ナビゲーションに戻る

セルフサービス ページと電子メール通知の変更

このトピックでは、電子メール通知を送信するための事前設定と、以下の内容について説明します。

ePerformance では、セルフサービスのページに表示されたり、自動作成される電子メール通知に出力される標準のテキストが用意されています。これらのテキストは、テキスト カタログに格納されています。テキスト カタログのテキストを必要に応じて変更したり、ビジネス要件に合ったテキストを新しく作成したりすることができます。

電子メール通知とワークフロー通知が正常に機能するように設定するには、次の手順に従います。

  1. ワークリスト デフォルト設定ページを使用して電子メールを有効にします。

  2. システム ワークフロー ルール ページを使用して、作成者への通知に使用する方法を定義します。

  3. ユーザー基本設定の通知方法を定義します。

  4. 電子メール アドレス ページでユーザーの電子メール アドレスを定義します。

  5. ユーザー プロファイルのワークフロー ページで、ルート設定として電子メール ユーザーを選択します。

Application Fundamentals』「Configuring Self-Service Transactions[英語版] を参照してください。

ePerformance では、セルフサービスのページに表示されるテキストはテキスト カタログに格納されています。これらのテキストは、フィールド ラベル、ボタン名、リンク、ページ説明、警告などに使用されます。また、自動作成される電子メール通知の本文や件名としても使用されます。テキスト カタログでテキストを編集することにより、ページに表示されるテキストや電子メールのメッセージ テキストを変更できます。

テキスト カタログは、それを使用するアプリケーションごとに分割されています。各パーティションは、それぞれ異なる方法でデータを格納したり、データにアクセスしたりできます。ePerformance に属するテキスト カタログ アイテムにアクセスするには、"テキスト カタログの更新" 検索ページでオブジェクト オーナー ID に HEP と入力します。

以下は、ePerformance に適用される独自の設定です。

サブ ID

ePerformance のテキスト カタログ エントリは、記入票タイプ (パフォーマンスおよびキャリア開発) とビジネス目標ごとに区分されています。テキスト カタログ エントリを検索するには、次の表に示されている手順に従います。

サブ ID

説明

キャリア開発記入票

[サブ ID] フィールドに D と入力します。

パフォーマンス記入票

[サブ ID] フィールドを空欄のままにします。

目標 (ビジネス目標)

[サブ ID] フィールドに O と入力します。

ePerformance では、パフォーマンス記入票とキャリア開発記入票のエントリを格納および検索するために、これらのキーが指定されています。

フィールドまたはコントロール

定義

セクション タイプ

セクション定義ページで定義したセクション タイプのリストから、テキストを関連付けるセクション タイプを選択します。

記入者タイプ

ロール タイプ ページで定義したロール タイプのリストから、テキストが表示される評価の評価者のロールを選択します。

ユーザー ロール

あらかじめ定義されているシステム ロールのリストから、テキストを関連付けるシステム ロールを選択します。この適用条件は、更新や承認といった、ユーザーのシステム権限に応じてテキストを選択する場合に使用されます。

記入票ステータス

テキストに割り当てるステータスを、承認済従業員と共有キャンセル完了評価要素の定義評価進行中未処理承認保留通知、または進捗追跡から選択します。

進捗追跡サブ ステータス

テキストを関連付けるチェックポイントの数 (1 から 11) または F (評価要素の確定ステップ) を選択します。

システムでカタログからテキストを検索する際には、次のようになります。

  • セクション タイプ キーが記入者タイプよりも優先されます。

  • 記入者タイプがユーザー ロールよりも優先されます。

  • ユーザー ロールが記入票ステータスよりも優先されます。

  • 記入票ステータスが追跡進捗サブ ステータスよりも優先されます。

注: 適用条件を空白のままにすると、ワイルドカードとして機能します。適用条件がワイルドカードの場合、その適用条件の全ての値にテキストが関連付けられます。

ePerformance での記入票テキスト検索の例

たとえば、記入票の目標セクションを作成させるための指示メッセージを 2 種類定義するとします。1 つは従業員用のメッセージで、もう 1 つは管理者用のメッセージです。この場合、前述の 4 つの適用条件を次の表のように定義します。

