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PeopleSoft HCM 定型文書について

次の各トピックでは、PeopleSoft HCM 定型文書の事前設定および使用方法について説明します。

PeopleSoft ヒューマン リソース管理の PeopleSoft プロセス スケジューラを使用して、PeopleSoft HCM で提供されているサンプル定型文書を作成します。PeopleSoft プロセス スケジューラでは、次のジョブが実行されます。

  1. SQR (Structured Query Report) を実行し、SQRibe Technology 社の Structured Query Report Writer を使用してデータベースからデータを抽出します。

  2. Word をワープロとして使用して、このデータを文書テンプレートに差し込みます。

  3. 結果の文書を Web サーバーに送ります。

SQRibe Technology 社の Structured Query Report Writer 以外のレポート ライター、または Word 以外のワープロを使用する場合は、次の各トピックの説明を参考にし、定型文書の作成手順についての理解を深めてください。次に、使用しているレポート ライターまたはワープロの説明書を参照し、サンプル文書に合わせて手順を変更します。

サンプル文書についての理解が深まると、他のタスク用に定型文書を変更したり、新たに作成できるようになります。

注: 文書を作成するには、Word の差し込み印刷機能について理解しておく必要があります。

PeopleSoft HCM では、PeopleSoft HCM アプリケーションで使用するいくつかのサンプル定型文書が用意されています。定型文書を作成するには、PeopleSoft ヒューマン リソース管理用と、PeopleSoft ヒューマン リソース管理以外のアプリケーション ("その他の PeopleSoft HCM アプリケーション" と呼びます) 用の 2 つの方法があります。

該当する方法を使用して、定型文書を作成してください。

多くのヒューマン リソース管理用アクティビティには、定期的な定型の文書やメモの送信が含まれています。以下に例を示します。

  • (PeopleSoft ヒューマン リソース管理) コース セッションの登録、キャンセル、およびスケジュール変更を通知する文書

  • (PeopleSoft グローバル ペイロール、Pension Administration、Benefits Administration) 各種文書類、通知定型文書、プラン更新を通知する文書

このような文書の文言は、住所、日付などの情報が変わるだけで、内容はいつもほとんど同じです。PeopleSoft HCM では、ヒューマン リソース管理データベースの必要なデータにアクセスし、使用しているワープロで定型文書を作成できます。

複数タイプの文書の作成と印刷を同時に行ったり、文書を作成して先に確認し、後で印刷することもできます。以下のトピックの最後に、2 つのサンプル定型文書が用意されています。