銀行および銀行支店の設定について
次の各トピックでは、以下の項目について説明します。
銀行の設定
(GBR) イギリスの銀行および住宅金融組合の設定
CI_BANK_EC コンポーネント インターフェイス
HCM で銀行を設定するには、次の手順に従います。
銀行テーブル ページ (BANK_EC) で銀行情報を設定します。
支店テーブル ページ (BANK_BRANCH_EC) で銀行支店情報を指定します。
注: イギリスの銀行の場合は、この他にも必要な設定があります。
「(GBR) イギリスの銀行および住宅金融組合の設定」を参照してください。
送金元銀行口座ページで、給与計算処理に使用する送金元銀行を指定します。
このトピックでは、イギリスの金融機関について銀行/支店コンポーネントのページを設定する方法を説明します。この設定は、従業員の銀行および住宅金融組合に関する情報を銀行口座管理ページに入力する前に行う必要があります。
『PeopleSoft Human Resources Administer Workforce』「Entering Bank Account Information」[英語版] を参照してください。
業務で取り引きの生じる全ての銀行または住宅金融組合について設定を行う必要があります。この情報は、BANK_EC_TBL テーブルおよび BANK_BRANCH_TBL テーブルに保存されます。また、PYE_BANKACCT テーブルには、受給者の銀行および住宅金融組合の口座に関する詳細が保存されます。
イギリスの銀行については、銀行テーブル ページで銀行の支店を設定します。住宅金融組合については、銀行テーブル ページを使用してその組合の決済を行う銀行支店を設定します。支店テーブル ページおよび関連付けられた住宅金融組合住所ページを使用して、住宅金融組合の詳細を入力します。次の表に、これらのページの入力内容を示します。
口座タイプ |
銀行テーブル ページ |
支店テーブル ページと住宅金融組合住所ページ |
---|---|---|
銀行支店 |
銀行支店の名前、住所、電話番号を入力します。 |
空欄にしておきます。 |
住宅金融組合 |
住宅金融組合の決済を行う銀行支店の名前、住所、電話番号を入力します。 |
住宅金融組合の名前、住所、および銀行テーブル ページで設定された決済銀行にある、その住宅金融組合の口座の番号を入力します。 |
警告 支店テーブル ページで住宅金融組合を設定し、その住宅金融組合を銀行テーブル ページで決済銀行に関連付ける必要があります。説明に従って住宅金融組合を設定しない場合、Global Payroll for the UK で提供される BACS インターフェイスおよびプロセスによって、有効なデータが生成されません。
画像: 住宅金融組合の設定の例
次の例は、支店テーブル ページでの住宅金融組合の定義方法を示しています。

この例では、住宅金融組合はその決済を行う LloydsTSB 銀行 (銀行 ID 30000) に関連付けられています。住宅金融組合の決済口座は、[口座番号] フィールドに表示されています。
大量の銀行情報の設定が必要になる場合があるため、PeopleSoft に標準装備されている CI_BANK_EC コンポーネント インターフェイスを使用して銀行情報を Microsoft Excel のスプレッドシートから銀行設定テーブルにインポートすることによって、設定処理を簡単にできます。
銀行情報を提供しているウェブサイトまたはサービスから Excel のスプレッドシートに銀行情報をダウンロードしてから、この情報を Excel to Component Interface ユーティリティを使用して Excel のスプレッドシートから CI_BANK_EC コンポーネント インターフェイスにインポートします。CI_BANK_EC コンポーネント インターフェイスによって、PeopleSoft HCM の BANK_EC テーブルおよび BANK_BRANCH_TBL に銀行情報がロードされます。
注: Excel to Component Interface ユーティリティ使用時に PeopleSoft HCM データベースのどの行を更新し、どの行を追加するかの決定は、ユーザーの側に委ねられています。