テキスト ID

セクション タイプ (適用条件 1)

記入者タイプ (適用条件 2)

ユーザー ロール (適用条件 3)

記入票ステータス (適用条件 4)

進捗追跡サブ ステータス (適用条件 5)

任意の ID

目標

空白

従業員

空白

空白

任意の ID

目標

空白

管理者

空白

空白

最初に、適用条件 1 (セクション タイプ) が完全に一致するテキストが検索されます。適用条件の値 (ワイルド カードを含む) に一致するテキストが複数検出された場合、これらのテキストに対してのみ他の適用条件が確認され、最も一致するテキストが選択されます。この例では、両方のエントリのセクション タイプが "目標" であるため、適用条件 2 (記入者タイプ) が確認されます。ここでも同じロジックが適用されます。この場合、両方の値がワイルド カードであるため、両方のエントリに適用の可能性が残ります。次に、適用条件 3 (ユーザー ロール) が検索され、"管理者" に一致するテキストが検出されます。適用条件 4 が空白のエントリは、適用条件 3 に一致するエントリが見つからなかった場合に検索対象となります。同様に、適用条件 5 が空白のエントリは、他の 4 つの適用条件を使用して一致するエントリが見つからなかった場合に検索されます。

テキスト カタログのテキスト置換機能は、PeopleTools のメッセージ カタログの置換機能と同じ働きをします。実行時に PeopleCode 関数呼び出しで使用されるトークンの文字列を指定します。トークンは、テキストが記入票で使用されるときに、PeopleCode のパラメータの値に置き換えられます。

この機能を使用するには、PeopleCode の知識が必要です。置換トークンに異なる意味を持たせる、または順番を変えるなど、システムに用意されているテキスト ID を更新する場合は、その内容に合わせて、テキスト カタログの検索関数を呼び出す PeopleCode も変更する必要があります。というのは、この関数により、トークンの代わりに使用する値がコピーされるためです。

ePerformance によって用意されているトークンと、各トークンによって置換されるテキストは以下のとおりです。以下のリストから置換トークンを 5 つまでテキストに挿入することができます。

  • %1: 記入票タイプ テーブル (EP_REVW_TYP_TBL) の記入票タイプ。

  • %2: 名、姓の順でフォーマットされた従業員名。

  • %3: 従業員 ID。

  • %4: 評価期間開始日。

  • %5: 評価期間終了日。

  • %6: 評価期日。

  • %7: コンポーネント リンク。クリックすると該当する評価ページが直接表示されます。

  • %8: バックグラウンド処理で記入票が正常に作成された従業員のリスト。

  • %9: 記入票が作成されなかった従業員のリスト。

  • %10: フォーム作成メッセージ。実行されるプロセスのタイプによって、2 種類のメッセージのどちらが表示されるかが決まります。

  • %11: 管理者の名前。

  • %12: ePerformance の記入票に追加、更新、コピーまたは継承された項目のリスト。

次の表に、ePerformance で、自動作成される電子メール通知で使用するために用意されているテキストを示します。これは、送信する通知の宛先や差出人を指定します。ほとんどのテキストは、2 種類用意されています。1 つは -SBJ というサフィックスを持つもので、電子メールの件名に使用されます。これに対応するもう 1 つのテキストは -BDY というサフィックスを持ち、電子メール メッセージの本文に使用されます。記入票のステータス変更やアクション リクエストによって通知が送信される場合、自動作成される本文のテキストには、該当する評価へのリンクが出力されます。

