共存のための Web サービスの設定
PeopleSoft 環境と Fusion 環境間で移動されるファイルは、圧縮された単一の .zip ファイルです。これらのファイルの PeopleSoft 環境との間の移動は、PeopleSoft インテグレーション ブローカー Web サービス メッセージによってサポートされます。PeopleSoft には、PeopleSoft HCM 9.2 と Fusion Talent Management および Fusion Workforce Compensation との共存の一部として Web サービス メッセージ構造が用意されていますが、インテグレーション ブローカーの設定を完了するには、複数のステップを実行する必要があります。
ページ名 |
定義名 |
用途 |
---|---|---|
IB_SERVICE |
付属のサービス オペレーションをアクティブにします。 |
|
WS_ACCESS_IB |
権限リストに対するアクセスを設定します。 |
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IB_SERVICEHDLR |
付属のハンドラをアクティブにします。 |
|
IB_SERVICERTNGS |
ルーティング定義を追加します。 |
|
IB_ROUTINGDEFN |
付属のルーティングをアクティブにします。 |
|
IB_ROUTINGDEFNCON |
ルーティング コネクタ プロパティを設定します。 |
|
IB_QUEUEDEFN |
付属のキューをアクティブにします。 |
|
IB_NODE |
ノード資格証明を更新します。 |
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IB_NODECONN |
ノード コネクタ プロパティを設定します。 |
|
IB_NODESECURITY |
ノード セキュリティを更新します。 |
Web サービスの詳細については、『PeopleTools: Integration Broker』製品ドキュメンテーションを参照してください。
サービス オペレーション - 一般ページ (IB_SERVICE) を使用して、付属のサービス オペレーションをアクティブにします。
ナビゲーション
画像: サービス オペレーション - 一般ページ
次の例では、"サービス オペレーション - 一般" ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

READY_FOR_LOAD および READY_FOR_TRANSMISSION
READY_FOR_LOAD および READY_FOR_TRANSMISSION サービス オペレーションに対して、[ユーザー/パスワード必須] および [アクティブ] チェック ボックスをオンにします。
WORKFORCE_SYNC
WORKFORCE_SYNC サービス オペレーションに対して、[アクティブ] チェック ボックスをオンにします。さらに、[メッセージ バージョン] フィールドの値が WORKFORCE_SYNC.VERSION_2 であることを確認します。
Web サービス アクセス ページ (WS_ACCESS_IB) を使用して、権限リストに対するアクセスを設定します。
ナビゲーション
"サービス オペレーション - 一般" ページで [サービス オペレーション セキュリティ] リンクをクリックします。
画像: Web サービス アクセス ページ
次の例では、Web サービス アクセス ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

HCCPFT1000 権限リストに対して、[アクセス] フィールドを [フル アクセス] に設定します。READY_TO_LOAD、READY_FOR_TRANSMISSION、および WORKFORCE_SYNC サービス オペレーションに対してこれを実行します。
サービス オペレーション - 一般ページ (IB_SERVICE) を使用して、付属のハンドラをアクティブにします。
ナビゲーション
画像: サービス オペレーション - ハンドラ ページ (READY_FOR_LOAD)
次の例では、READY_FOR_LOAD サービス オペレーションに関する "サービス オペレーション - ハンドラ" ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

画像: サービス オペレーション - ハンドラ ページ (WORKFORCE_SYNC)
次の例では、WORKFORCE_SYNC サービス オペレーションに関する "サービス オペレーション - ハンドラ" ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

READY_FOR_LOAD および READY_FOR_TRANSMISSION
READY_FOR_LOAD および READY_FOR_TRANSMISSION サービス オペレーションの付属のハンドラをアクティブにするには、各ハンドラの [ステータス] 列で [アクティブ]の値を選択します。
WORKFORCE_SYNC
WORKFORCE_SYNC サービス オペレーションに対して、FT_WorkforceSync ハンドラの [ステータス] 列で [アクティブ] を選択します。
サービス オペレーション - ルーティング ページ (IB_SERVICERTNGS) を使用して、ルーティング定義を追加します。
ナビゲーション
画像: サービス オペレーション - ルーティング ページ
次の例では、"サービス オペレーション - ルーティング" ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

