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納税地の定義

納税地を定義するには、Tax Location Table コンポーネント (TAX_LOCATION_TBL) を使用します。このコンポーネントの各テーブルへのデータ ロードには、TAX_LOCATION_TBL コンポーネント インターフェイスを使用します。

次の各トピックでは、納税地の概要および納税地の定義方法について説明します。

注: 次の各トピックで説明する税テーブルは、Payroll for North America と給与計算インターフェイスの両方のアプリケーションに必要です。これらの各アプリケーションに固有の追加の税データ設定については、各アプリケーションのドキュメントに記載されています。

ページ名

定義名

用途

Tax Location Table - Address ページ

TAX_LOCATION_TBL1

給与計算および税金を処理する所在地を設定します。

Tax Location Table − State/Province/Locality ページ

TAX_LOCATION_TBL2

任意の数の州、納税地、およびリンクされた納税地を納税地コードに関連付けます。

Tax Location Report ページ

PRCSRUNCNTL

Tax Location Table の情報をリストする PAY718 を生成します。

Tax Location Table で指定した情報に従って、連邦、州、または地方の従業員税データおよび税配分データが設定されます。このテーブルで、納税地 ID を使用して各所在地を設定し、各納税地に関連付ける勤務先の州および納税地を指定します。

注: インストール テーブルで [Automatic Employee Tax Data] を選択した場合は、各従業員の勤務先および居住地の州と納税地ごとに税データが自動的に設定されます。納税地が 1 つの州/納税地を表す場合は、その勤務州/納税地に対して税配分レコード作成されます。

Tax Location Table - Address ページ (TAX_LOCATION_TBL1) を使用して、給与計算および税金を処理する所在地を設定します。

画像: Tax Location Table - Address ページ

次の例では、Tax Location Table - Address ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

Tax Location Table - Address ページ

フィールドまたはコントロール

定義

Tax Location Code

給与計算および税データを処理する各所在地の納税地コードを設定します。任意の数の州と納税地を各コードに関連付けることができます。

Alaska Area Code

該当する場合は、アラスカ地域コードを選択します。

注: インストール テーブルで [Automatic Employee Tax Data] を選択し、職務データで各従業員に納税地 ID を割り当てると、各従業員の税データが、Employee Tax Data ページと Employee Tax Distribution ページにデフォルトで設定されます。

Tax Location Table − State/Province/Locality ページ (TAX_LOCATION_TBL2) を使用して、都道府県または任意の数の州、納税地、およびリンクされた納税地を納税地コードに関連付けます。

画像: Tax Location Table − State/Province/Locality ページ

次の例では、Tax Location Table - State/Province/Locality ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

Tax Location Table − State/Province/Locality ページ

フィールドまたはコントロール

定義

State / Province

納税地コードと関連付けられている各州を識別するために使用します。任意の数の州を単一の納税地に関連付けることができます。州ごとに、各納税地を指定します (ある場合)。

この納税地コードと関連付ける州を Company State Tax Table と Company Local Tax Table に定義します。この値は、この納税地に割り当てる Employee Tax Data ページと Employee Tax Distribution ページにデフォルトで設定されます。

Locality

この納税地コードと関連付ける納税地を Company State Tax Table と Company Local Tax Table に定義します。この値は、この納税地に割り当てる Employee Tax Data ページと Employee Tax Distribution ページにデフォルトで設定されます。

Other Work Locality

このフィールドを使用するのは、次のように 1 つの所在地で複数の地方税が適用される場合のみです。

  • ケンタッキー州のパデューカとケンタッキー州のマクラッケン郡

  • 勤労所得税、およびペンシルベニア州の Emergency and Municipal Service Tax。

    納税地チェーンにさらにリンクを作成するには、次の手順に従います。

    • 同じ州の行をもう 1 行追加します。

    • 前の行の他の勤務納税地を [Locality] に入力します。

    • 新しい勤務納税地を入力します。

注: インディアナ州の納税地を複数入力しようとしないでください。従業員が勤務する可能性のあるインディアナ州の納税地数に関係なく、同時にまたは一年間を通して、従業員はカレンダー年ごとに 1 つのインディアナ郡に対してのみインディアナ州の郡税を課されます。これは、居住郡が課税する場合は 1 月 1 日時点のインディアナ州の居住郡、または居住郡が課税しない場合は 1 月 1 日時点の主業務地のインディアナ州の郡です。

注: カナダ人従業員は、1 つの州で一度に課税でき、カナダに地方税はないため、[Locality] および [Other Work Locality] はカナダでは必要ありません。