ビジネス目標の設定について

ビジネス目標の概要

ビジネス目標の設定ページは、ePerformance 記入票の設定と同様のビジネス プロセスに従っています。パフォーマンスを定義するために使用される主な設定タスクは、ePerformance のインストール、記入票タイプ、セクション定義、およびテンプレート定義です。ビジネス目標に関する設定には、ePerformance のインストール、目標プランの定義、目標セクション定義、および目標テンプレート定義が含まれます。

権限リスト

目標機能をサポートするために、PeopleSoft によって「目標設定」と呼ばれる権限リストが作成されています。この権限リストには、目標プラン、目標セクション定義、および目標テンプレート定義の各ページが含まれています。この権限リストは、ePerformance 設定管理者ロールに追加されています。このロールは、select [HCM 基本設定], then select [製品/業務別定義], then select [ePerformance] で ePerformance に関する全ての設定を定義することを担当します。このロールは、このセクションで説明されている新しい設定ページへのアクセスを許可するために使用されます。

目標プラン

一般的に、組織は毎年ビジネス目標を定義しています。このプロセスは、新しい事業年度の開始前に、組織が新しい目標を設定することで開始されます。経営幹部が翌年の目標を定義している間に、管理者と従業員は今年の目標に関連するパフォーマンス評価を何度も入力しています。

複数の年度が同時に存在する場合があるため、年度ごとに目標ページが区別されます。目標プランは、ビジネス目標ページのさまざまな年度を区別するために、上位レベルの組織構造として使用されます。目標プランでは階層方式が識別されます。部門階層については、目標プランでは、特定期間の組織目標ページをツリー マネージャで作成された事前定義済みの階層にリンクするために必要なツリーも識別されます。

目標セクション定義

目標セクション定義ページは、目標プランを構成するさまざまなセクションを設定するために使用されます。このページで、セクションの名前とセクションのルールを定義します。セクション ルールは、月日の経過と共に変更される可能性があります。このため、このレコードには有効日があります。さらに、目標セクションにより、セクション、プロパティ (フィールド)、およびそのセクションに関連する属性で使用されるコンテンツ タイプが定義されます。定義された後、これらのセクションは目標テンプレートで使用されます。

目標テンプレート定義

目標ページのさまざまなレイアウトを定義するために、管理者は目標テンプレートを設定します。テンプレートで、管理者はそのページで表示および使用されるヘッダーとさまざまなセクション、およびセクションの表示形式 (long またはタブ付き) を定義します。テンプレートは、月日の経過と共に変更される可能性があります。履歴を保持するために、テンプレートには有効日があります。ただし、管理者がページの有効日付きのテンプレートを変更しても、そのページの定義は変更されません。テンプレートは主に、ページのコンテンツではなく、ページの構造とレイアウトを定義するために使用されます。