインドの入力値を受け入れる必要があります。たとえば、ヘッダーまたは行のキーです。

通知

画像: テンプレート詳細

通知テンプレートの詳細

画像: プッシュ通知

プッシュ通知の詳細

画像: 通知頻度

通知の頻度設定

[通知] セクションは、通知メッセージの通知先と構成方法を定義するために使用します。

フィールドまたはコントロール	定義
加入者	このイベントが発生したときに通知を受け取るユーザーを定義します。 `[A - 代理]:` 承認の最初の割当て先承認者を示します。 `[A - プロキシ]:` 実際の承認を実行した承認者を示します。 `管理` `承認者` `動的` `外部` `[R - 代理]:` 自分以外のユーザーのためにリクエストを作成したユーザーを示します。 `[R - プロキシ]:` トランザクションの作成をリクエストしたユーザーを示します。 `依頼者` `レビュー担当` `ユーザーリスト`
チャネル	関係者への通知方法を定義します。値は以下のとおりです。 `電子メール` `なし` `ユーザー` `ワークリスト` `プッシュ` 注: ルート基本設定は、select [PeopleTools], then select [セキュリティ], then select [ユーザープロファイル], then select [ワークフロー]でも設定できます。この場合は 2 つのオプションがあります。`[ワークリストユーザー]` または `[ユーザー]`、またはその両方を選択できます。
ユーザーリスト	`[動的]` または `[ユーザーリスト]` のいずれかを加入者として選択します。このオプションは、次の値のいずれかを選択するとアクティブになります。
テンプレート名	この通知の電子メールの内容に使用する汎用テンプレートを選択します。汎用テンプレートページを使用して、電子メールの内容を定義してください。「汎用テンプレート定義ページ」を参照してください。
[メニュー名]、[承認コメント]、[ページ名]、[メニューアクション] および [SQL オブジェクト ID]	これら全てのフィールドに、このページの [イベント] セクションの対応するフィールドと同じ定義があります。
時間数	通知の間隔を決定する時間数を入力します。
[メッセージセット]、[メッセージ番号]、[SQL オブジェクト ID] および [URL を除く]	通知のメッセージセット、メッセージ番号、SQL オブジェクト ID を入力します。SQL オブジェクト ID には、このページの [イベント] セクションと同じ定義があります。注: メッセージセットとメッセージ番号は、プッシュ通知チャネルが選択されている場合は空にできません。[URL を除く] が選択されている場合、コンポーネント承認 URL はプッシュ通知に添付されません。
時間数	通知の最長待機時間を決定する時間数を入力します。承認者が処理を行わない場合、エスカレーションが管理者に送られます。
最大通知 (最大通知)	通知の最大送信回数を決定する数値を入力します。承認者が処理を行わない場合、エスカレーションが管理者に送られます。

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