DSMAPINPUT FullSync ロード プロセスを使ったディレクトリ データのロード

PeopleSoft ディレクトリ インターフェイスを設定すると、ディレクトリのロード プロセスまたは DSMAPINPUT FullSync ロード プロセスを使用してディレクトリにデータをロードできます。

従業員などの個人データと職務データのみをロードする場合は、DSMAPINPUT FullSync ロード プロセスを使用します。個人データと職務データに加えて、勤務地や部門のデータもロードする場合は、ディレクトリのロード プロセスを使用します。

ディレクトリのロード ページから一時テーブル消去 (DSMAPINPUT) プロセスを実行します。

1. 適切なマップ名を指定して [実行] をクリックします。

2. リストから DS_CLEANTEMP プロセスを選択して [OK] をクリックします。

フル データ パブリッシュ ページ (EO_FULLDATAPUB) を使用して、従業員データと職務データをディレクトリにロードします。

DSMAPINPUT サービス オペレーションは、個人の職務データと個人データの情報を 1 つにまとめたサービス オペレーションです。DSMAPINPUT_FULLSYNC サービス オペレーションは、DSMAPINPUT サービス オペレーション構造に基づいたサービス オペレーションで、DSMANCHNL サービス オペレーション キューに定義されます。フル データ パブリッシュ ユーティリティでは、DSMAPINPUT_FULLSYNC サービス オペレーションを使って、複数の従業員 ID データのストリームをディレクトリにロードします。

ユーティリティでは、ディレクトリ マップ テーブルで最初に検出されたアクティブなマップを処理します。DSMAPINPUT をメッセージ名として含むマップがいくつか存在する場合は、このプロセスを実行する前に必ず目的のメッセージのサービス オペレーションだけをアクティブにしてください。

1. フル データ パブリッシュ ページにアクセスします。

2. 処理頻度の [1回限り] を選択します。

3. [メッセージ名] フィールドに、"DSMAPINPUT_FULLSYNC" と入力します。

4. リクエスト ID と名称を指定し、変更を保存して [実行] をクリックします。

5. テーブル データ フル パブリッシュ プロセス (EOP_PUBLISHT) を選択し、[OK] をクリックします。

モニター概要ページ (IB_MONITOR_OVRVIEW) を使用して、DSMAPINPUT_FULLSYNC サービス オペレーションのステータスを確認します。

メッセージ キューを監視して、DSMANCHNL サービス オペレーション キュー内の DSMAPINPUT_FULLSYNC サービス オペレーションのステータスを判断します。

1. 非同期サービス コンポーネントのモニター概要ページにアクセスします。

2. [開始済] 列に 0 よりも大きい数値が表示されている場合、メッセージが処理中であることを示しています。サブスクリプションが完了すると、[完了] 列だけに 0 よりも大きい数値が表示されます。

『PeopleTools: Integration Broker』および『PeopleTools: Integration Broker Administration』を参照してください。

ディレクトリのロード ページ (EO_RUNCTL_DS_LOAD) を使用して、一時ファイルを消去し、エントリ メンバーシップ プロセスを実行します。

全てのメッセージ サブスクリプションが完了したことをモニター概要ページで確認した後、エントリ メンバーシップ プロセス (DSMAPINPUT) を実行し、エントリ メンバーシップ ルールに基づいてメンバーをディレクトリ グループにロードします。

1. ディレクトリのロード ページにアクセスします。

2. 適切なマップを指定して [実行] をクリックします。

3. DS_ENTRY プロセスを選択して [OK] をクリックします。