有効日
PeopleSoft HCM では、有効日を設定して、過去、現在、未来の情報を保存します。有効日を設定すると、次のことが可能になります。
データの履歴を日付順に管理できます。有効日付きの情報をテーブルに保存することによって、過去のトランザクションを確認したり、将来のイベントを計画したりすることができます。たとえば、過去のある時点までシステムをロール バックし、データの履歴を分析することができます。また、テーブルやデータを事前に設定しておくことも可能です。メモ ファイルや保留ファイルを作る必要もありません。
データの正確性を保ちます。プロンプト テーブルの有効日とアプリケーション ページの有効日を比較することによって、アプリケーション ページの有効日時点で有効な値だけが表示されます。たとえば、新しい部門コードを 2008 年 5 月 1 日の有効日で作成します。次に、職務データ ページで、従業員の新しいデータ行に 2008 年 5 月 1 日より前の有効日を入力します。新しい部門コードは有効でないため、部門フィールドの入力を選択する際に表示されません。
詳細については、『PeopleTools: Application Designer Developer's Guide』の製品ドキュメントを参照してください。