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Taleo インテグレーションの設定

PeopleSoft には設定ウィザードがあり、インテグレーション設定をステップ バイ ステップ処理に従って作成します。Taleo インテグレーションの設定には、次のステップがあります。

ページ名

定義名

用途

インストール オプションの設定ページ

TI_CONFIG_WZ1

インテグレーションに対するドメイン、資格、言語のデフォルトなどを設定します。

会社をビジネス ユニットに関連付けページ

TI_CONFIG_WZ2

インテグレーションに使用する会社を定義し、対応するビジネス ユニットを関連付けます。

インテグレーション エラーの定義ページ

TI_CONFIG_WZ3

プロセスで発生したエラーの識別に使用するインテグレーション エラー コードを定義します。

エラー定義ページ

TI_CONFIG_WZ3_SEC

カスタム エラーに関連する詳細を入力します。

ドメイン値マップ ページ

TI_CONFIG_WZ4

このインテグレーションに使用するドメイン値マップのリストを確認し、入力する必要がある値をロードします。

職務テンプレートの作成ページ

TI_JOB_TEMPLATE

インテグレーションで使用する新しい職務テンプレートを作成します。

インストール オプションの設定ページ (TI_CONFIG_WZ1) を使用して、データ変換が正常に機能するために必要な技術的な詳細を指定します。

画像: インストール オプションの設定ページ

次の例では、インストール オプションの設定ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

インストール オプションの設定ページ

インストールのデフォルト

フィールドまたはコントロール

定義

アナライザ レポート

新しいブラウザ ウィンドウに "ソース データ分析レポート - ラン コントロール" ページを開くには、このボタンをクリックします。これは、設定ウィザード フローには影響しません。

注: このボタンは、同期アクティビティを開始する前に、これらのレポートを実行してシステムの準備状況を確認するためのリマインダとして機能します。

インストール ID

インテグレーション専門家が現在の共存インストールを識別するのに役立つグローバル識別子を入力します。

PeopleSoft ドメイン

データ変換に DVM が参照される際に、プログラムが使用するドメイン名を選択します。

Taleo ドメイン

データ変換に DVM が参照される際に、プログラムが使用するドメイン名を選択します。

言語のデフォルト

このグループ ボックスにリストされる言語は、インテグレーション ソリューションの一部としてインストールされます。デフォルト言語の指定は必須です。サポートされていない言語のデータが必須のマルチリンガル フィールドに入力された場合は、デフォルト言語フィールドからデータがロードされます。

フィールドまたはコントロール

定義

言語コード

インテグレーション インストールでサポートする言語を選択します。選択には PeopleSoft サポート言語のリストを使用できます。

名称

選択した言語コードの名称が表示されます。

Taleo デフォルト

必須言語情報が指定されていないマルチリンガル フィールドに記入する際に、Taleo 側が使用する言語を選択します。Taleo デフォルトとして選択できるのは、1 つの言語のみです。2 つ目の言語をデフォルトとして選択すると、1 つ目の言語からデフォルト フラグが削除されます。

グループ データ フィルタ

このグループ ボックスでは、従業員または候補者のグループ条件を柔軟に選択できます。グループ ビルドを選択すると、変換プロセスでは、その集合に属している従業員のみが選択され、その従業員の集合に対してのみ検証が適用されます。グループ ビルドでは、前の実行でエラーが返された従業員は対象として考慮されません。

注: グループ ビルド条件を変更した場合は、候補者およびユーザー従業員に対して一括処理を再度実行する必要があります。差分でも実行できますが、前の実行で選択されなかった従業員は、いずれかの差分条件に該当しない限り Taleo に移動されません。

フィールドまたはコントロール

定義

グループ ID

メンバーを表示するグループの ID を入力します。既存のグループ ビルド機能を使用して、PeopleSoft でグループ ID を作成できます。

名称

選択したグループ ID の名称が表示されます。

グループ指定日

グループに属している従業員を決定する日付を選択します。この指定日にグループ ID に属している全ての従業員が変換の対象として選択されます。

絞込日

グループ定義に有効日が設定されたレコードが含まれている場合、実行するレコードの日付を入力します。たとえば、有効日が 2000 年 1 月 1 日のグループを実行する場合に、2008 年 2 月 15 日時点でそのグループに含まれる有効日が設定された行を実行するとします。この場合、グループ指定日に 2000 年 1 月 1 日を選択し、絞込日に 2008 年 2 月 15 日を選択する必要があります。