WORKFORCE_SYNC サービス オペレーションに対して、[ルーティング名] フィールドに "WORKFORCE_SYNC_LOCAL" と入力し、[追加] ボタンをクリックします。ルーティング定義ページに移動します。
ルーティング定義ページ (IB_ROUTINGDEFN) を使用して、付属のルーティングをアクティブにします。
ナビゲーション
[名前] 列にあるルーティング ルールをクリックします。
画像: ルーティング定義ページ (READY_FOR_LOAD)
次の例では、READY_FOR_LOAD ルーティングに関するルーティング定義ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

画像: ルーティング定義ページ (READY_FOR_TRANSMISSION)
次の例では、READY_FOR_TRANSMISSION ルーティングに関するルーティング定義ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

画像: ルーティング定義ページ (WORKFORCE_SYNC_LOCAL)
次の例では、WORKFORCE_SYNC_LOCAL ルーティングに関するルーティング定義ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

READY_FOR_LOAD および READY_FOR_TRANSMISSION
READY_FOR_LOAD および READY_FOR_TRANSMISSION サービス オペレーションの付属のルーティングをアクティブにするには、サービス オペレーションのルーティングごとに [アクティブ] チェック ボックスをオンにします。
WORKFORCE_SYNC_LOCAL
[アクティブ] チェック ボックスをオンにして、WORKFORCE_SYNC_LOCAL ルーティングをアクティブにします。さらに、[送信元ノード] および [受信元ノード] フィールドにローカル ノードを入力します。
コネクタ プロパティ ページ (IB_ROUTINGDEFNCON) を使用して、ルーティング コネクタ プロパティを設定します。
ナビゲーション
ルーティング定義ページから [コネクタ プロパティ] タブをクリックします。
画像: コネクタ プロパティ ページ
次の例では、コネクタ プロパティ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

READY_TO_LOAD ルーティングに対して次のコネクタ プロパティを追加します。
プロパティ ID |
プロパティ名 |
値 |
---|---|---|
HEADER |
Content-Type |
text/xml |
HEADER |
sendUncompressed |
Y |
HTTPPROPERTY |
Method |
POST |
HTTPPROPERTY |
SOAPUpContent |
Y |
PRIMARYURL |
URL |
Fusion エンドポイント URL に対して使用する URL。 |
キュー定義ページ (IB_QUEUEDEFN) を使用して、付属のキューをアクティブにします。
ナビゲーション
画像: キュー定義ページ
次の例では、キュー定義ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

キューをアクティブにするには、[キュー ステータス] フィールドで [実行] の値を選択します。さらに、[順序不定] チェック ボックスがオンになっていることを確認します。FT_WEB_SERVICES と PERSON_DATA の両方のキューに対してこれを実行していることを確認します。
ノード定義ページ (IB_NODE) を使用して、ノード資格証明を更新します。
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画像: ノード定義ページ
次の例では、ノード定義ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

PSFT_FUSION ノードについて、[認証オプション]、[ノード パスワード]、[デフォルト ユーザー ID]、[外部ユーザー ID]、および [外部パスワード] フィールドの値が Fusion システムに対して定義されている資格証明と一致していることを確認します。
コネクタ ページ (IB_NODECONN) を使用して、ノード コネクタ プロパティを設定します。
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画像: コネクタ ページ
次の例では、コネクタ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

PSFT_FUSION ノードに対して次のコネクタ プロパティを追加します。
プロパティ ID |
プロパティ名 |
値 |
---|---|---|
HEADER |
Content-Type |
text/xml |
HEADER |
sendUncompressed |
Y |
HTTPPROPERTY |
Method |
POST |
HTTPPROPERTY |
SOAPUpContent |
Y |
PRIMARYURL |
URL |
Fusion エンドポイント URL に対して使用する URL。 |
WS セキュリティ ページ (IB_NODESECURITY) を使用して、ノード セキュリティを更新します。
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画像: WS セキュリティ ページ
次の例では、WS セキュリティ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
認証トークン タイプ |
[ユーザー名トークン] の値を選択します。 |
認証トークン タイプ |
このチェック ボックスがオンになっていることを確認します。 |