テキスト カタログ ID

受信者

作成される条件

ADHOC-BASE-SBJ

ADHOC-BASE-BDY

管理者または従業員

評価要素の記入票からアドホック メッセージが送信されたとき。

ADHOC-MAIN-SBJ

ADHOC-MAIN-BDY

管理者または従業員

記入票の評価ページからアドホック メッセージが送信されたとき。

ADHOC-NOM-SBJ

ADHOC-NOM-BDY

多面評価の評価者の候補者

記入票の評価者の指名ページからアドホック メッセージが送信されたとき。

BASE-COMPLETE-SBJ

BASE-COMPLETE-BDY

管理者または従業員

管理者が進捗追跡 - 評価要素の確定ステップを完了したとき。

BASE-CREATE-SBJ

BASE-CREATE-BDY

管理者または従業員

管理者、従業員または ePerformance の人事部門担当者によってパフォーマンス記入票またはキャリア開発記入票が作成されたとき。

BASE-REOPEN-SBJ

BASE-REOPEN-BDY

管理者または従業員

管理者または従業員によって、(評価要素の定義ステップの) 評価基準が再オープンされたとき。

有効になっている場合、評価要素の定義ステップは評価プロセスの最初のステップです。

BASELINE-UPDMGR-SBJ

BASELINE-UPDMGR-BDY

管理者

管理者が評価要素の記入票に項目を追加したとき。

CHG-DUEDATE-SBJ

CHG-DUEDATE-BDY

管理者、従業員、および多面評価の評価者

ePerformance の人事部門担当者または管理者によって、記入票の期日が変更されたとき。

CHG-STATUS-SBJ

CHG-STATUS-BDY

管理者、従業員、および多面評価の評価者

ePerformance の人事部門担当者または管理者によって、記入票のステータスが評価進行中にリセットされたとき。この状況は、誤って次のステップに記入票の処理を進めてしまった場合に生じることがあります。