注: このフィールドを空白のままにしておくと、現在の日付でグループが実行されます。

会社をビジネス ユニットに関連付けページ (TI_CONFIG_WZ2) を使用して、ビジネス ユニットを会社に関連付け、それによって Taleo が理解する組織階層が生成されます。データ変換の際はフィルタとしても機能します。初期バッチ処理の実行後に、このページから情報を削除すると、その情報はそれ以降の差分実行では処理されません。

注: PeopleSoft で会社またはビジネス ユニットが新規に作成されると、同期処理で関連が確認され、データが Taleo に送信されます。

画像: 会社をビジネス ユニットに関連付けページ

次の例では、"会社をビジネス ユニットに関連付け" ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

会社をビジネス ユニットに関連付けページ

フィールドまたはコントロール

定義

会社

ビジネス ユニットと関連付ける必要がある会社をグリッドで選択します。

ビジネス ユニット

選択した会社と関連付けるビジネス ユニットを選択します。選択には、BUS_UNIT_TBL_HR テーブルで有効なビジネス ユニット全てを使用できます。

注: 会社とビジネス ユニットの関連付けは非常に重要です。これに基づいて、Taleo に送信する勤務地および候補者が定義されます。候補者 (候補者のマージおよび更新) は、設定ウィザードで定義されたビジネス ユニットと会社の組み合わせに基づいて抽出されます。勤務地は、セット コントロール機能を使用して設定ウィザードで定義されたビジネス ユニットに基づいて抽出されます。

インテグレーション エラーの定義ページ (TI_CONFIG_WZ3) を使用して、システムから提供されたエラーを表示します。カスタム定義のエラーも追加できます。ここで定義したエラーで、変換プログラムの実行中に実施する確認と検証のマスター リストを構成します。

画像: インテグレーション エラーの定義ページ

次の例では、インテグレーション エラーの定義ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

インテグレーション エラーの定義ページ

フィールドまたはコントロール

定義

コード

エラー コードが表示されます。カスタム エラーを作成する際、必要な値を入力できます。ただし、保存した後はコードを編集できません。

名称

エラーの名称が表示されます。カスタム エラーを作成する際、エラーに意味のある名称を入力できます。ただし、保存した後は名称を編集できません。

タイプ

エラーのタイプが表示されます。[システム] および [ユーザー定義] のタイプがあります。

ステータス

エラーのステータスが表示されます。カスタム エラーを作成する場合、デフォルト ステータスは [非アクティブ] です。[詳細] リンクを使用してステータスを更新できます。

詳細

エラーの詳細を追加または更新するには、このリンクをクリックします。これによって、エラー定義ページが開きます。

注: [詳細] リンクは、カスタム エラーを初めて保存した後に表示されます。

エラー定義

エラー定義ページを使用して、カスタム エラーに関連する詳細を入力します。ただし、ソリューションに付属してパッケージ化されているシステム エラーでは、このページは事実上情報提供ページであり、詳細は表示専用です。反対に、ユーザー定義エラーの場合は、エラー コードとエラー タイプを除く全ての詳細を変更できます。

画像: エラー定義ページ

次の例では、エラー定義ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

エラー定義ページ

フィールドまたはコントロール

定義

アプリケーション パッケージ パス

このエラーを処理するアプリケーション パッケージの名前が表示されます。

メソッド名

このエラーを具体的に処理する前述のアプリケーション パッケージのメソッドが表示されます。

ドメイン値マップ ページを使用して、変換プログラムを実行する前に、データを設定しておく必要があるドメイン値マップを確認します。このインテグレーションには 2 つのタイプのドメイン値マップ (DVM) があり、DVM のタイプに基づいて実装処理は変わります。

  • 静的 DVM: DVM には、PeopleSoft と Taleo の両方の値がシステム データとして用意されています。顧客は、用意されている値を確認する必要があります。値を修正する必要がない限り、その他の処理は必要ありません。

  • 動的 DVM: DVM には、PeopleSoft と Taleo の両方の値がシステム データとして用意されています。顧客は、用意されている値を確認したり、必要な場合は要件に基づいてその他の値を追加できます。

画像: ドメイン値マップ ページ

次の例では、ドメイン値マップ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

ドメイン値マップ ページ

フィールドまたはコントロール

定義

ロード

ドメイン値マップのロード コンポーネントに移動するには、このボタンをクリックします。ここでは、入力された値を確認したり、必要な場合はいつでも値を入力できます。

職務テンプレートの作成ページ (TI_JOB_TEMPLATE) を使用して、新しい職務テンプレートを作成します。アウトバウンドの同期プロセスでは、このページからデータを選択して職務テンプレートを作成し、Taleo に移動されます。このページでは情報を削除できます。初期バッチ処理の実行後にこのページに追加された新しいデータは、最終更新日時に基づいて、その後の差分実行で処理されます。