Taleo からのデータの受信

Taleo からの最終ステータスのドキュメント

アウトバウンド プロセスでデータが Taleo に送信された後、PeopleSoft は、送信されたデータが Taleo 側に着信したことを確認するための通知キーを受け取ります。ただし、PeopleSoft 側から送信されたデータが Taleo データベースに正常に格納されたか、または、PeopleSoft 側から送信されたデータになんらかの不整合があり失敗したかは確認できません。

Taleo に送信されたデータのステータスを確認するには、アプリケーション エンジン プログラム TI_GET_RSLT を使用して、応答があるまで Taleo を継続的に PING する必要があります。PeopleSoft 側でアプリケーション エンジンを少なくとも 1 日 1 回実行するようにスケジュールすると、送信されたデータのステータスについて Taleo を継続的にチェックできます。顧客の要件およびトランザクション データの量に基づいて、1 時間または 30 分に 1 回の頻度でプロセスを実行するようにスケジュールすることをお勧めします。変換プロセスが完了した後に、TI_GET_RSLT プログラムを再度実行する必要があります。スケジュールされたタスクとして設定することをお勧めします。

ステータスを即時に取得するために、プロセス リクエスト ページ (select [PeopleTools], then select [プロセス モニター], then select [プロセス リクエスト]) からアプリケーション エンジンを手動で実行することもできます。

Taleo からの候補者データ

個人が Taleo 側で採用されると、候補者データが PeopleSoft に転送されます。このトピックでは、PeopleSoft 側で候補者データを受信する方法について説明します。

Taleo からの HR データの受信

[フェッチ開始日] と [時刻] フィールドに渡された日時値以降に、採用準備が完了した候補者が Taleo から取得されます。PeopleSoft プロセスでステータスが [正常終了] と表示された後、インテグレーション モニター ページに移動し、インテグレーション ステータスをチェックします。インテグレーション タイプとして [インバウンド データ同期] を選択し、[リフレッシュ] ボタンをクリックして、Bulk API ドキュメント リクエストのステータスをチェックします。

このプロセスを使用して取得された候補者は採用の管理キューに入り、採用のために HR 管理者によって準備完了になります。人材募集テンプレートの使用に関係なく、候補者は採用の管理キューにリストされます。採用担当者が人材募集テンプレートを使用していない場合は、検証済み属性が設定されたテーブルが個人コンポーネントまたは職務コンポーネントに表示されます。HR 管理者は、新規の個人がキューに追加されると電子メールを受信します。なんらかの理由でプロセスの実行中にフェッチ開始日時が変更されると、PS 採用の管理に既にフェッチされている特定の候補者が取得されます。採用の管理キュー内のこのような候補者は、既存のエントリが Taleo からの最新情報で更新されます。候補者の個人データや職務データが採用の管理に追加されると、その候補者のデータは更新されません。