SetID 関数
このセクションでは、SetID XSLT 拡張関数について説明します。
構文
SetID:lookupSetCtrlValues (SetId, LookupType, dvmTranslate, dvmMapName, SourceElementName, TargetElementName, needAnException)
説明
lookupSetCtrlValues 関数を使用して、レコード グループまたはレコードのコンテキストのセットID に関連付けられているセット コントロール値のリストを検索します。マップ名、ソース エレメント名、およびターゲット エレメント名が指定されている場合、オプションで、各セット コントロール値を DVM マップを利用して変換できます。
パラメータ
パラメータ |
説明 |
---|---|
SetId |
検索対象のセットID 値。 |
LookupType |
検索タイプは、検索のタイプの指定に使用されます。レコード グループ名には [1] を、レコード名には [2] を指定します。 |
LookupValue |
値は、LookupType によって指定されているレコード名またはレコード グループ ID のいずれかです。 |
dvmTranslate |
指定された DVM 名を使用した共通 ID への変換を行う場合は、"真" を指定します。変換が不要な場合は、"偽" を指定します。 |
dvmMapName |
リクエストされた場合に変換で使用する DVM マップ。 |
SourceElementName |
リクエストされた場合に DVM 変換で使用するソース エレメント名。 |
TargetElementName |
リクエストされた場合に DVM 変換で使用するターゲット エレメント名。 |
needAnException |
"真" または "偽" を指定して、セット コントロール値が見つからない場合、例外が発生するかどうかを示します。 |
戻り値
この関数は、XSLT で解析できる連結文字列として、セット コントロール値のリストまたは変換後のセット コントロール値のリストを返します。
例
この例では、VENDOR レコード グループのセットID SHARE に関連付けられているセット コントロール値 (この例では PeopleSoft ビジネス ユニットを表します) を検索し、BusinessUnit DVM マッピングによってビジネス ユニットの共通 ID に変換します。セット コントロール値が見つからない場合、例外がリクエストされます。
xref:lookupSetCtrlValues("SHARE","1", "VENDOR",true(),"BusinessUnit","PSFT_BU","COMMON",true())
次の理由で、例外が発生する可能性があります。
指定された DVM マップ名が無効です。
指定されたソース エレメント名は、DVM マップに関連付けられていません。
指定されたターゲット エレメント名は、DVM マップに関連付けられていません。
DVM マップ内で、セット コントロール値に対する変換後の値が見つかりません。
needAnException が "真" に設定されていると、指定されたセットID/レコードまたはレコード グループ ID に対してセット コントロール値が見つからない場合、例外が発生します。
この例では、VENDOR_LOC レコードのセットID SHARE に関連付けられているセット コントロール値 (この例では PeopleSoft ビジネス ユニットを表します) を検索し、BusinessUnit DVM マッピングによってビジネス ユニットの共通 ID に変換します。セット コントロール値が見つからない場合、例外はリクエストされません。
xref:lookupSetCtrlValues("SHARE","2", "VENDOR_LOC",true(),"BusinessUnit","PSFT_BU","COMMON",false())
この例では、VENDOR レコード グループのセットID SHARE に関連付けられているセット コントロール値 (この例では PeopleSoft ビジネス ユニットを表します) を検索します。セット コントロール値が見つからない場合、例外がリクエストされます。
xref:lookupSetCtrlValues("SHARE","1", "VENDOR",false(),"","","",true())
指定されたセットID/レコードまたはレコード グループ ID に対してセット コントロール値が見つからない場合、例外が発生します。