CHKPOINT-COMP-SBJ

CHKPOINT-COMP-BDY

従業員

管理者がチェックポイントを完了にしたとき。

CHKPOINT-SKIP-SBJ

CHKPOINT-SKIP-BDY

従業員

管理者がチェックポイントをスキップしたとき。

CREATE-MGRDOC-SBJ

CREATE-MGRDOC-BDY

管理者

ePerformance の人事部門担当者がバッチ処理を使用して記入票を作成したとき。

CREATE-ROLEDOC-SBJ

CREATE-ROLEDOC-BDY

従業員

ePerformance の人事部門担当者がバッチ処理を使用して記入票を作成したとき。

CRITERIA-APRV-SBJ

CRITERIA-APRV-BDY

管理者または従業員

評価要素の定義ステップが承認されたとき。

DOC-CANCEL-SBJ

DOC-CANCEL-BDY

管理者と従業員

ePerformance の人事部門担当者または管理者によって、記入票がキャンセルされたとき。

EE-ACKNOWLEDGE-SBJ

EE-ACKNOWLEDGE-BDY

管理者

従業員が評価面接の内容を受諾したとき。

EMPDOC-COMPLT-SBJ

EMPDOC-COMPLT-BDY

管理者

従業員が従業員評価を完了にしたとき。

EVAL-CANCEL-SBJ

EVAL-CANCEL-BDY

管理者、従業員、および多面評価の評価者

ePerformance の人事部門担当者、管理者、または従業員によって、記入票がキャンセルされたとき。

MGRDOC-COMPLT-SBJ

MGRDOC-COMPLT-BDY

従業員

管理者が管理者評価を完了にしたとき。

NOM-ACCEPT-SBJ

NOM-ACCEPT-BDY

管理者または従業員

評価者に指名された従業員によって、多面評価の評価者としての指名が受諾されたとき。

NOM-CANCEL-SBJ

NOM-CANCEL-BDY

被指名者

多面評価の評価者としての指名がキャンセルされたとき。

NOM-DECLINE-SBJ

NOM-DECLINE-BDY

管理者または従業員

評価者に指名された従業員によって、多面評価の評価者としての指名が拒否されたとき。

NOM-SUBMIT-SBJ

NOM-SUBMIT-BDY

評価者

多面評価の評価者としての指名通知が、被指名者に送信されたとき。

OTHDOC-COMPLT-SBJ

OTHDOC-COMPLT-BDY

管理者/従業員

多面評価の評価者が、評価者評価を完了したとき。

ROLEDOC-COMPLT-SBJ

ROLEDOC-COMPLT-BDY

管理者

従業員が評価の確認を完了したとき。

RQST-ACK-SBJ

RQST-ACK-BDY

従業員

管理者が評価を保留通知にしたとき。面接内容の公式な受諾を要請するメッセージが従業員に送信されます。

RQST-REVIEW-SBJ

RQST-REVIEW-BDY

従業員

管理者が管理者記入票のステータスを従業員と共有に変更したとき。

TP-REOPEN-SBJ

TP-REOPEN-BDY

管理者または従業員

管理者が (進捗追跡) 評価要素の確定ステップを再オープンしたとき。

評価要素の確定ステップは、進捗追跡ビジネス プロセスの一部です。有効になっている場合、これは評価プロセスの 3 番目のステップです。

TRANSFER-MGR-SBJ

TRANSFER-MGR-BDY

新管理者

人事部門のパフォーマンス管理担当者または管理者によって、記入票が新しい管理者に移管されたとき。

TRKPROG-SHARE-SBJ

TRKPROG-SHARE-BDY

管理者または従業員

進捗追跡ビジネス プロセスでコメントが共有されるとき。

以下の通知メッセージは、電子メールの本文テキストとしてのみ使用されます。

テキスト カタログ ID

受信者

作成される条件

MGR-FAIL-LIST

管理者

人事部門担当者によって管理者および従業員の記入票が作成されたが、作成されなかった従業員の記入票があるとき。このメッセージには、記入票が作成されなかった従業員のリストが出力されます。

DO-NOT-RESPOND

管理者と従業員

これは、全ての自動通知で使用されます。

ePerformance では、ビジネス目標のエントリを格納および検索するために、これらのキーが指定されています。

フィールドまたはコントロール

定義

階層方式

目標プラン ページで定義した階層方式のリストから、テキストを関連付ける方式を選択します。

セクション タイプ

目標セクション定義ページで定義したセクション タイプのリストから、テキストを関連付けるセクション タイプを選択します。

カタログからテキストを検索する際には、階層方式がセクション タイプよりも優先されます。

注: 適用条件を空白のままにすると、ワイルドカードとして機能します。適用条件がワイルドカードの場合、その適用条件の全ての値にテキストが関連付けられます。

ePerformance の記入票とビジネス目標では、テキスト置換の動作は同じです。ePerformance には、ビジネス目標で使用するために以下のトークンとテキスト置換が用意されています。

  • %1: 目標項目の変更日。

  • %2: セクション名のラベル。

  • %3: セクション レコード番号。

  • %4: セクション タイプ。

  • %5: 名、姓の順でフォーマットされた従業員名。

記入票のテキスト置換」も参照してください。

次の表に、ePerformance で、自動作成される電子メール通知で使用するために用意されているテキストを示します。これは、送信する通知の宛先や差出人を指定します。ほとんどのテキストは、2 種類用意されています。1 つは -SBJ というサフィックスを持つもので、電子メールの件名に使用されます。これに対応するもう 1 つのテキストは -BDY というサフィックスを持ち、電子メール メッセージの本文に使用されます。ビジネス目標のステータス変更やアクション リクエストによって通知が送信される場合、自動作成される本文のテキストには、対応するページへのリンクが出力されます。

テキスト カタログ ID

受信者

作成される条件

PUB-OWNERS-SBJ

PUB-OWNERS-BDY

ページ オーナー

目標ページがパブリッシュされたとき。

PUB-ORGAN-SBJ

PUB-ORGAN-BDY

組織

目標ページがパブリッシュされたとき。

TRANS-SUB-NEW

TRANS-NEW-OWNER

新規ページ オーナー

目標ページが新規オーナーに転送されたとき。

TRANS-SUB-OLD

TRANS-OLD-OWNER

旧ページ オーナー

目標ページが旧オーナーから他の人に転送されたとき。

CREATE-PAGE-SBJ

CREATE-PAGE-BDY

ページ オーナー

目標ページが作成されたとき。

SUBMIT-PAGE-SBJ

SUBMIT-PAGE_BDY

ページ オーナー

目標ページがパブリケーション用に送信されたとき。

CASCADE-OBJ-EE-SBJ

CASCADE-OBJ-EE-BDY

従業員

1 つ以上の目標項目が従業員のパフォーマンス記入票に継承されたとき。

CASCADE-OBJ-MG-SBJ

CASCADE-OBJ-MG-BDY

管理者

1 つ以上の目標項目が、管理者の直属部下のパフォーマンス記入票に継承されたとき。