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承認オーディット レポートの作成

次の各トピックでは、承認オーディット レポートの概要を説明し、承認オーディット レポートの実行に使用するページをリストして、承認オーディット レポートの生成方法について説明します。

ページ名

定義名

用途

承認オーディット レポート ページ

HCSCAWE_RUN_CNTL

実行条件に基づいて承認ワークフローで処理された承認トランザクションの完全なリストである、承認オーディット レポートを生成します。

承認フレームワークは、トランザクションが承認プロセスを移動するにつれて、各承認トランザクションについて監査証跡を生成します。この監査証跡には、元の承認者とその代理人とのアクションの違いを追跡することなどが含まれます。承認オーディット レポート アプリケーション エンジンのプロセス (HCSC_AWE_ADT) によって、この監査証跡と、承認オーディット レポート ページで入力する実行条件に基づいてオーディット レポートが作成されます。

承認オーディット レポート (AWEAUDIT) のレポートには、必要に応じて承認トランザクション リクエストに関する以下のデータが含まれます。

  • トランザクション番号。承認フレームワークによって、各承認トランザクション リクエストに自動的に割り当てられます。

  • 承認プロセス ID。承認プロセスの設定時に定義されます。

  • 承認定義 ID。承認プロセスの設定時に定義されます。

  • 現在の承認者名 (リクエストが承認待ちの場合)。

  • 現在のリクエストのステータス。

  • 依頼者名または発信者名。

  • 代理人または委任者名 (該当する場合)。

  • 依頼者または発信者の従業員 ID。

  • 各承認者名。

  • トランザクション送信日。

  • トランザクション完了日。

レポートの結果を限定するには、必要なフィールドにデータを入力します。フィールドを空白にすると、レポート プロセスにはその条件に関するあらゆる値の結果が含まれます。たとえば、リクエストの送信日の範囲を 2009 年 1 月 1 日から 2009 年 12 月 31 日とし、発信者として特定の依頼者を指定した場合、承認プロセス ID や承認定義 ID に関係なく、その担当者が 2009 年に依頼した全トランザクションを含むレポートが生成されます。

レポートは、PDF フォーマットによりオンラインで参照するか、印刷や保存したり、異なるフィルタ条件を使用して再作成することができます。また、TXT、XLS または CSV ファイルとしてローカルのマシンにダウンロードすることも可能です。レポートの上部には、生成された日時および選択されたフィルタの概要が表示されます。レポートのデータは、リクエストの送信日順にソートされます。

承認オーディット レポート ページ (HCSCAWE_RUN_CNTL) を使用して、実行条件に基づいて承認ワークフローで処理された承認トランザクションの完全なリストである、承認オーディット レポートを生成します。

画像: 承認オーディット レポート ページ

次の例では、承認オーディット レポート ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

承認オーディット レポート ページ

フィールドまたはコントロール

定義

開始送信日終了送信日

オーディット レポートに含める承認トランザクション リクエストの日付範囲を入力します。

承認プロセス ID

レポート結果を特定タイプの承認トランザクションに限定するための承認プロセス ID を選択します。

承認定義 ID

レポート結果を限定するための特定承認プロセス定義を選択します。

依頼者

依頼者を選択して、レポート結果を特定の担当者が送信した承認トランザクション リクエストに限定します。

トランザクション ステータス

ステータスを選択して、レポート結果を、現在のステータスが選択したものと同じ承認トランザクション リクエストに限定します。

承認オーディット レポートのサンプル

以下は承認オーディット レポートのサンプルです。

画像: 承認オーディット レポート

次の例では、承認オーディット レポートのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

承認オーディット レポート

注: このレポートは、PeopleTools の BI Publisher 機能を使用して設定できます。